2021-02-25 第204回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
財政の持続可能性というのを確保していかないかぬわけなので、債務残高の対GDP、国民総生産というものを、将来に向けて破産することがないようにしておくためには、債務残高GDP比というものは政府としても安定的に引き下げていくという、これは、財政健全化と言われるものに、私どもとしては、基本はそこが一番なんだと思っております。
財政の持続可能性というのを確保していかないかぬわけなので、債務残高の対GDP、国民総生産というものを、将来に向けて破産することがないようにしておくためには、債務残高GDP比というものは政府としても安定的に引き下げていくという、これは、財政健全化と言われるものに、私どもとしては、基本はそこが一番なんだと思っております。
繰り返しになりますが、現在のところ、市場では大量の国債が低金利、安定的に消化されておりますが、市場は、これまでも大丈夫だからといって、明日以降も大丈夫という保証はございませんし、財政運営に対する市場の信認が失われないようにするためにも、今後も、国と地方が車の両輪のようになって、責任を分かち合って、協力して経済再生と財政健全化を進めていくということで、方針をしっかりやっていきたいというふうに思っております
財政運営に対する市場の信認が失われ、過度なインフレや悪い金利上昇を通じて国民生活に多大な影響を与えないためにも、また、将来にわたり社会保障制度を持続可能で安心できるものとするためにも、二〇二五年度のプライマリーバランス黒字化目標等の達成に向け、経済再生と財政健全化の両立をしっかり進めていく必要があるというふうに考えております。
今、新型コロナウイルスの危機に対して十分な財政出動をできるのは、少なくとも、今まで日本の政府が財政健全化に向けたこういった努力をしてきたからこういうことができるんだと私は思っております。そして、現在の新型コロナウイルスの状況を考えると、今年度の予算あるいは補正予算で行っている、又は来年度の予算で今審議いただいている行おうとしている相応の財政出動というのは、不可欠なものだと考えております。
今、具体的なことを申し上げる状況ではないということは、先ほど、コロナ禍への対応がまず第一だということでありますけれども、しかし、そうしたことと、それをまず第一に取り組みながらも、先ほど申し上げた成長志向型の経済政策を進めて、まず経済再生、これをしっかり図っていく、そういった中で、財政の無駄等を排しながら財政健全化に向けた取組をしっかり進めていくことが、あるいは、財政改革を通じて財政の健全化を進めていくことが
成長志向型の経済政策を進め、経済再生に取り組むとともに、財政健全化に向けた取組も並行して進めていく必要があると考えております。
○麻生国務大臣 今御指摘があっておりました、いわゆる財政健全化への道筋などを法律によって担保すべき、簡単に言えばそういうことを言っておられるんだと思いますが、財政健全化について、今アメリカの例を引いておられましたけれども、アメリカは、私が知っているこの七、八年の間に、少なくとも、両党でうまく話合いがつかず、私たちがワシントンにいる間に、国立博物館閉鎖、消防士の給料停止なんて何回も起きていますな、ルール
先日の委員会でも事務方からお答えをさせていただいたとおりでありますが、御指摘の意見書は、二〇〇二年、平成十四年に、日本国債の格下げの理由についてより客観的な説明を求める中で、格付会社がデフォルトとしていかなる事態を想定しているのか説明を求めたものでございまして、日本の財政健全化の必要性を否定したものではもちろんありません。
政府は、財政健全化の当面の具体的目標といたしまして、二〇二五年度プライマリーバランス黒字化及び債務残高対GDP比の安定的な引下げを掲げております。 そういう意味で、この量的な目標、プライマリーバランスというフローでいきますと、赤字幅を圧縮し、黒字側に持っていく、あるいは黒字幅を拡大させていくという方向に向かっていくというのは定量的に申し上げられると思います。
ただ、やはりこういう状況でございまして、まずはこの収束、コロナ禍の収束を第一義と考えますと、むしろそこは、財政健全化という分かりやすい表現、国民の皆さんにも分かりやすい表現にすること自身は大きな問題ではない。むしろ、日々の努力といいますか、実効性をどうやって保っていくか、こちらの方がより重要だろうというふうに考えております。
財政健全化の上でも重要な論点だと思いますね。ただ、問題は中身なんですね。 はっきり言えば、消費税を二〇%、三〇%上げて歳入増を図って、歳出削減は社会保障をばっさり切って、プライマリーバランス黒字化になりましたというのも、これもプライマリーバランスの黒字化なんですよね。
ですから、プライマリーバランスという言葉が今度財政健全化になったらどこが違うのかとか、言葉の定義さえもなかなか分かりにくいので、できれば分かりやすい言葉を統一する。プライマリーバランスで皆さん頑張りましょう、そういうような国民への呼びかけという気持ちは忘れてはいけないんじゃないかなというように思います。
