1947-10-18 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第1号
○北村委員長 これより經濟力集中排除法案について財政及び金融委員會、商業委員會竝びに鑛工業委員會との連合審査會を開きます。 まず本案につきまして政府の説明を求めます。本日は和田國務大臣が出席せられるはずでありましたけれども、突然關係方面に呼ばれまして、相當時間が長くかかるらしいので、佐多政府委員がみえておりますから、佐多政府委員より説明を求めます。
○北村委員長 これより經濟力集中排除法案について財政及び金融委員會、商業委員會竝びに鑛工業委員會との連合審査會を開きます。 まず本案につきまして政府の説明を求めます。本日は和田國務大臣が出席せられるはずでありましたけれども、突然關係方面に呼ばれまして、相當時間が長くかかるらしいので、佐多政府委員がみえておりますから、佐多政府委員より説明を求めます。
昭和二十二年十月十八日(土曜日) 午前十時四十一分開議 出席委員 財政及び金融委員長 北村徳太郎君 理事 島田 晋作君 理事 中崎 敏君 理事 梅林 時雄君 理事 早稻田柳右エ門君 理事 葉梨新五郎君 理事 吉川 久衛君 赤松 勇君 川合 彰武君 川島 金次君 河井 榮藏君 佐藤觀次郎君 田中織之進君
そうかといつて、今あなたのお話のように五千圓では少いから、三倍の一萬五千圓にせよということは、今のわが國の財政状態から少し無理ではないかと思いますが、今度の八億が通過すればあるいは七千圓から八千圓になりはせんか。
そういうふうに七月一日以後の退職者に限つて恩給が自然増額するような處置をとつて、過去の恩給者をそのままにすえおくか、あるいはまた七月一日以後の退職者につきましても一應前通りの恩給支給水準において恩給を支給するようなふうの處置をとつておくかの問題につきまして、いろいろ研究いたしました結果、その當時におきまするところの國家の財政の面、また恩給の増額をいたしますれば恩給類似の制度でございますところの共濟組合制度
牧野文部大臣が單科大學に昇格を約束されたかどうかは、私は承知いたしませんが近く新しい大學に轉換いたします際に有力な候補者になるであろうということは、想像できるのでありますが、御承知のように今囘は高等專門學校、官立だけでも數百のものを處置いたさなければならないのでありまして、それについて今日の國家財政經濟上の條件から申しますと、どの學校をどういうふうにするということを、あらかじめ私見を申し述べる自由はございません
ただいま御説明のありましたことは、十分理由あることと私ども考えておりますので、文部省といたしましては財政經濟上許す限りにおいて、御趣旨に副うようにいたしたいと思つております。 —————————————
父兄は寄附の割当に、町村は財政の不安に、生徒は校舎や教科書に悩み抜いておるのであります。 しかしながら、この無理も、眞理と眞実とを尊重し、平和と人道とに徹せる國家の成員たるべき、世界市民的日本人育成ということにあるのでありまして、その画期的大英断であると認めますときに、この無理を是認し、これに深い意義のあることを肯定するものであります。
何分にも現在の財政状態では、思う通りの施策を十分行うことができないということは、はなはだ遺憾でありまして、この問題については、田口君自身も十分に御了承のことと思うのであります。目下、戰後の財政を立て直して、ほんとうに産業復興ができるような素地を一日も早くつくりたいと考えているのであります。大体のめやすがつきましたならば、積極的に國民生活に関する部面に向つて乗り出したいと思つております。
大体電力関係当局の希望といたしましてはやはりできるだけこれを電力施設の改善とか、そういう方面を向けるように希望しておりますが、併しこれは一應財政の枠内に入りますので、そちら方面との交渉如何によつてどういうふうにこれが向けられるかということは、まだ全然確定しておりません。ただ財政当局の方も、この收入の性質上できるだけそういう希望は考えて入れてやるということは申しております。
○小委員外委員(塚本重藏君) 今のお話で住宅復興金庫のような何か復案がすでにあるようでありますから、これは一つ委員会でも議する必要があり、財政上の問題は別途として、この委員会でそういう方を一つ審議したいと思うので、お示しを願いたいと思います。
