1948-06-15 第2回国会 参議院 予算委員会 第30号
○小野光洋君 甚だ執拗いようで相濟みませんが、(「簡單々々」「議事進行」「豫算案に關係ないじやないか」「あるよあるよ」と呼ぶ者あり)總裁の心情は甚だ御尤もと思います。
○小野光洋君 甚だ執拗いようで相濟みませんが、(「簡單々々」「議事進行」「豫算案に關係ないじやないか」「あるよあるよ」と呼ぶ者あり)總裁の心情は甚だ御尤もと思います。
私はこの豫算案がそういう根本的な建前に立つて編成されたとは考えませんけれども、國民はこの廣汎な豫算を一々仔細に檢討する前に、このような政治、政黨の状態にある場合においては、豫算の内容においても、資本家というものに忠實に、有利にしておるのではないかという疑念を起すが、かように考えるのでありますが、この點總理大臣はこの機會に明確にして置かれることが大切だと考えますので、御答辯をお願いしたいと思います。
私はこの本豫算案が上程されたために、この豫算案の内容についてのためでもあろうかと思うのでありますが、一切を引つくるめて、どういうところからこのような不安の状態にあるのだということを一つお尋ねしたいと思うのであります。先ずこの點をお伺いしまして、もう二、三點……一つお願いいたします。
○政府委員(森下政一君) 昭和二十三年度一般會計豫算案及び昭和二十三年度特別會計豫算案につきましては、本會議におきまして、大藏大臣よりその大要を御説明いたしましたが、豫算委員會の御審議に當りまして、更に豫算案の内容について御説明申上げます。
本日の議題は昭和二十三年度一般會計豫算案及び昭和二十三年度特別會計豫算案でありますが、先ず第一にお諮りいたしたいことは公聽會の件であります。これは國會法第五十一條によつて開かなければならないことになつております。會期の關係上先般打合會で皆様の御了承を願つた通り、本月十七日、十八日に公聽會を開會いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木内四郎君) 御異議ないものと認めます尚豫算案及び法律案の審議の計畫を立てるに當りまして、會期の問題が非常に重要な関係がありますので、その點については昨日すでに御意見の御交換を願つたのでありますが、衆議院の運営委員と皆様方の御意思を體じて、私から協議することにいたしたらどうかと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
豫算の請求は正式に言えば、昨今の閣議でされたのではなく、もうすでに前年の七月から大體の要求をいたして、大藏省と折衝し、それが具體化して來て、十一月には纒まつて、十二月の通常國會に豫算案が出るのが當り前なのだ。
昭和二十三年六月八日(火曜日) 午前十時二十七分開會 ————————————— 本日の會議に付した事件 ○公聽會開會承認要求に關する件 ○國務大臣の演説に對する質疑に關す る件 ○豫算案の審議に關する件 —————————————
○多田勇君 そういたしますと、この間の事情は分りましたが、この豫算案はこれによつて図書館を運營して行くためには、そういうものに足りるものではないということで、先程經理部長からのお話で分つておりまするけれども、併しながら大藏省と交渉の過程において、圖書館としてはどうしても必要だという經費が相當無理に削らされておるだろうと思うのであります。
本豫算案を見るに、國立國會圖書館を實際運營すり上に相當窮屈である。殊に立法考査局の任務は本圖書館の本質をなすものであるが、この豫算ではその任務を遂行し得ないのではないか。又圖書購入も頗る不十分である。これらの點につき今後適當な豫算的措置を講ずることを勸告する。 これで如何でしようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
本豫算案を見るに、圖書館を實際運營するに相當窮屈であるように考える。殊に立法考査局の任務は重大であるが、その任務を遂行し得るや否やこの豫算では多大の疑念があるが、實地に運營して見なければ適切なる批判は加え得ない。從つて實際を見た上で今後適當なる豫算的措置を講ずること。
それではこの勸告案を附けまして、この豫算案を議長の方に送るように取計います。本日の委員會はこれで閉會いたします。 午後五時九分散會 出席者は左の通り。 委員長 羽仁 五郎君 理事 徳川 宗敬君 委員 金子 洋文君 下條 恭兵君 小林 勝馬君
この本豫算案は國立國會圖書館の實際の運營上にとつて甚だ不十分なものではないかという強力な御意見が各委員から發言がございましたが、いろいろな事情もありますので、一應この豫算を認めて、併し今後の運營上において必要な經費についてはそのときどきに豫算的措置を講ぜられたい、そういう勸告案を附してこの豫算を議長に送るということに決定せられましたので、その結果をこの委員會においてお諮り申上げます。
即ち本年度國有鐵道豫算案は、當初の要求に比して、大藏省と打合せの結果、人員におきまして約六萬人、修繕費及び物件費等を合せまして約六十億圓の節減を行うことといたし、非常に窮屈な經費を計上いたしますと共に、他方雜收入約十億圓を計上いたします等の措置を講ずることといたしましたのであります。
もちろん國會が、これを修正することは自由でありますから、本委員會としてはこの豫算案に對して別途の態度を表明しなければならぬと思いますが、ただ事務的にそれをその事前にやり得るかどうかということを伺つたわけです。從つてやり得ないということになりますならば、この豫説案の審議にあたつての態度を本委員會として別に議題に供したいと思いますが、委員長、ひとつ動議を提出いたします。
