2021-04-20 第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
社会保障における能力に応じた負担という考えは、財源調達面に限るのであり、生活リスクに直面してニーズが顕在化し給付を受ける段階で、自己負担率に差を設けることは、社会保障の理念にそぐわない。
社会保障における能力に応じた負担という考えは、財源調達面に限るのであり、生活リスクに直面してニーズが顕在化し給付を受ける段階で、自己負担率に差を設けることは、社会保障の理念にそぐわない。
財源調達面では、所得に応じて一律の保険料徴収ということが必要です。国民年金のような定額の仕組みというのは望ましくありません。 それで、保険料だけでは勤労所得に偏り過ぎるということであれば、また所得の低い人の保険料では十分な保険料が確保できないということでありますから、それに国庫負担というのを導入することは当然であるというふうに思います。
高い公債依存を続けることは、一、財政支出と財源調達面での負担との対応から、ともすれば放漫な財政に流れやすいこと、二、公債費負担の増大により財政の硬直化を招くおそれがあること、三、所得分配面に望ましくない影響を及ぼすおそれがあること、四、財政の弾力性を低め、フィスカルポリシーの機能を弱めるおそれがあること、五、財政の非可逆性により、経済が完全雇用に近づくときにインフレを生ぜしめるおそれがあること等の弊害
○長岡説明員 新東京国際空港の建設に、公団を設立いたしまして公団でこの事業を実施するということに方針をきめましたのは、先生御指摘のように、相当短期間に巨額の資金を要するというような点から財源調達面等に弾力性を持たせる必要がある。