2010-02-19 第174回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
負債対策、酪農家においての借入金の実態とその対策について伺いたいと思います。 これ、平成二十年の酪農・畜産個別経営調査の結果によりますと、酪農経営においては飼料価格の高騰等により酪農家一戸当たりの農業所得は一六・五%減の四百十九万円まで下がったと、こういうふうなことであります。
負債対策、酪農家においての借入金の実態とその対策について伺いたいと思います。 これ、平成二十年の酪農・畜産個別経営調査の結果によりますと、酪農経営においては飼料価格の高騰等により酪農家一戸当たりの農業所得は一六・五%減の四百十九万円まで下がったと、こういうふうなことであります。
私は、だから根本的には、融資対策ももちろん両輪で必要なんだけれども、むしろウエートは負債対策にどこまで国費を使えるかということを真剣に考えないと、この二兆円の酪畜の産出額は、先ほど来議論ありますように、もう完全にシャットアウトされるということになろうかと思いまして、そのことがまたそのまま食料自給率につながっていく話なんで、そのところでやっぱり情を入れてやってもらわないと困るんで、いや、うなずいているだけじゃなくて
ただ、関連対策みたいなものは、負債対策も併せて、それぞれの経営、個々に着目をしながら、精緻にやっていかねばならないのではないかというのは先ほど風間委員にもお答えをしたとおりでございます。
○国務大臣(石破茂君) 私はずっと以前からこの負債対策というのをどう考えるか、北海道というのはいろんな条件は恵まれているわけですよね。気候にしてもあるいは地形にしても、酪農をやるのにはかなり向いた地域だと思っております。
今、農地のいわゆる制度の改革に際して、こういう、この基本計画では余り前面に出ていませんけれども、いわゆる負債対策、これについてはどのように光を当てるのか、そこのところを、この際お聞きしておきたいと思います。
○政府参考人(白須敏朗君) 全体として、大変今状況として厳しい状況にあるという中で、私どもといたしましても、この軽種馬生産に係る負債対策といたしまして、営農負債の借換えのための農協資金の農業経営負担軽減支援資金でございますとか、あるいは不慮の災害によります営農負債の借換えのための公庫資金、農業経営維持安定資金でございます。
○小平委員 負債対策がしっかりされることによって前に進んでいきますので、ぜひ効果あるように政府の取り組み方を強く要請しておきたいと思います。 ところで、WTOに関して少しく触れておきたいのでありますが、外務省もお見えになっていますね。よろしいですね。
○小平委員 まだこれら負債対策関係は緒についたばかりですから、これからの取り組み方いかんでもって大きく変わってくると思うのですね。かつてM資金、あの不条理な、使いづらい、借りづらい制度の改善方に努めたのでありますから、これが有効裏に受け入れられていくように、いろいろと改善しながら努力していっていただきたいと思います。
○紙智子君 次にしようと思っていた質問のとこまで踏み込んで回答されたんですけれども、私は、やはり負債対策ということで今本当に大事だと思うのは、農業従事者の方が本当に存続できるようにすることだと思うんです。その意味では、国境措置と価格支持政策、これを中心に思い切った保護政策を取るということがやっぱり今大事だというふうに思うんです。
○国務大臣(武部勤君) 農家の負債対策を講ずるに当たっては、やはり意欲と能力のある農業者が経営の実情や課題等を十分に認識して、融資の返済可能性を含めて的確な見通しを立てた上で経営改善に主体的に取り組む場合に、これを適切に支えていくことが私は大事だと、このように思います。
それで、大臣にお聞きしますけれども、この一番の負債対策というのは一体何だと思いますか。
結局、この負債対策の根幹というのは、まさにこの農家の、言っちゃ悪いけれども、どんぶり勘定に基づく経営姿勢を改めさせることにあるわけですから、キャッシュフローを中心としたこの農業経営、経営管理への移行が直ちにできないにしても、こういう販売農家に経営簿記、農業簿記を第一に普及、取り組まないと底上げができないんですよ。 一方で、主業農家はそれはいいですよ。
しかしながら、こうした中におきまして、農産物の需給が全般的に緩和基調にあること等から、これまでの規模拡大を進めてきた方の中には、経営に対する意欲と能力を持ちながら負債の償還の問題を抱えている者が存在するために、担い手の再生、育成を図る観点から、今回、負債対策を含む総合的な融資対策を実施することとしたところでもございます。
○須賀田政府参考人 農家に対する負債対策といたしまして、営農負債を一括借りかえを行います農家負担軽減支援特別資金、それから、制度資金の毎年の返済資金を融通いたしますいわゆるリリーフ資金等をウルグアイ・ラウンド対策として設けまして、償還負担の軽減を図ってきたところでございます。
七 ゆとりある畜産業の実現とその安定的発展に資するため、経営継承対策、負債対策等畜産経営に対する支援措置を講ずるとともに、ヘルパー及びコントラクターの積極的活用等を推進すること。 八 畜産物の生産・加工・流通過程における衛生・品質管理対策を強力に推進するとともに、食肉処理施設及び乳業施設については、地域の実態等を勘案しつつその再編整備を促進すること。
○谷本巍君 次に、負債対策の問題について伺います。 平成五年度にスタートしました畜特資金は、二度の改正を経て平成十二年で終了することになっております。この後をどうするのかということについてお尋ねしたいわけです。
