2011-11-22 第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
しかも、その次のページ、十三ページ目をごらんいただきますと、イタリアというのは今金利が高くなっているように見えますが、日本だって、財政プレミアムをこれ以上続けてしまいますと、金利は上がっていきますよという絵でございます。金利が上がって、しかも、我々は累積債務が非常に大きいので、そうなってくると、イタリアの二の舞になることは確実でしょうということなんですね。
しかも、その次のページ、十三ページ目をごらんいただきますと、イタリアというのは今金利が高くなっているように見えますが、日本だって、財政プレミアムをこれ以上続けてしまいますと、金利は上がっていきますよという絵でございます。金利が上がって、しかも、我々は累積債務が非常に大きいので、そうなってくると、イタリアの二の舞になることは確実でしょうということなんですね。
先ほどのプレゼンテーションの十三ページ目、軽く飛ばしてしまいましたが、長期金利は名目成長率と財政プレミアムで説明ができます。これから財政プレミアムというのはどんどん乗っていくんですね。名目成長率は余り上がらないと仮定しましても、財政プレミアムはどんどん乗っていくと仮定すれば、どこかの時点で必ず長期金利は上がっていってしまうと思わざるを得ないんですね。
なぜならば、国債金利といいますものは、実質経済成長率プラスインフレ率プラス財政プレミアム、財政の信認の部分によって国債金利というものは動くわけでございますので、財政のサステーナビリティーというものを向上させ、国民が国債というものに信認を置けば、おのずと長期金利は安定し市場は安定する、そういうことでございまして、それを何か人為的に、日本銀行が買い取ることによってそれを操作するというようなことは考えてはいけませんし