1947-09-26 第1回国会 参議院 商業委員会 第7号
併しながら今までの理化学研究所の從來の経緯、それからできるだけ民間の意向というものも、それを盛り上がるようにし、そうして又余り予算とか何とかいう國の財政関係に拘束を受けずに、相当自由奔放に研究を進めて行くというためには、國立研究所であるということによりも、むしろやはり從來の姿の、民間の機構として残した方がいいのじやないかというようなことから、先程大臣から御説明申上げましたような意味で、例の戰爭補償金
併しながら今までの理化学研究所の從來の経緯、それからできるだけ民間の意向というものも、それを盛り上がるようにし、そうして又余り予算とか何とかいう國の財政関係に拘束を受けずに、相当自由奔放に研究を進めて行くというためには、國立研究所であるということによりも、むしろやはり從來の姿の、民間の機構として残した方がいいのじやないかというようなことから、先程大臣から御説明申上げましたような意味で、例の戰爭補償金
尚、明日各種の公團法につきまして、農林、商業及び財政金融の連合の懇談会がありまして、そうしてそこで農林及び大藏、それから安本の各責任者を呼びまして、そうしてそこで更に情勢の変化があつたということを、頻りに新聞やラジオで傳えておりますから、政府もこれに対する考え方が可なり変つた筈でありますから、それについて更に懇談をする必要があるというので、懇談会を催したいという昨日財政金融の小委員会で、そういう議が
その問題は繰返して申し上げますように、豫算の問題だと思いますが、これに對しては私は赤字財政やむを得ないと考えておるのであります。
併しながら現在の國の財政状態その他を考えまして、先ずこの辺で不十分ながら止むを得ないのではないかというように考えを以ちまして、この予算をお願いした次第でございます。
從つて十五万円を二十万円に直したときにおいて、やはりその標準によりまして、金額を計上するということも一應考えたのでございますが、何分にも國の財政経済の状況等から考えまして、先ずこの金額程度を以て、つまり十五万円基準による十五倍、乃至十倍という金額を以ていたす方がいいのではないかということから、この予算を計上いたしました次第でございます。
○小笠原政府委員 現在のいわゆる特定郵便局制度は、御承知のように明治初年日本に初めて新式郵便制度が實施せられた當時におきまして、その明治初年における明治政府の財政状況から勘案されまして、多數の郵便局を全國に速やかに普及させるためには、とうてい直轄してやるだけの當時の財政状況が許さなかつた模様でございます。
ほかにもこの種の希望せられておりますところの土地との權衡の問題、つり合いの問題が一つございますることと、もう一つは、現在の通信事業の財政状況は御承知の通り非常に苦しい状況でございますので、本年度におきましては、積極的な擴充というようなことになりますものは原則としてできるだけ差控えまして、現在の施設を維持し、そのサービスを改善するという方面にできるだけの重點を注いでいきたいと考えております關係もございますので
理論上は特定郵便局は存在すべきものではなく、直接政府がやるべきものであるというふうに思いますけれども、しかし現在の足もとをながめてみますと、ここに莫大な經費を要し、今日の日本の財政上一擧にこれを改めるということがとうてい不可能でありますがゆえに、この特定郵便局としていけない點、すなわち、局長がその局員を採用する上において、また、地方の特定郵便局において多々見受けることがありますが、局長の威令が行われていないというようなことを
————————————— 本日の會議に付した事件 國家公務員法案(内閣提出)(第五四號) 國家公務員法の規定が適用せられるまでの官吏 の任免等に關する法律案(内閣提出)(第五八 號) 決算委員會、勞働委員會、財政及び金融委員會 連合察査會開會の件 —————————————
なおこれは決定的なものではありませんが、財政、全融の委員會との關連は、まだ財政金融の委員長と正式に話合いをしておりませんので、後刻話合いの結果あるいは同時に連合審査をお願いする方が適當であるかもしれぬと思いますので、これもあらかじめおふくみおきを願つてご了承願います。 なお本法案の中には附則において臨時人事委員を十月一日より設置することに政府原案がなつておるのであります。
明日十時から勞働委員會と財政及び金融委員會との合同審査になりますから、私も財政及び金融委員の一人でございますが、情勢適應原則が話題の中心になりと思います。それで國會の定める手續ということの範圍、ちよつと御腹案がございましたらお示しを願えれば結構だと思います。
しかし行き方といたしましては、その事業の面につきましては、他の一般車業会社に対する指導なり研究の斡旋なりということを本来の建前にしてまいりまして、どこまでもその中心は基礎的な研究におきまして、その基礎的な研究をあくまで今後進めていきます上においての経費その他の財政上の問題を賄つてまいるという趣旨で、広い意味での事業といいますか、詳しく申せば最初申したような考え方に基きまして事業としてまいるという趣旨
