1957-03-06 第26回国会 衆議院 社会労働委員会 第18号
健康保険法の改正につきましては、私どもの団体といたしましては、政府の趣旨にありまするような財政空白の状況云々というような問題、さような面から取り上げられる以前に、私どもは三十年前の健康保険法というものは一応再検討さるべきではないか、さような意味で諸種の案を持っておるのでありますが、今回国会に提出されました改正保険法によりますと、ただいま数氏の参考人からお話がありましたように、徹底を欠く点はありまするが
健康保険法の改正につきましては、私どもの団体といたしましては、政府の趣旨にありまするような財政空白の状況云々というような問題、さような面から取り上げられる以前に、私どもは三十年前の健康保険法というものは一応再検討さるべきではないか、さような意味で諸種の案を持っておるのでありますが、今回国会に提出されました改正保険法によりますと、ただいま数氏の参考人からお話がありましたように、徹底を欠く点はありまするが
べら棒な高い利子で、辛うじて地方銀行からいろいろの手段、いろいろの方法で高い利子で間に合せの財政空白に対する処置をとつておりますので、これはもう枯渇してしまつて、今日明日は火の車も廻らんという錆ついた状態であります。
少くとも現在の地方財政の実態からいたしまして、この選挙費は、第一・四半期及び第二・四半期において、財政空白を補うために、短期融資二百九十億やつておりますが、その利子に該当するような厖大な金額でございます。
前国会におきまして地方税法案が不成立になるとともに、政府といたしましては、全国一万有余の自治体の財政空白に対するいわゆる緊急措置を実施いたしたのであります。御存じの通り、その内容は、平衡交付金の概算交付と、短期融資の放出でございます。
第三の点は、全国一万数千に上る自治体の財政の現状に対する限界でございますが、御存じの通り上半期の財政空白によりまして、六百十八億の平衡交付金は概算交付されております。そのほかに二百九十億という短期融資が放出されております。
然りといたしますれば、現在政府は地方自治体の財政空白を平衡交付金の大幅繰上げ支給と預金部資金の一時流用等で取敢えず賄つておりまするが、一方ではこれが又時期的に非常にずれて参りまして、地方財政の空白はますます甚だしくなつて参ると考えるのでありますが、こうなると結局更に中央資金の大量操作の余儀なきに至ります場合、政府はこれに如何なる方法と手段とをとらんといたしておるのか。
もしわが党の主張が通るならば、地方財政空白の折柄、一日も早く本法案の成立を望むものであります。断じて破壞的行動でないことは、五月二日、野党連合は、地方税法案否決の直後、現行法の提出をはからんとしたこと、地方財政空白に対する臨時措置として預金部資金と平衡交付金の繰上げ支給を政府に先んじて提唱いたしておるのであります。
次に地方税法不成立に伴うその他の三四項目について一括して申上げますが、前に申した通り、各市町村共地方税法不成立に伴つで財政收入の非常な違算を来たし、專ら平衡交付金の概算拂い、及び預金部などからの借入金によつてその財政空白事態を辛うじて切り抜けておる次第で、各種の継続事業は繰延の止むを得ない情況にあるのであつて、これらも地方の金詰りに一層の拍車をかけておることは見逃せない事実であります。
○立花委員 そういうお考えをお進めになるのはけつこうだと思いますが、実は政府の今までの地方財政空白に対する対策の問題でございますが、これが十分でなかつたということは、いろいろな困難が地方財政の上に生じておる。たとえば一つの問題をあげますと、すでに私どものところの兵庫県の芦屋市におきましては、職員の給料が払えないというような状態が起つております。こういう問題が現在すでに起つにおるのでございます。
そうしますと、先ほど鈴木説明員から御説明がありました通り、第二・四半期の地方財政空白に伴う緊急措置は、はつきりいたしましたが、第三・四半期以後、つまりこの税法がかりに来るべき臨時国会で成立した際におきまして、下半期の平衡交付金の配分の問題、あるいは起債の問題等は、あげて執行の、府であるところの地方財政委員会の專管になりますから、單に連絡をするという立場で具体的な決定に関与されるのかどうか、あるいは相当強力
先ほど岡野さんが言われたところによりますと、財政空白オンリーを理由にされたようでございますが、官房長官は国民多数の声を聞き、各党の正しい意見を勘案して修正したというりつぱな御意見を吐かれておつたが、財政空白のみの理由によつて修正されたか、あるいは官房長官の昨夜の討論会における言明のごとくであるか、これはいずれ法案の審議に入りました際において、十分御答弁願いたいと思いますので、一応御参考までに申し上げておきたいと
緊急質問をさせるかどうかは、この次官房長官を呼んで財政空白の問題を聞いて、それによつて緊急性がないかどうかを決定しようということだつたと思う。