1997-03-17 第140回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
財政経済学の理論的に、わかりやすく説明してくれませんか。財政赤字があると経済社会にはこんな悪い影響があるということをわかりやすく、その辺を歩いている人にもわかるように言うには、どう言ったらいいでしょうか。
財政経済学の理論的に、わかりやすく説明してくれませんか。財政赤字があると経済社会にはこんな悪い影響があるということをわかりやすく、その辺を歩いている人にもわかるように言うには、どう言ったらいいでしょうか。
しかし同時に、この欠点の方は、ともすれば一%の、GNP一%というのは何の一%だとか、決算期の一%だとか、それから政府見通しのGNPが出たときの一%なのかとか、そういった、ともすれば、どちらかというと財政経済学的な議論みたいな部分が非常に多くなってくる、そういったところが私たち欠点ではないか、それから防衛費の議論の内容に突っ込んでいかないところがあるのではないかと思います。
○国務大臣(金子一平君) 私は、財政経済的に見て、酒、たばこに相当の税負担をしていただくことによって、ほかのたとえば所得税、法人税等の負担がある程度軽くなるわけでございますし、そういう意味において、全体を総合しての財政経済学的な立場から言えば、当然経済効果を果たしてもらっているというふうに考えておる次第でございます。
○参考人(金子宏君) 私、経済学ないしは財政経済学の専門家ではございませんので、そういう点については非常に心もとないわけでございますけれども、まあ確かに私どもはふだんは気がつきませんけれども、いろいろ公共サービスの恩恵をたいへんに受けているわけでございます。それですから、それに対して税を負担する、これはまあ当然のことと言えば当然のことでございます。
このセリグマン先生は財政経済学の父と言われたかたであります。先生が私に対して、日本の国鉄が黒字であるということを賞して、「日本の外債を買つたよ」、こういうことを言われたことを私は記憶いたしておるのであります。日本の外債の信用は、そういうように戰前においては高かつたのであります。然るに戰後はどうであるか。