2018-03-22 第196回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
しかし、その後も財務省は最強官庁として予算を配分をし、そしてこの最近の支配、財務省支配と言われるものは、非常にステルス的であります。ソフトなんですね。それだけではない。非常に政治的である。 政治学の教科書を読みますと、政治の世界で人を動かす要素は三つだと書いてある。まず、利益の供与だ、象徴の操作だ、そして脅迫だというわけであります。
しかし、その後も財務省は最強官庁として予算を配分をし、そしてこの最近の支配、財務省支配と言われるものは、非常にステルス的であります。ソフトなんですね。それだけではない。非常に政治的である。 政治学の教科書を読みますと、政治の世界で人を動かす要素は三つだと書いてある。まず、利益の供与だ、象徴の操作だ、そして脅迫だというわけであります。
それは財務省支配だという意見もあるかもしれませんが、それは様々な見方があって、そこはなかなか中村さん、一方が絶対正しいということは私はないというふうに思っているということです。
○国務大臣(安住淳君) これは、財務大臣がこういうことを言うと、何か財務省支配だって怒られるので、私がどうこう言える立場じゃありませんけれども、私や先生の言っていることは十分復興庁も関係都道府県の皆さんも今回は分かっていただいているんだと思います。
また、二〇〇六年にこの「財務省支配の復活」という本を出されている。私も、これをよく読ませていただきました。 その中では、財務省に対して、厳しく批判しておられます。三位一体改革について、例えば、十六兆円強の地方交付税の半分近くをカットしようという意気込みは尋常ではない、国の取り分を確保するために地方交付税を削減しようとするものであれば本末転倒と断じています。
それで、これは大臣がいらっしゃらないかと思っていたので、五十嵐副大臣にと思って用意した最後の質問なんですけれども、五十嵐副大臣は、かつて「大蔵省解体論」や「財務省支配の復活」という財務省に関係する御著書を著されています。今まさにその財務省の大臣に次ぐナンバーツーになられて、一年近くがたたれたわけでございます。
その中で、財務省支配が強まったんではないかというお話でございますが、これは閣僚懇やいろんなところでも私たちは活発に議論をしています。そこも聖域ではないと。今までの積み上げ方式で査定というものをやっていく、そして各省の予算をクリップ留めしたものを予算だという、そういうやり方ではなくて、まさに政治主導で大胆に、例えば地域が疲弊していれば一兆一千億交付税を増額すると、これは政治の意思なんです。
このように、客観的事実として見れば、いわゆる財務省支配と呼ばれるような、硬直化した人事制度そのものは旧大蔵省、財務省の人事支配によって行われていると言えるのではないか、このように見受けられるわけであります。 そこで、これは与謝野財務大臣、済みません、細かな通告をしておりませんが、お聞きいただいていて、こうした状況についてどのようにお感じになられますでしょうか。
そこで、甘利大臣にお尋ねしますが、この中にやはり財務省からの出向も含めたこうした陰の支配というようなことを懸念されるわけでありますが、これはもちろんこれからの議論だと思いますけれども、こうした財務省支配をいかに排除するか、あるいはそのようにとられないような仕組みというのを甘利大臣自身はどのようにお考えでしょうか。これも端的にお願いいたします。