政府の現在の財政健全化目標たる二〇二五年度のプライマリーバランスの黒字化及びこれと同時に債務残高対GDP比の安定的な引下げを行うことと同一か否か。そして、仮に同一だとするならば、なぜ、そのとおり条文に書き込まずに曖昧な表現にしたのか。以上三点につき、明確にお答えください。
引き続き、二〇二五年度のプライマリーバランスの黒字化等の達成に向けて、これまでの歳出改革の取組を継続し、経済再生と財政健全化の両立を図ってまいります。 こうした中、最近における国の財政収支が著しく不均衡な状況にあることに鑑み、令和三年度から令和七年度までの間の財政運営に必要な財源の確保を図るため、これらの年度における公債発行の特例措置を定めることとし、本法律案を提出した次第であります。
○国務大臣(麻生太郎君) 階議員から、将来のリスク、二〇二〇年度のプライマリーバランス、財政健全化の意味、二〇二五年度のプライマリーバランスの黒字化目標、政府と日銀の関係、日銀の経営、予備的調査、新型コロナ対策の予算に関する特別会計の設置等々について、計八問お尋ねがあっております。 まず、将来のリスクについてのお尋ねがありました。
これも今、本田先生、質問の中でも取り上げていただきましたけれども、現行の特例公債法の下、五年間にわたりまして、まずは社会保障関係費の実質的な伸びを高齢化による増加分に収めるなど、歳出の目安に沿った予算編成を行ってきましたほか、歳入面でも、消費税率一〇%引上げにより後代への負担のツケ回しを軽減するなど、着実に財政健全化に取り組んできました。
一方で、新型コロナへの対応により足下の財政状況が悪化する中で、市場の信認を維持していくためには、経済財政と併せて、財政健全化の両立をしっかり進めていくことが重要と考えております。 引き続き、内外の経済動向や諸外国における財政金融政策を注視しつつ、経済財政運営に万全を期してまいりたいと考えております。
続きまして、先ほど過去五年間の総括につきまして伺いましたので、この度の本改正案が成立しました場合の政府としての財政健全化に向けて、今後はどのように進めていくおつもりなのか、抱負を聞かせていただきたいと存じます。
また、経済再生なくして財政健全化なしとの基本方針の下、着実に民需主導の成長軌道に戻していくとともに、政策効果の高い歳出への転換を徹底し、財政健全化につなげてまいります。 コロナ危機は大変厳しい試練ではありますが、その一方で、テレワークの浸透や地方移住への関心など、未来に向けた芽も出始めております。こうした動きを後戻りさせず、新しい成長につなげてまいります。 一つは、デジタルニューディールです。
財政当局として、日本の財政健全化の必要性を否定したものではございません。 このことを申し上げた上で、私どもとしては、日本国債が購入されているのは、日本の財政運営に対する信認が前提となっているというふうに考えてございます。したがって、年々厳しさを増す財政状況に鑑みれば、仮に市場の信認を失う事態が発生すれば、金利の上昇を通じて、市場からの資金調達が困難となる可能性も否定できないと考えております。
発行根拠を設けるというのがこの法律の基としてありますけれども、議員御指摘の財政規律というものにつきましては、これまでの、現行のいわゆる特例公債法の下で、社会保障関係費の伸びというものを高齢化による増加分に収めるなど、歳出の目安に沿った予算編成というのを行ってきておりますほか、歳入面を見ましても、消費税率の一〇%の引上げに伴いまして、後への財政の負担、ツケ回しはしない、減らすなど、政府としてそれなりに財政健全化
将来世代のための財政健全化に向けた姿勢やプライマリーバランスの黒字化目標は、新型コロナ対応により更に財政状況が悪化する中で、市場の信認を維持すること、少子高齢化など新型コロナ以前からの構造的な変化の中で社会保障等の持続可能性を確保すること、いざというときのリスクに備えて政府の対応余力を確保すること、こうした観点から重要であると考えております。
国、地方の税源配分については、国と地方の財政健全化や地方団体間の財政力格差などへの配慮も必要と考えております。 今後も、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に取り組みつつ、地方の行政サービスをできる限り地方税で賄うことができるよう、地方税の充実確保に努めてまいります。 次に、特別自治市について御質問をいただきました。
いずれにせよ、国、地方の財政健全化目標の実現という観点を踏まえつつ、今後も国と地方が協力して健全化を進めていくことが重要であると考えております。(拍手) ―――――――――――――
そのため、二〇二五年度の国、地方を合わせたプライマリーバランス黒字化目標等の達成に向け、経済再生と財政健全化の両立をしっかり進めていく必要があります。 臨時財政対策債は、国と地方が地方の財源不足についての責任を分かち合う観点から、地方の借金として発行しているものであります。地方の財政状況の悪化については、今後とも、国と地方が協力をして健全化に努めていくことが重要であると考えております。