○説明員(小林秀彌君) 住宅復興金融金庫のようなものにつきましては、以前からこれを立案いたしまして、財政当局としばしば何囘も相談をいたしておるのでございますが、非常に残念なことには、只今の國の財政金融状態から考えまして、現在その余裕がないということで実現の形になつておりません。
今年度は三百万円で工事をやつておるのでありますが、只今お話の通り物價高や何かでいかほども工事が伸びておらず、今年度中に予算を二千万円ほどの増額をして貰いたいという御希望でありますが、財政の都合がありまして直ちにそこまで希望に副い得ないのでありますが、先般單價増に伴いまする予算の追加ということが或る程度ありましたので、重点的に吉井川も取上げまして、若干は單價増の場合の追加予算を考慮した次第であります。
併しながら非常に最上川自体が重要河川でありまして、最近の工事の状況からいたしまして、勿論放つては置けない川でありますので、今後國庫財政の状況とも睨み合せまして、十分調査いたしました上、できうる限り全部を直轄施行区域に編入いたしまして御希望に副い得るようにしたいと思つております。
それから從來のような——これは從來もあまりなかつたのでありますが、ともかく寄附金によつて理化學研究所の財政をどうこうするというような、寄附金は今後とうてい期待することはできない。實際現在においても、そういうことは事實としてございません。
そこで一つ政府委員側に伺つておきたいのは、御承知の通りきようこの同じ時間に經濟力集中排除法が財政金融とわれわれの商業委員會と鑛工業委員會において審議されつつある、諸般の情勢よりして幾多の修正は見越されるかも知れないが、おそらく通さなければならない、それはこの理化學研究所に對してG・H・Qよりの要望があつた、その要望の線を考えてみても、およそ經濟力集中排除法というものが通過するだろうことはわかる。
○米澤政府委員 先ほど助産施設、乳兒院その他の豫算の御質問があつたのでありますが、この法律は附則にもあります通り、初めから大體全面的に一時に施行できないというわれわれの考えでありまして、一部施行の建前で進んでおりましたので、こういういろいろな施設の實施ということにつきましては、これはいろいろないきさつもありますし、また地方財政との關係もありますので、これは新年度から計畫をもつて十分折衝したいと考えておるのであります
そういうことになりますると、とうてい日本の財政の現状から見て、これがただちに實施できようとは思つておりません。しからばどういう方面からこれに手をつけるかということについても、今私は研究しております。
今日財政收入を上げるために、税務官吏が第一線において働かなければならないのに、旅費の支給さえも殆んどないとか、非常な少額の旅費しかないというために、徴税上大きな手落ちがあるように聞いております。こういう点を勘案しまして、税務官吏に対しては特にこの一時手当の支給についてお考えを願うことを要求いたしたいと思います。こういう希望を申述べて置きます。
本日の問題となつております東亞経済懇談会の補助金もそうでございますが先ず補助金の決定の際に、大藏省と各省とが非常に細かい資料に基きまして、職員が何人おるか、事業がいかなる規模で行われて、いかなる仕事を年間にするかという詳細なる資料を、折衝いたしました上に初めて決定されるものでありまして、補助金の額、その支給の範囲ということは今日におきまして非常にルーズになる氣遣いは先ずないと思われるほど現在の財政状態
出席政府委員 法制局長官 佐藤 達夫君 大藏政務次官 小坂善太郎君 委員外の出席者 議長 松岡 駒吉君 副議長 田中 萬逸君 事務總長 大池 眞君 ————————————— 本日の會議に付した事件 會期に關する件 今會期中における委員派遣に關する件 商業委員會竝びに財政金融委員會
すなわちわれわれの言う健全財政、從つてまた健全金融を維持する建前というものは、厖大なる豫算編成やむなきかと見られる状態の前に、崩れるやも知れずというようなことが懸念されましたので、われわれとしては、この際拙速をやつてはいかぬ、あくまでわれわれの主張をねばり通そうという氣持でいろいろと折衝してまいりましたわけであります。
