2004-03-18 第159回国会 参議院 総務委員会 第3号
そこで、大幅な経費節減などの自助努力や借換債などの財政テクニックをフルに活用して、どうにか三百億円を捻出いたしました。それでもまだ三百三十一億円が不足しております。そのため、大事なへそくりである財源調整基金の取崩しや新たな借金とも言うべき財政健全化債まで発行して何とか埋め合わせをしたというのが現状です。
そこで、大幅な経費節減などの自助努力や借換債などの財政テクニックをフルに活用して、どうにか三百億円を捻出いたしました。それでもまだ三百三十一億円が不足しております。そのため、大事なへそくりである財源調整基金の取崩しや新たな借金とも言うべき財政健全化債まで発行して何とか埋め合わせをしたというのが現状です。
もっと悪く言えば、マクロの国民経済、財政の全体システムというものを見るよりも、自治省と大蔵省の両省の財政プロがいわゆる財政テクニックを駆使した無責任な先送りの財政だと、一言で言えばそう言わざるを得ないと思います。 何度も何度も地方交付税の改正あるいは地方財政計画を見せていただきましたけれども、地方財政についてはもうパターンが決まっているんですね。もう毎度おなじみのやりくりですよ。
○寺崎昭久君 先ほど来、日本銀行の資金による出資、資金拠出にこだわって質問しておりますけれども、その理由というのは、法律の解釈あるいは財政テクニックによって、本来日本銀行の資金に頼るべきではない内容までも日銀に持ち込んではならないと、持ち込むとまさに日銀の本来の一番大事な貨幣価値の安定という機能が損なわれる心配があるんではないかということからでございます。
○寺崎昭久君 減税と公債の関係はぜひその範囲にとどめていただきたいと思っておりますが、なぜ私がこういう質問をしたかといいますと、大蔵省はいろいろ財政テクニックを駆使されるわけです。例えば平成七年度予算においても、建設国債を発行してその分NTT事業貸付金の繰り上げ償還をさせるということで財源をつくっております。
そこで、現場の方では財政テクニックというのですか、そういうのを駆使しまして、まず、四十億円の減税分のうち、今回の九五年度の予算案ではまず二十七億円分だけ起債する。残りの十三億については内部留保でやりくりするんだと。財政調整基金等もありますので、何とか借金が残らないような形でやっていきたいということで予算を組んだようであります。ただ、財政難ですから、内部留保といってもそれほど余裕があるわけではない。
そういうことを考えてみますと、この際、大蔵省も財政テクニックで何とかするということではなくて、国民の前に何もかも包み隠さず財政の事情を披露して、その上でどうするのかという提案を率直になさったらいかがでしょうか。それが政府、大蔵大臣の責任というものじゃないでしょうか。
総理がすぐれた民主主義者であるならば、この国の主人であり国政の究極的決定権者である国民を愚弄するにも等しいこのような財政テクニックを用いるべきではありません。総理の所見を伺いたい。 第四点。政府は、今回の特例法による約七兆円の国の債務について、これらの債務はすべて平成八年度以降において是正されるべきものであると述べています。
さらにそれが、たまたま消費税収入がふえて、六兆円の予算に対して八兆円とか九兆円になっていった場合に、全部で二十兆円の社会福祉予算であったわけですから、では消費税の増収分は一般会計に繰り入れてくれるかというと、そんなことしないじゃないか、福祉目的税であるからには仮にそれが増収になっても全部福祉に使われるのだ、そういうことは困るというふうなことを言うわけですけれども、これは財政テクニックの問題であって、
もし一兆円というものを維持するためにこういう財政テクニックを弄することが許されるとするならば、この予算を何も一兆円にしなくても、九千五百億でも、あるいは九千三百億でも立ちどころにできるのであります。でありますから、一兆円々々々ということを言うならば、正常なるところの予算運営、正常なるところの財政運営のやり方をして一兆円におさめなければ無意味だと思う。