1953-01-30 第15回国会 衆議院 本会議 第22号 歳出面におきましては、一般経費の節減に努めますとともに、防衛関係費の削減をはかり、またいわゆるインヴエントリー・フアイナンスの方式をとりやめ、余裕財源を経済力の増強と民生の安定とに振り向け、限られた財政文出のうちにおいて、あとうる限りその重点的配分と効率的活用に努めました。歳入面におきましては、従来とつて参りました減税の方針を維持し、さらに国民負担の軽減適正化を実現しているのであります。 向井忠晴