2005-07-29 第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第10号
特殊法人改革、財投改革だとおっしゃるんですけれども、一番効率的な財投改革、特殊法人改革は、財投機関そのもの、特殊法人そのものを見直していくということなんですね。まずはきちんと会計報告をさせるということではないですか。それで不公正とか非効率の原因を探っていくと。多くの方たちは、天下り、ファミリー企業の問題ではないかというふうにおっしゃっているわけですね。
特殊法人改革、財投改革だとおっしゃるんですけれども、一番効率的な財投改革、特殊法人改革は、財投機関そのもの、特殊法人そのものを見直していくということなんですね。まずはきちんと会計報告をさせるということではないですか。それで不公正とか非効率の原因を探っていくと。多くの方たちは、天下り、ファミリー企業の問題ではないかというふうにおっしゃっているわけですね。
繰り返しになりますが、財投機関そのものの見直しを政府としてきちんとしていただいた上で、郵便貯金のお金をどういうふうに使うのかとか、それからユニバーサルサービスが本当に実現できるのかどうか、そのことを勘案した上で、是非、民営化するのかしないのか、改めて議論していただきたいと、そういうふうに思います。 質問を終わります。
そこで、総務大臣にお伺いいたしますが、今回の、私は、小泉さんの発想がそもそも間違っているのは、まずきちんと財投機関そのものの、政策的にですね、どのぐらいの規模なのか、必要なのか不必要なのかということの議論をきちんとした上で、財投債はどのぐらい発行しなきゃいけないんだと、そしてその上で郵貯なら郵貯のお金をどの程度融資していかなきゃいけないのか、そこに立っていかなければいけないと思っていますが、今の議論
財投改革の流れの中でどうなったのかというと、財投機関そのものが、財投機関そのものが財投機関債を発行できることになりました。そして、財投機関債を発行できないところは自然淘汰されるんだというのがあの当時の財務省の説明でございます。
○国務大臣(宮澤喜一君) 以前にこの案件を御審議いただきましたときに、財投機関債というものを考えましたゆえんについては申し上げまして、一つの合理化努力ということを申し上げたわけでございますけれども、その折にもいろいろ御議論がございましたように、果たして財投機関債といったようなものがどれだけ市場に受け入れられるだろうかという、まさに、いわばこれは格付をもらって出るわけでございますので、財投機関そのものは
だから、今問題にされようとしているのは、どうも財投機関そのものが危ないんではないのか、あるいは財投機関そのものがもうこういう入り口のものは外して、民間の市場から財投債か何かを出して、その財投機関ごとにいわゆる評価をしてもらってそこで資金調達をしないと、ここは危ない状態が続いているんじゃないか、将来返せない問題が起きるんじゃないか。
財投機関は、国の政策目的に沿って事業を実施する公的な機関でございますので、財投機関そのものがディスクロージャーを行うということは私どもも必要だというふうに考えているところでございます。透明性をできるだけ確保すべきだというふうに思っております。
○米沢委員 運用部資金を本当に有利、確実に、安全にという運用をする場合の大前提は、そういう意味で財投機関そのものの行革ですね。そして特に特殊法人等については厳しい見直しをやっていただきたい、こういう注文をつけざるを得ないわけであります。
資金運用部の国債引き受けの問題もそうでありましょうし、郵便貯金の肥大化の問題もそうでありましょう、あるいは財投機関そのものの非効率的な運営といった問題もあるわけでありまして、こういう面を踏まえまして抜本的に財投を見直すというのが、この産投会計に株の配当を使わせるというときにはやはりあわせて議論すべきことではないかと思われます。 以上四点、手短に意見を述べさせていただきました。(拍手)