2008-11-19 第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
それともう一点は、先ほどの高鳥委員の議論のときもそうでありますけれども、将来的には一元化なり、民主党さんは一元化、ほかの野党の皆さんはどうか、ちょっと私は詳細には承知をしておりませんが、少なくとも、独立方式ではなくて財政調整方式なのかわかりません、しかし何かを考えていらっしゃる。
それともう一点は、先ほどの高鳥委員の議論のときもそうでありますけれども、将来的には一元化なり、民主党さんは一元化、ほかの野党の皆さんはどうか、ちょっと私は詳細には承知をしておりませんが、少なくとも、独立方式ではなくて財政調整方式なのかわかりません、しかし何かを考えていらっしゃる。
その中で決まったのがまさに今に続いているわけでありますけれども、現行の個別制度の分立を前提として、制度間で財政調整を行おう、それが今の財政調整方式で、基礎年金とか出てきた、そういう流れになっているわけなんですね。
したがって、医療保険は分立した制度のもとでの財政調整、年金は一本化というのもどうも整合性に欠けるのではないかということでございまして、私自身は、数理部会の報告でいえば、財政調整方式が現実的ではないかなというふうに思っております。
それから、財政調整方式でいくということになりますと、これは制度はそれぞれ分立をしたまま調整をしていくということでございますので、制度全体の長期的な安定という観点からするとやや問題があるんじゃないか。
しかも、それは将来の一元化の際の財政調整の先取りとも言うべきものであり、財政調整方式のみ先行することは全く不当であります。しかも、こういった完全調整を被用者保険者側の十分な理解と納得を得ることなく強行することは、将来に重大な禍根を残すものと言わざるを得ません。
財政調整方式のみ先行させることは全く不当なことだと言えます。しかも、こういった完全調整を被用者保険側の十分な理解と納得を得ずして強行することは、将来に重大な禍根を残すことになると思います。 そこで、私は次のような考え方を示して、厚生省のお考えを伺いたいと思います。
そこで先生、先生の御論文の中で、小集団における管理メリットを重視すれば、そのメリットを生かしながら、制度間の高齢化率による負担の差を財政調整方式を基本として是正していく、こういうふうにお書きくださっている。その点から考えますと、どうも私は小集団としての管理メリットを生かすという意味で言うと、老人保健制度の案分率をどんどん変えていくということは大変問題があるんじゃないか。
実際問題といたしまして、このような考え方につきまして、橋本厚生大臣のときに橋本案として発表をいたしたわけでございますけれども、健保組合、健保連を中心として強い反対意見がございましたし、こういった財政調整方式のままでございますと、予防を含む総合的な保健医療制度というものができない、やりにくいという問題があるわけでございます。
完全別建ての制度がいいとか、あるいは財政調整方式がいいとか、いろんな構想が有識者の方々から提案をされてきたわけでありますが、今回政府がこれを全くの別建ての仕組みということで提案されたわけでございますけれども、考えられるいろんな構想、案の中から別建ての制度をつくった、提案をなさったという理由は一体何なのか。そこのところをお聞かせを願いたいと思います。
橋本私案は財政調整方式です。小沢私案も出た。それぞれ大臣をやめる最後に、かなり勉強した、議論した最後にそれぞれの案を出した。
したがって、残されたものとして先ほど申しました第三番目の選択肢を取り上げまして、さらにその場合に制度間の財政調整方式と年金制度を全面的に統合一元化する考え方を取り上げておりまして、結論としましては、将来の抜本的な対策としては国家公務員及び公共企業体職員グループの共済年金制度の統合一元化の方向を目指すことが適切であるという旨の提言を国鉄総裁あてに同研究会が行っておるのであります。
と申しますのは、かつて何回か出したということを大臣はいまおっしゃっておられましたが、今回の場合特にお聞きさしたいのは、いろいろ健保連の反対のありました財政調整方式、それから医師会のこぞって反対のありました再診料の一部負担、こういうようなものを全部削除して、対象を被保険者にしぼったような形で今回は提案されたのが健康保険法の一部改正法案であります。
それにします場合に相当の財政負担が要りますので、ここで保険料面におきましては財政調整をやりたいということで、財政調整方式を採用したいという点が大きな点でございます。それからこれは相当な議論を要すると思いますけれども、将来構想のほうにおいても議論していただきますけれども、当面実施すべき事項におきましても早急に意見をいただきたい。
これを抹殺してしまって、皆保険になったから全部の保険を統合したらどうかという有力な意見がございますけれども、われわれといたしましては、やはり発送してきた歴史的な条件を十分尊重しまして、現行の制度というものを一応たてまえにして、保険料負担なり給付が公平になるようにという点を考えまして提案をしておりまして、保険料負担の均衡をとる意味におきましては、財政調整方式という一つの方式をとっております。