そういう財政になつておるのである。そういう経済になつておるのである。こういう衷情を訴えて、暫くの御猶予を願つて、そうして今は小出しにしておるが、必ずその小出しの線を活して、大出しにして社会施設の徹底を図つて行きたい。そうしてお待ちになつておりまする多くの方々の御協力を仰いで、希望達成に進んで行きたい。
総理大臣は、日本の困つておる台所を國民は知つて貰いたいというお話がありましたが、こうした大水害或いは前議員の多々おつしやつた通り、社会事業を積極的にやつて貰いたいということは、國民は協力をいたすのでありまして、例えば財政上困ると総理大臣はおつしやいますけれども、電燈に税金を掛けても百億円くらいの税金は一ヶ年に上がります。農地に税金をかけましても、百億以上の税金は上がります。
尚小川君より財政上の問題についていろいろの御進言がありまして、十分これは研究しつつあることでありまして、御意見のあるところを汲み取つて今後の施策の上にも檢討いたしたいと存じております。
これは今まで決算と勞働委員會にかかつておつたわけでありますが、さらにこの問題は同時に金融財政委員會とも關係がありますので、これらの委員會が三つ一緒になつて明日午前十時からこの部屋で連合審査會を開くことになつておりますから、委員各位の御出席をお願いしたいと思います。 それではきようはこれをもつて散會いたします。 午後零時十六分散會
こういう面に對して國内のタバコ工場をにわかに設置できないというような事情は、財政的な面からであるか、機械設備や資材等が非常に制約されておるという面にあるのか、その點を伺いたいと思います。
○石原(登)委員 こういうタバコが拂底している時分に、おいしいアメリカのタバコがはいつてくる、あるいは他國タバコがはいつてくるというのは、個人的には非常に喜ばしいことでありますが、日本の今日の財政の立場、特に財源の立場から申しましても、タバコから得るところの益金は非常な大きな面をもつておる。
ついででありまするが、これらの新円階級に対しては、犠牲の公平という点に鑑みましても、また健全財政樹立のためにするところの財政收入の増加の点より見ましても、的確にこれを把握いたしまして、重税をこれに課するということは、喫緊の必要事であると存ずるのであります。
而してこの失業手当法の適用範囲でございますが、これも立案の過程におきましては、單に失業保險の被保險者に限定しませず、もつといわゆる失業者全部の失業手当を適用したらどうかという意見もありまして、いろいろ檢討したのでございますが、財政上の理由が主とした理由でございます。
○大池事務總長 國政調査要求の方は、財政及び金融委員長から復興金融金庫の業務内容を調査したいという要求が出ておりますが、これを承認するかしないか……。
○後藤委員 私もただいまの御意見に同感でありまして、勞働立法は勞働委員會にかけ、財政に關する案件は財政金融委員會に附託するという御意見に贊意を表します。
政府は明治三十五年に國語調査委員會を設けまして、小規模ながら、以上のような題目について研究調査に取りかかつておつたのでありまするが、その仕事がようやく緒についた大正二年に、財政貧困の理由でこの機關を廢止しております。
ただ將來いろいろ財政的にこの運動に對して政府から適當なる指示をするということについては、今、にわかに御囘答ができないのであります。ここに一應印刷物の中にもありますように、いろいろこのために音樂會などをやつて基金の募集をせられる場合に、政府の方からそれを後援するというような形をとる、それ以上の事は御囘答できないと思います。
またやらざるを得ないというような状態でありますけれども、何しろ國の財政、また現今のように資材の非常に不足の折柄、大體資材とにらみ合せて、このくらいのものなら消化し得るのじやないかというような點で、御趣旨の點はあなたと同じような考えをもつておるのでありますが、そういうことに制約されて比較的初年度において工費が全體の額から見ると、少いじやないかという御批判はごもつともと思います。
なお復舊費の補助の總額につきましては、やはり東北と同じような方法で、縣の財力いかんを見比べて、私どもとしてはやはり從來の規定にあります通り、三分の二というものは當然復舊に對する補助をいたしますし、それ以上の高率につきましては、いわゆる財政援助という方法によつて、この復舊費を援助し、補助したい。
しかもこの課税の額は、現在のもじ網等の生産の状況からみまして、わずかに四百萬ないし五百萬程度の小額のものでありまして、國の財政の面からみれば、微々たる収入にしかならない。しかも、その結果するところは消費大衆に及ぶというような事情にございますので、この點からもじ網等に對する課税はいかがかと思うのであります。
ところがその翌日、その日いよいよ財政金融委員会の方には託されたということを聴き、實に驚いたのであります。驚いてこの實情を調査してみましたところ、衆議院の方では、實務総長、議事課長等に会つたのですが、これは法規上すでに皆さん御承知の通り、議長が運營委員会と相談して、適當と認むる委員会に権限をもつてかけることになつておるからと、こういう御返事でありました。