日本みたいな立派な大国にあって、全然、いや、財政健全化をやりたいという人もいるのは分かるけれども、少なくとも現時点では全く余裕、まあいいや、その論争をするつもりはないが、少なくとも一千数百兆の借金がある中で、八十五兆を地方におっかぶせておく合理的理由はないと思うんです。発射台も、発射台、制度が始まったときにもその理由は埋め込まれていない。
また、財政健全化の旗も降ろさず、プライマリーバランスの黒字化や債務残高対GDP比の縮減という目標を旗印として、歳出歳入両面において改革を進めていきます。 そうした考え方の下、二〇二五年度の目標達成を目指して経済財政運営を進めていきます。その上で、骨太の方針に向けて、そこではしっかりと議論していきたい、このように思います。
その上で、経済あっての財政との考え方の下に、成長志向型の経済政策を進めて経済再生に取り組んでいくとともに、財政健全化の旗も降ろさず、今回の対応が将来世代の負担になることがないように、歳出歳入両面においてしっかり改革を進めていきたいと思います。
そうじゃなくて、改めて、今年の骨太の方針の中では、財政健全化はどうするかということは示さなければいけないんじゃないでしょうか。 二〇二五年度は私は無理だと思いますので、具体的に、大甘な見通しじゃなくて、きちっとした財政健全化の道筋を示すために、何年度までに黒字化するということをしっかり掲げることが責任ある態度だと思いますけれども、御認識をお聞かせいただきたいと思います。
現在のところ、市場では大量の国債が低金利かつ安定的に消化されておりますが、将来にわたって国債の信認を維持するためには、財政健全化の目標を放棄することはできません。 経済あっての財政との考え方の下、当面は感染症対策に全力を尽くし、また、成長志向型の経済政策を進め、経済再生に取り組むとともに、今後も改革を進めてまいります。
経済財政運営と改革の基本方針二〇二〇等を踏まえ、二〇二五年度のプライマリーバランスの黒字化目標等の達成に向けて、引き続き、これまでの財政改革の取組を継続し、経済再生と財政健全化の両立を図ってまいります。 次に、令和三年度予算及び税制改正の大要を御説明申し上げます。
政府の財政健全化目標でありますいわゆるプライマリーバランスの黒字化というものを、これは類似の問題意識もあるんですが、補正予算を含めました決算を反映したSNAベースで構成することにいたしております。
特に今年は非常に多額に上ったこの特例公債の追加発行というものを抑制すべきと、できるだけの対応を取るということで、財政健全化に関わる政府の姿勢を示す意味でもということを必要であると考えて、特例的な対応として本法案を提出させていただくことにしました。これだけ出ちゃえば、あと五千億大したことないだろう、七千億大したことないだろうとか、いろいろな御批判はありました。
年明けから行われている緊急事態宣言の影響であったり、税収回復の遅れなどを想定すると、二〇二〇年代の財政健全化を可能とするこのシナリオは余りにも現実と懸け離れているのではないか。 二〇一二年末の第二次安倍政権以降、次年度の当初予算編成期にまとめられた見通しでは、実績が見通しを上回ったのは二回だけです。成長率見通しは政府が税収を見積もる基礎データで、実際の税収が下振れするおそれがあります。
質疑は、補正予算の特徴及び編成の基本的考え方、財政健全化目標見直しの必要性、財政投融資の活用策、雇用調整助成金の財源確保策、緊急事態宣言の発出時期と解除の見通し、GoToトラベルが感染拡大に与えた影響、ワクチン接種の円滑な実施に向けた取組、医療提供体制の現状及び病床、人材の確保策、生活困窮者を始め社会的弱者への支援の充実、マイナンバーカード普及、活用の方策、東京オリンピック・パラリンピック開催の可否
○白眞勲君 非常に意思が重要だということだと思うんですけれども、財政健全化の目標というのを、プライマリーバランスの黒字化と今大臣おっしゃいましたが、これはやっぱり見直すとか取り組む計画検討すべきだということは今考えていらっしゃいますでしょうか。
この法律、今かかっている法律につきましては、財政健全化は必要だとは思いますけれども、しかし、万全な措置を、しっかりと対応策を取るということにおいて賛成するということを申し上げて、私の質問を終わります。 ありがとうございました。
もう時間が押しておりますので早速質問に入らせていただきますが、通告しておりました最初の二つの質問、財政健全化に関する質問は、既に海江田議員そして階議員との議論の中でおおむね出てきておりますので、そこは私からも意見を述べさせていただくにとどめます。
また、財政面につきましては、安定的な財源確保の取組もございまして、税収がバブル期を超え過去最高を記録いたしますとともに、新規国債発行額を、当初予算ベースでございますけれども、約十二兆円縮減をさせるなど、財政健全化に一定の成果を上げてまいりました。 委員の御発言にもございましたとおり、この一年間、新型コロナによりまして経済財政は大きな影響を受けてございます。