2006-03-10 第164回国会 参議院 本会議 第6号
この結果、竹中ラインでは歳出削減議論が先行し、与謝野ラインでは消費税を含めた財政再建論議を重視しています。これでは、政府部内における認識が一致していないと言えるのではないでしょうか。谷垣大臣、そして竹中大臣、与謝野大臣の財政再建手法を是非お聞かせください。 これまで述べましたように、政府の特別会計改革や税制の改革はまだまだ不十分であります。
この結果、竹中ラインでは歳出削減議論が先行し、与謝野ラインでは消費税を含めた財政再建論議を重視しています。これでは、政府部内における認識が一致していないと言えるのではないでしょうか。谷垣大臣、そして竹中大臣、与謝野大臣の財政再建手法を是非お聞かせください。 これまで述べましたように、政府の特別会計改革や税制の改革はまだまだ不十分であります。
私は、これまでの財政再建論議に欠けていたのは、やはり公会計の制度改革の問題だと思う。これまで確かに議論がなかったのですよ。私なんか、一部は累積の債務の話はあるけれども、じゃストックの方はどういうふうになっておるのという提案はした。だけれども、そのストックの方はどうなっているんだという話とフローとの話が結びつきがなかったということ。
今回の予算についても、八十兆のうち、三十一兆の国債をそれに充てるというようなことで、一体全体、日本の国、これで本当に大丈夫かという議論があるのですけれども、債務だけが強調されて、国の資産を含めた総合的な財政再建論議というのがまだ本格的に行われていないわけでございまして、大臣、資産を含めた総合的な財政再建ということについて、国有財産の実態把握あるいは情報公開ということも含めて、まず所見を承りたいと思います
これだけの財産があって、これだけの処分を今後考えるとか、それは債務残高に対してどれだけの効果があるのかとか、そういうことが明確になっていないものですから、なかなか財政再建論議というものが、そういう意味で、相変わらず債務残高だけが新聞等でも強調されて、国民の不安をあおっている。
土光臨調以来、我が国の財政再建論議の中で、常に赤字国債ゼロの目標がいわば金科玉条として掲げられてきましたことは皆様御承知のとおりです。しかし、それが果たして今後本当に財政の健全化に役に立つのかということは、この委員会の参考人質疑等でも繰り返し指摘されたところであります。 諸外国を見渡しても、国のレベルで赤字国債と建設国債を区別して管理しているのは我が日本だけです。
今後、税制改革を進めるに当たりまして、また財政再建論議を進めるに当たりまして、直間比率を含め、消費税についての論議が相当多くこれから行われることになると思うわけであります。
○中川(正)分科員 財政再建論議が続いていくわけでありますが、言い方をかえれば、これは地方債にはあらわれてきておるとしても、いずれにしたって国がコミットしたいわゆる国の借金であることには違いないのだろうというふうに思うのです。
○粟屋委員 財政再建論議に関しまして、私は、国民的な論議を呼び起こす必要があると思っております。どうも国民の皆さん、財政再建といいましてもなかなかぴんとこない面が多いと思うわけでございまして、国鉄の債務が二十七兆とか二十八兆円、これがみんな国民の負担にかかってくるということについても、よくわからないというのが私は実情ではないかと思います。
そして最後に一点、長くなって恐縮でありますけれども、私は消費税率引き上げについて、なぜ財政再建論議との関係の中で行政経費削減を優先をすべきかというと、連日のごとく報道されているじゃないですか。そんな目先のつじつま合わせの、何%削減したからいいんだとかいう話じゃないんです。少なくとも、現在のむだな経費やらでたらめの金の使われ方やら、そういったことにどれだけの憤りを感じておりますか。
財政再建論議の真っただ中において、いかにして赤字縮減の基本方針に背反しないような予算を組むか、まさに内閣の腕の見せどころかと思いますが、大蔵大臣から補正予算編成の基本方針について御説明を願いたいと存じます。 次に、政府は平成九年度予算を財政構造改革元年の予算と位置づけ、公共事業の見直し、補助金へのサンセット方式の導入等を検討中と伝えられます。