それに対しまするところの政府の答弁、或いは仁科博士の答弁によりますると、國立にすると、予算上、財政上の見地から、いろいろの拘束があつて、今日の財政面その他の関係から、國の援助には却つて限度があるのであつて、研究の使命を果すと同時に、必要な経費は自分で賄うという体制にするのが現在では適当である。
一面地方公共團體に委任せる国政事務處理のための経費の財源に對する措置及び地方公共團體の長に委任した國政事務に關する手數料の徴收等に關する規定を整備するととに、いわゆる起債自由の原則を認め、ただ現下の情勢に鑑み當分の間從來の制度を存續する建前といたしまして、財政自主權をさらに強化するとともに、その保障を厚くしたのであります。
第一に、地方公共團體に對して國の事務を、いわゆる團體委任いたします場合、これに要する經費の財源について必要な措置を講じ、もつてその財政の過重な負擔を避け、財政自主權の保障を厚からしめることとしました。また國の行政機關が地方公共團體の財産または營造物を使用するときに、當該團體の議會の同意がある場合のほかは、必ず國庫においてその使用料を負擔すべき旨を明らかにいたしたのであります。
それがやがて原價の騰貴を來してその赤字埋めを政府において負うとするならば、それは財政の負担となり、また一般國民の負担となる。もしくはそれをやらないで、いわゆる受益者負担ということにしてコストをカバーするために値上げをするとするならば、消費者においてはそれがために値段を上げられるというようなことになつて非常に苦痛である。
内閣提出の経済力集中排除法案は、財政及び金融委員会に付託せられております。この法案は本委員会所管に関係する部門が相当多く、また商業委員会にも関係いたしておりますので、財政及び金融委員会、商業委員会、及び本委員会の三委員会で連合審査会を開いてはいかがかという打合せをいたしておりますが、右連合審査会を明後十八日午前十時より、この第十三委員室において開催することに御異議ございませんか。
数字のことをここで申上げることは憚りますから、これは一つお許しを願いたいと思うのでありますが、あなたの仰せになりましたように、二十五億円というような金は我が國現下の財政状態から見まして、そこまでには手が届くまいと思いまするが、関係方面と折衝いたしておりまするから、金額が決まりますれば、今の五千円ということが相当額引上げられることであろうと思います。
なおこの際お諮りをいたしたいことは、経済力集中排除法案に關し、財政及び金融委員會と連合審査を開きたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
これは財政上許されます限り二十三年度におきまして、実現するように努力して参りたいと考えております。 それから八木漁港につきましては、これは請願にもありますように、八戸港と宮古港の中間における避難港としても十分その役目はあると思いますが、具体的の計画につきましては、今後多少檢討を要する点があるかと考えております。
これは最近この國庫財政の関係上幾から低率になりまして、只今では四割の補助ということに相成つております。從いまして漁港の場合で申しますと、四割が國庫補助であります。残りの六割の内、大体府縣と地元の受益者というもので半々の負担をいたしまして工事の実施に当つている次第であります。
なぜそういうことであるかというと、今もつて追加豫算が出ておらないうちに、次から次へ追加になるようなものが續々現われてくるということは、國の財政の上から考えましても、はなはだ面白くない現象なんです、こちらにも何十億、こちらにも何十億ということで、追加豫算がまだ決定しないということになると、國家財政というものが立たない。
なお財政上の立場からいたしまして、前渡金の問題であります。
ただ國の財政その他の關係から、これは當然消費者に對する非常手段としてとつた結果起つた赤字であるから、消費者に一部負擔をしてもらうという方法が、最も合理的ではないかということで、こういうことに結論をつけたのではないかと思います。あなたの御主張のような方向にとることの方がこういう赤字の場合には最も妥當ではないかと思います。