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16件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2007-04-26 第166回国会 参議院 法務委員会 第9号

続けてお伺いいたしますけれども、報道によりますと、法務大臣は、法改正しない一つの理由として、貞操義務なり性道徳なりという問題は考えなければならないとおっしゃっておられます。これはどういう意味なのでしょうか。民法規定には、憲法二十四条にもかかわらず、戦前の家族制度が引きずっている規定が幾つかあるわけで、この憲法の両性の本質的平等とぶつかる規定もあるわけですよね。

吉川春子

2007-04-10 第166回国会 衆議院 法務委員会 第10号

ところで、報道によれば、法務大臣が閣議後の記者会見で、貞操義務なり性道徳なりという問題は考えなければならないという御発言があったと。長勢大臣の率直な人柄で、これはどういうことを意図されて言おうとされたのかなということをちょっと少年法に入る前に聞いてみたいと思うんです。  一点目なんですけれども、性道徳というのはどういう意味で言われたんでしょうか。

保坂展人

2007-04-10 第166回国会 衆議院 法務委員会 第10号

今の姦通罪の廃止の話とあわせてみると、今大臣男女のと貞操義務の扱いについておっしゃいましたけれども、民法七百七十二条の問題は、女性においてのみ再婚禁止期間がありますよね、七百七十二条ではありませんけれども、要するに、女性が三百日以内に出産した子が推定規定が働いてしまうという問題で、男には直接かかってこない、これを今、憲法の法のもとの平等の視点に照らして、やはり緊急に解決すべきじゃないかというふうに

保坂展人

2006-03-15 第164回国会 衆議院 法務委員会 第6号

夫婦の間の貞操義務というのが一応あると思いますので、法律離婚が認められるまでは他の異性との性交渉がないというようなケースであったとしても、特に女性の場合は待婚期間半年というのはあるかもしれないけれども、正式に離婚が認められたということで、離婚直後に懐妊に至るというケースはやはり少なからずあり得るというふうに思います。  

枝野幸男

1983-05-18 第98回国会 衆議院 法務委員会 第9号

中島政府委員 不貞行為考え方としてこれまた二つあるようでございまして、一つは、夫以外の者との性的交渉そのもの不貞行為であるという考え方でありまして、もう一つは、性的交渉にまで及ばないにいたしましても、貞操義務に反するようなそういう行為を広く不貞行為というふうに言うのだという考え方もあるようでございます。  

中島一郎

1980-05-08 第91回国会 参議院 法務委員会 第8号

つまり夫婦と同じような保護を与えているということが言えようかと思うのでございましそ、たとえば同居し、協力扶助をするという義務夫婦の間でそういう義務がございますけれども、そういう義務内縁夫婦間においてもこれは認められると思いますし、いわゆる貞操義務というようなものにつきましても、これはやはり内縁夫婦についても認められると、それが裁判例であると思います。

貞家克己

1980-04-04 第91回国会 衆議院 法務委員会 第12号

その反面、夫は  妻の財産についても管理、使用、収益する権利  をもち、また、同居義務から貞操義務ならびに  離婚原因にいたるまで夫の優越を認め、母の親  権行使も父より劣位におかれる。さらに、相続  においても、妻は他家から入った嫁ということ  のために、亡夫に直系卑属があれば絶対に相続  人になりえないなど劣位におかれていたのであ  る。   

横山利秋

1948-07-03 第2回国会 衆議院 司法委員会 第49号

男女両者に均等の貞操義務の自覚と自愛を願う社会戒律として、同罰の刑法を制定することが必要と存じます。  私は永年坂東幸太郎代議士を通じ、故法博横田秀雄先生の御唱道に從い、男子もまた貞操義務ありとの請願運動をしてまいりましたが、もはや徒らに既往の論拠を墨守するものにてはなく、まつたく現実に即した新しい請願をいたすものでございます。何とぞ御賢察をお願いいたします。

村教三

1947-10-11 第1回国会 参議院 本会議 第36号

併し、婚姻成立によりて生ずる貞操義務は、法律上当然生ずる相互義務、即ち相互権利でありまして、この相互関係第三者介入關與を排除する絶対権、即ち対世権であります。刑法は物権、身体権等、対世権侵害を犯罪といたしておるのでありまして、第三者たる姦通相姦者侵害は、対世権侵害であります。民法上は不法行為であり、罪刑法上では社会風儀、ジツトリヒカイトなる法益の侵害であります。

松村眞一郎

1947-10-09 第1回国会 参議院 司法委員会 第33号

そうして夫にも貞操義務を持たせよう。第三者たる女性にも貞操義務を持たせよう。こういうことを言うのでありますから積極平等を主張するのであります。若し姦通罪を無罪にしたなれば消極平等であつて、何人も權利を有せず、義務を有せないという消極平等になるわけであつて、今まで持つてつたところの權利義務がなくなつてしまう。大變なことであります。

松村眞一郎

1947-08-13 第1回国会 参議院 司法委員会 第13号

さような点から申しまして、夫婦間の貞操義務に相反するような行動を何故削除いたしたかという点に至りまするというと、現下の情勢からみますると、甚だ矛盾しておるように考えられるのでございますが、この姦通罪の問題につきましては、これはむしろ夫婦間の純潔の保持ということは、夫婦間の愛情道義とによつて維持して行つてもよろしいのではないかと、かように考えまして、この点百八十三條を削除したわけでございます。

國宗榮

1947-08-12 第1回国会 参議院 司法委員会 第12号

私は姦通という行爲は、夫婦の間に婚姻と同時に成立する倫理上、道徳上の最も重大なる義務、即ち貞操義務違反行爲であると考えております。この重大なる貞操義務違反行爲に対しまする制裁といたしましては、これを三つ考えることができるのであります。その一つ道徳上の制裁、その二は民事上の制裁、第三が即ち刑事上の制裁となります。  そこで、姦通罪が成立するかどうか問題になつて來ると思うのであります。

阿部文二郎

1947-08-08 第1回国会 衆議院 司法委員会 第16号

從つて刑罰法規において貞操義務を守らない夫婦の違法に對して、他方が刑罰をもつてこれを強制するということは、もうすでに夫婦間において愛情がないのであるから、將來夫婦の關係を維持しようという氣持が全然なくなつた二人の間柄でありまして、刑罰をもつてその愛情をとりもどすということは、もはやできないのではないかと思うのであります。

佐藤藤佐

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