私は、今申し上げましたように、財政再建論議、後世にツケを残さないという意味からすればこれはもう何が何でもやらなきゃいけない、しかしその一方で社会保障費というのはこれからますます増大していく、ならばこれを本当の意味で同意を得ていくためにはビジョンをある程度国民の前に示していかなきゃいけない、このように思うわけです。
○釘宮磐君 その経緯はよくわかるんですが、要するにこの財政再建という問題は、二百四十一兆円の国債を抱え、地方債その他の隠れ借金まで含めれば四百兆近くになるような今の財政状況を考えたときに、来るべき高齢化社会に向けてどういうふうな財政再建論議をしていくかということが今問われているわけですね。
まだほかにもあると思うのだけれども、そこら辺を明らかにしていただかないと、財政再建論議というのは成り立たないのです。大蔵大臣いかがですか。
これまでの国会論議におきましては、大蔵大臣もその点は強く否定をしてきておられるわけでございますが、この国会ほどいわゆる「増税なき財政再建」という言葉がこれまで以上に多く使われた国会もないのではないかというくらい財政再建論議が高まっておりますが、大臣の所見をお伺いいたしたいと思います。
しかし、やはり財政再建論議をやって、私が今言っておるようなことじゃないけれども、私が、この計画でいくと年度末が来ますと残念ながら五兆円ぐらいな歳入欠陥が出るのじゃないですか、これで翌年度の、その当時五十七年度の予算を組むということは大変これは問題がありますよ、こう指摘したのです。
だから私は、その意味においては、先ほども言ったように、財政再建論議は本音で議論をし合わないとそこにはあすへの再生産はないんじゃないか、こういったことを申し上げておることを念のために申し上げておきたいと思います。 そこで、財政再建の歳入面の、何といいますか、やはり増収を図ることを考えなければいかぬ。
(拍手) また、政府は、財政再建論議の手がかりとして「中期的な財政事情の仮定計算例」を提示しておりますが、このうち最も現実の財政の姿に近い一般歳出の伸び率が三%、赤字国債の借換債を発行するケースの六十年度予算と六十五年度の財政を比較してみますと、その結果は、仮に要調整額と言われる財政赤字が解消され、赤字国債の発行がゼロになったとしても、国債の総発行額、国債残高、国債費及びその一般会計に占める構成比
そのあたりはやはり経企庁は勉強してもらわなければいけませんし、大蔵省としてもそのあたりははっきりさせていただくことが、これからの財政再建論議でスムーズな協力を求めるゆえんではないか、こう思うのですが、両者の見解を聞かせてもらいたい。
したがって、正確な削減数字でなくてもよいわけでありますが、ある程度の幅があってよいし、将来その訂正があってもよいとは考えますが、財政再建論議の土台とたる基礎的資料、こういうものは当然つくられてしかるべきではないだろうか、そういうふうに思うのですが、総理から指示されて、少なくともシーリング決定までに提出されるというようなことをお計らいになりませんか。
最近の財政再建論議を聞いておりますと、実は財政再建論というものと経済再建論というものがどうも判然としないというか、その関係をもっと密接に論じていらっしゃる方がないような気がしてならない、これは私の偏見かもわかりませんが、そんな気がするわけであります。
ともかく、この場の国会の中でそれが提出されて、そして議論をしていくということにならない限りは、この財政再建論議はできないと思うのですよ。 大臣の先ほどの御答弁は、早急にというお話でございましたけれども、どのあたりを指していらっしゃるのか、お考えを伺いたいと思います。
大蔵大臣、財政再建論議でうちの藤田委員でしたか、国債の償還問題で中断しまして、理事会協議という場面があった。その理事会に事務当局、主計局長においで願いまして、いわゆる審議を促進する責務のある理事同士ではどう対処したらいいかということを論議したところへ山口さんに来てもらいまして、償還計画はあると。これはあるのです。法律にちゃんと書いてあるから、計画も何もない、人為的にはできないのだ。