七 我が国農業の基幹部門である畜産業が、ゆとりある生産性の高い経営の実現を図り得るよう経営継承対策、負債対策を含めた財政、金融、税制に係る支援の適切な運用等の諸施策を講ずるとともに、畜産物の自給率の向上に資する各般の施策を鋭意推進すること。 八 WTO農業交渉に当たっては、食料安全保障、農業の多面的機能等についての我が国の主張を堅持し、適切な国境措置と国内支持政策の確保に努めること。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 我が国の酪農は、岩手県のみならず規模の拡大を図りながら発展をしてまいったわけでございますが、その過程におきましては、今委員の御指摘のように負債等が重なってきたということもございまして、この負債対策に対しましては国も対策を講じて懸命の努力をいたしてきておるわけでございます。
加工原料乳の価格が一円二十三銭下がったということを委員が御指摘をされたわけでございますが、しかし、そういう中におきましても、いろいろな施策をこの中に組み合わせまして、農家の実質手取りはキロ当たり三十四銭上がっているという点も見ていただきまして、この厳しい中において決してすべてがマイナスの面ばかりではないのだと、積極的な面もお考えをいただきまして、今後、負債対策等についても積極的に取り組んで、農家の皆様
これは、その際にも申し上げたわけでございますが、北海道庁が本年の三月までに負債の状況等につきまして詳しく調査をしますと、その調査に基づきまして負債対策等を講ずると、こういうことでお話を申し上げました。 ところが、北海道庁におきましては今調査内容とかちょっとおくれておりまして、いまだに現時点におきまして明確になっておるところではございません。
そういう意味でいうと、我が国も新規、特に青年就農者についてはそういう措置を考えてもいいんじゃないか、こういう気もするわけですが、どっちにしても、ここで伺っておきたいのは、新規就農者の借入金の返済問題、あるいは深刻な負債問題があるとすれば負債対策、そういうことについて、どういうふうに考えておられるか、ちょっと聞いておきたい。
六 ゆとりある畜産業の実現とその安定的発展に資するため、経営継承対策、負債対策等畜産経営に対する支援措置を講ずるとともに、ヘルパー及びコントラクターの積極的活用等を推進すること。 七 畜産物の生産・流通過程における衛生管理対策が円滑に運営できるよう措置するとともに、食肉処理施設及び乳業施設の再編整備について地域の実態等を勘案して行うこと。
負債対策として、きょうも要望の中で帯広の方がこういうふうに言っておりました。大家畜経営活性化資金特別融通助成事業、この制度がやられて、借りかえをやって低利に資金を切りかえて頑張ろうとしている農家の方もいらっしゃる。だけれども、借りかえをしたけれども支払いに今行き詰まっているという人もいる。今十二年度まででこの制度はもう一応打ち切りというんですか、制度期間になっている。
記 一 我が国農業の基幹部門である畜産業が、ゆとりある生産性の高い経営の実現等を図り得るよう、経営安定・所得確保対策、経営継承対策、畜産環境対策、負債対策等総合的な施策の充実を図ること。 併せて、畜産物の自給率の向上に資する各般の施策を鋭意推進すること。
こういう現状に対しまして、今後負債対策等も講じながら、さらにはまた、価格の点におきましても、諮問案におきましては、先ほど申し上げましたように、農家手取りは少しでも多く、こういうような配慮を行ったところでございます。
私は、質問に立つたびにどうしても指摘をせざるを得ない問題でありますので、さきの臨時国会でも質問で触れましたし、今回も重ねて質問いたしますが、農家の負債対策であります。 今まで質問してきた経緯、また大臣が答弁されたことと重複をする点もあると思いますが、負債対策、解消、この点に的を置いてひとつお聞きをしたいと思います。少しく長くなると思いますが、まず質問いたします。
○玉沢国務大臣 まず、所信表明におきましては、積極的な政策の展開を通じて所得の向上等を図ることによりまして、これは間接的には負債対策にもなる、こういうことを申し上げたいと思います。今委員が言いましたように、例えば麦、大豆、飼料作物でございますけれども、十アール当たり七万三千円は特殊な例だ、こう言いましたけれども、しかしながら、例えば共補償と経営安定対策の資金を合わせれば六万円であります。
これらの農家に対する負債対策としましては、農協系統からの借入金などにつき、長期低利で一括借りかえを行う農家負担軽減支援特別資金などを設けるとともに、個別の事情に応じた償還期限の延長等の対策を講じているところであります。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 従来からのことでありますけれども、農家の負債対策といたしましては、農協系統からの借入金などにつき長期低利で一括借りかえを行う農家負担軽減支援特別資金、制度資金の毎年の返済資金を長期低利で融通するリリーフ資金、いろいろと制度はあるわけでございますが、今、委員がおっしゃられました認定農家の問題等につきましてもっと柔軟な対応が必要ではないか、こういうこと、それに対応する負債対策
それで、今委員から言われました点でございますけれども、従来から、負債対策といたしましては、農協系統からの借入金などにつき長期、低利で一括借りかえを行う農家負担軽減支援特別資金、あるいは制度資金の毎年の返済資金を長期、低利で融通するリリーフ資金、これらの負債整理資金を設けまして、償還負担の軽減を図ってきておるところでございます。