しかるに該法案は、一昨日本委員会との約束を裏切りて、突如財政委員会に付託に相なりました。すなわち去る八月三十日、冨吉政務次官、新井貿易庁次長より特に私に会見を申し込まれ、貿易資金特別会計法一部改正法律案の國会提出が決定し、商業委員会において、休会明け早々に審議していただきたい旨依頼があつた。
本問題に関連してこの際皆さんにお諮りいたしたいのでありますが、財政金融委員会に付託になつた貿易資金特別会計法の一部を改正する法律案は、本委員会の所管たる貿易に関する事項と重大関係があるので、衆議院規則第六十條により財政金融委員会と連合審査会を開きたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○政府委員(小坂善太郎君) この法案は衆議院において、衆議院の財政及び金融委員會に諮つたのでありますが、これを可決して頂くに際しまして、字句の修正がございましたので、一應御説明申上げておきます。
これは今までのように、政府の財政資金によつてすべて依存してやつて行こうということは、預金を助長することにならぬというので結局終戰後二年經ちましたけれども、この際新しい生活基準を一つ立てよう。そうして新らしく國を再建するのだ。そんな氣持で國民が各各自分の金を出して、その金で以て政府が必要なる産業を興して行く。國民が國を動かして行く。
預金を奬勵してそうして、大きな希望を以て國家の健全財政を作る上からということて預金を奬勵します。その預金者に對して親切ということを政府は考えておるか。預金者は預金した金が有效に産業に、國家の健全財政に働きをして貰えれば預金者も滿足することだ。併し預金をしたが今度その預金が預金をした當時の購買力よりも何倍も少ないものになつてしもう。
財政法第三條はまだ適用されていなけれども、この法の制定された趣旨をよく理解されて、私は歳出の問題——豫算案を出す前に、政令において專賣益金その他の問題を取扱うという政府の一存でやられるよりも、この新しき財政法の趣旨をよく政府が理解されて、豫算案とともに歳出歳入の問題を國會に提出する。
かりに財政法第三條が施行されましてそれが適用されないという場合がありましても、十分事前に國會の方々に連絡をして、よく話し合つていくという態勢は、やはりとるべきものだと思つております。
○島田委員 もう一つ、先ほどの財政法第三條の問題ですが、これはまだ施行されておりませんが、將來も專賣價格の改訂につきましては——長官の先ほどの御説明によると、タバコの値上げとかいう問題につきましてはデリケートな問題であつて、國會の議決、あるいは法律によることが困難なようなお話ですが、困難な理由がもしはつきりわかるようなら御説明願いたいと思います。
しかし現在の物價の體系がしばらくこの状態でまいるのでありまして、今これに根本的な改訂を加えるわけにもまいりませんし、また補給金の問題をここでもち出してみましても、財政的の見地からおそらく非常に困難であろうと存じますので、現在の許されておる價格體系の範圍内におきまして、この價格差をできるだけ縮めるという方法を考え、今おおむねその案を實はつくつておる次第であります。
次には、今回の出水害が地方財政に及ぼす影響はきわめて甚大であります。すなわち今回の災害によつて、おそらくは免税その他のために、地方財政というものは極度に窮迫するでありましよう。現在までの地方財政ですら——特に東北・北陸のように、毎年のごとく水害に見舞われて、ほとんど財政窮乏その極に達しておりますところの地方自治体におきましては、とうてい今回の災害復旧の能力をもつておりません。
それから地方財政の負担と國庫の負担との点であります。先ほども申し上げましたように、すでに都あるいは府縣におきまして、決議をもつて費用を定めておられるところがあるのであります。これはすでに申し上げましたように、金融の面でとりあえず手当をする、こういうようにいたしたいと思うのであります。
財政及び金融委員長北村徳太郎君。 ————————————— 〔北村徳太郎君登壇〕
それから負擔金の問題等につきましては、もちろん政府の苦しい財政の點はよくわかりますが、それ以上に民間事業も苦しい經營の實情にあるということと、なお被保險者であるところの勞働階級も、これまた今日の生活面においては非常に苦しい状態にあるということをよくお考え願つて、さらにこの點についても意見をあとで述べたいと思います。
第二の點は、負擔の分擔の點にお觸れになつたのですが、前田さんの御意見によると、政府が事務官のほか四割もつ、こういうことですが、これは前田さんすでに御指摘の通り、國の財政上からして一應十五億という失業手當、さらに失業保險については今のところまだはつきりきまりませんが、大體その程度になるだろうと思う。
國の財政が許すことであれば、こういうことはできるだけ早くやりたい。しかし先ほど申しましたように本案のごときは、外國の例を見ても非常に弊害を起しておるところもあつたのでありますから、そういう點運用の場合において、政府としては十分御注意を願わなければならぬことだと思うのでありまして、失業保險をもらつておつて、やみ商賣に没頭するというような者が必ず出てくるのであります。