○田中(健)委員 ただいまいろいろ説明を聽きましたのですが、豫算案が出ないのにやつており、勝手なものじやないか、責任を負えぬということでありますが、實際復舊しなければ、供出の割當もできない。産業の復興もできない。そういうものの言い方は、あまりにも役人的な言い方であり、下情に通じておつてそういうことを言うのならば、犯罪みたいなものである。
第一番は賃金と物價の問題でございますが、近く提出されますところの本豫算案にその内容が盛られることになつているのでございますが、本日ここで御説明できる範圍内で説明願いたいと思います。
○淺沼委員長 それではただいま小澤君からの御發言については、政府から豫算案を提示された場合にどう扱うかということを具體的に相談することにして、今日はこの程度にしておきましよう。よろしゆうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
それで專賣益金なり販賣代金の關係でございますが、これは實は本年度の豫算案の編成にあたりまして、いろいろ案は考えたのでありますが、まだ最後的にはきまりかねておる點もあるのであります。新聞紙上でもいろいろ私どもの考えを憶測して出ておるのでございますが、いろいろ協議折衝すべき點がありまして、まだ私どもといたしましても、最後的の案はでき上つておりません状態であります。
十六億圓前後に相なると思いますが、近く豫算案とともに御審議を願うことにいたしております。
その結果現在豫算案大綱におきまして盛られております二千五百二十億の豫算のうち所得税は大體千二百三十億圓であります。 第二の税制改正の大眼目は法人税でありまして、現在法人の税が相當高いということで、外資導入の關係その他の企業の現在の實情というような點から考えて、或いは又資本の蓄積といつたような點から相當改正する必要があるのではないかというので、相當大幅の改正輕減をいたすことにいたしております。
併しこれをお責め申上げましたところで、或いは無理かも分りませんから、お責めはいたしませんが、承わりますところによりますと、豫算案の關係なり、或いはこの關係もありまして、今大臣の御答辯のように、會期の延長が政府側の方でも要請せられてあるということでありますが、豫算案の方は別といたしまして、この委員會に關しまする限りは、この官廳組織法の御提案というものが、會期の延長の重大なる御理由の一つになるのではないかと
それからその次に、六月以後の本格的な二十三年度豫算については、物價改訂の問題が解決することを必要とするのでありますから、物價改訂に伴う法律案と本格豫算とは、大體同時頃に提出いたしまして、五月中には御審議を願いたい、従つて大體の日取は、來月初旬に物價改訂に必要な法律案を出しまして、豫算案は來月中旬に國會の方へ提出したい心構えで、今豫算編成中であります。
又檢察審査會の會議の運營についての費用は、つまり審査會事務局の費用は、これも裁判所の經費の一部として國の豫算に計上することになつておりまするが、目下豫算の計上につきましては、選擧管理委員會等に連絡をとりまして、最高裁判所の事務局において豫算案を編成しておりますけれども、まだ皆樣にお示しいたすことのできる程度に進捗はいたしておりませんが、甚だその點は遺憾に存ずるのであります。
○政府委員(福田赳夫君) 豫算案といたしまして急速にお願いしなければならんのは、昭和二十三年度一般會計竝びに特別會計の暫定豫算であります。
それから第四點は、いわゆるヴイートーに關する規定でありまして、條例と豫算に關する議決について、特に異議が知事、市町村長の側にありまするならば、その議決があつた日から十日以内に、その法令案なり、豫算案を議會の方に還付いたしまして、更に議會におきまして出席議員の三分の二以上の者が原案を再び可決をした、こういう場合におきましては、その原案はそのまま確定をして、知事、市町村長はその條例の告示の手續、豫算ならばそれを
實は私はこの豫算案を見たときに、これまでいわゆる均衡豫算、バランス・バレツトを相當堅持して非常に無理をして來たようでありますが、北村大藏大臣になつてから、それを多少ゆるめて行くような方向に向くのであるか、例えば、生産増強ということを民主黨は相當力を入れておるようでありますが、生産増強のためならば、一般會計においては赤字は出せないとしても、そういう復金關係から今後融資増があると思うのでありますが、そういう
○國務大臣(北村徳太郎君) この豫算案竝びに法律案がいつ通過するかということは、無論豫測ができないのでありますが、併しながら、事務當局に對してはこれが通つた曉には少しでも早く拂えるように手配をすることを私は命じておりましたので、從つて今まででもその通りでありまして、いよいよ國會を通つて成立した。
○木村禧八郎君 この法律案に關連した豫算案ですが、財源の點についてちよつとお伺いしたいのでありますが、財源のうち一の貿易資金の赤字の減少、二の復金出資の減少、三の價格調整費の減少、この三つについてちよつと御説明願いたいのですが、先ず復金出資の減少は四十億圓でありますが、これは政府が復金出資の減少をこれだけしますと、それだけ復金債券を發行する餘力が殖えることになるでしようか、その點をお伺いしたいのであります
この動議が決定されますれば、この豫算案に贊成いたしたいと思います。
この豫算案自體については私はなんら反射するものではないのであります。ただその支給方法につきまして、これは條件附であるかのごとくどうしても受取れるのであります。
○西郷吉之助君 私は緑風會といたしまして、本委員會に付託されております豫算案三件に對して意見を述べます。この豫算案三件につきましては、過般衆議院を政府原案通り通過いたしておりまするし、更に今日の内外の情勢に鑑みまして、私はこの政府原案に對しまして無條件に贊成の意を表します。