1947-11-25 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第39号
本税は終戰時の家屋の所有者に課税されるから、それらの該当者で近々半年前財産税納入の際物納した人々等には二重課税となるのであつて、又自分の家のみ所有しておるなら、或いは賃貸價格の数倍という税額は現有の物價からいえば大したことはないかも知れませんけれども、低い家賃で、廉い家賃で押えられた貸家を所有しておる人々、或いは働く能力とてなく、封鎖生活を余儀なくされ、その底も見えて來た年老いた人々、一家の支柱を失
本税は終戰時の家屋の所有者に課税されるから、それらの該当者で近々半年前財産税納入の際物納した人々等には二重課税となるのであつて、又自分の家のみ所有しておるなら、或いは賃貸價格の数倍という税額は現有の物價からいえば大したことはないかも知れませんけれども、低い家賃で、廉い家賃で押えられた貸家を所有しておる人々、或いは働く能力とてなく、封鎖生活を余儀なくされ、その底も見えて來た年老いた人々、一家の支柱を失
興業債券を第一封鎖にするか、第二封鎖にするかの問題、大體において第一封鎖にされるような御意向でありまして、そのために補償がそれだけ殖えるというお話ですが、大體第二封鎖の金額は、最初昨年封鎖をやつた場合に三百何がしですか、五十億ぐらいであつて、それが財産税納入を認めたために、本年三月末現在では二百二十三億になつておる。