1973-08-30 第71回国会 参議院 運輸委員会 第26号
ですから、理解のある大蔵大臣が出ればワクは広まるかもしれんけれども、別の条件が出て国鉄までには金が出せないということになると、国鉄負担金というか財政支出金というものは減らされる、こういうことでは非常に不安定だという議論が昭和三十年ごろからあった。
ですから、理解のある大蔵大臣が出ればワクは広まるかもしれんけれども、別の条件が出て国鉄までには金が出せないということになると、国鉄負担金というか財政支出金というものは減らされる、こういうことでは非常に不安定だという議論が昭和三十年ごろからあった。
第四の修正点は、本法により貸付けを受ける経営資金の総額の限度は、原案では百五十億円と相なつておりますが、冷害対策に対する政府よりの財政支出金の総わくが、当委員会の十月二十付附帯決議の線よりも減少をみており、また家畜維持資金の貸付額も増加する予定でありますので、それらの諸点を勘案いたしまして、二百二十億円を妥当なる線と考え、さように修正をいたしたのであります。
○小林政夫君 これは直轄事業の場合にですね、国の財政支出金につけて地方が金を出すというような場合に、地方債で納めさせるわけですが、そのほかに例えば母子福祉対策等で、政府が地方公共団体に金を渡しただけ相当額の金を地方公共団体が付けて、母子福祉対策にする。例えば奨学資金に決定するというようなことになつて行く。
こういう絶好のチヤンスをとらえて、健全財政、姿のいい財政、しかもその財政支出金が生産方面に向うということがとり得るにかかわらず、これをとらないということは私は財政史上に悪例を残すと思う。私は予算の細目に向つてとやかく言いませんが、本年はぜひとも健全財政をとつてもらいたい、こう思うのです。昨年よりも一〇%以上予算規模がふえたが、この予算規模をふやす根拠、能力というものはどこにもない。
今年は昨年と同様に、大体財政支出金三億と新規償還金を二億とみて合計五億、従つて昨年度と同様の計画で出発しております。しかるに今年は引揚げの人数は、昨年よりはむしろ少いくらいでございます。年度途中において追加予算などで出すかということは、相当問題であるわけであります。しかしこれに対しては、私どもは現在の失業状況ということを考えた場合に、昨年度の引揚者はどうにかどこかに入つて生業を得られた。