1948-05-22 第2回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第6号
○小幡政府委員 この鐵道區間も鐵道死設法の豫定線になつておりません。十分現地の調査もいたしておりませんが、延長は約三十一キロばかりになる見込みであります。沿線は農産、林産、鑛産等の資手があることもわかつております。ただ經過地は豊富から下エベコロベツまでは地形も大體良好でありますが、それから以後は山間郡で全陵が非常に多く、土工工事が相當大きな額になる見込みであります。
○小幡政府委員 この鐵道區間も鐵道死設法の豫定線になつておりません。十分現地の調査もいたしておりませんが、延長は約三十一キロばかりになる見込みであります。沿線は農産、林産、鑛産等の資手があることもわかつております。ただ經過地は豊富から下エベコロベツまでは地形も大體良好でありますが、それから以後は山間郡で全陵が非常に多く、土工工事が相當大きな額になる見込みであります。
○小幡政府委員 この區間は國鐵の豫定線となつているのでありまして、京都府と福井縣を結ぶきわめて重要な路線であることは申し上げるまでもないのであります。國營自動車運行から申しましても、既設の計畫線と逆行線とを直結することになりますので、非常に意義のある路線だということは私どもも信じております。
中間の奥名田、鶴ケ丘間は豫定線になつておりまして、延長は約十八キロの見込みであります。途中の福井、京都の縣界附近の地形が丘陵で、延長約三キロの墜道が必要だということに考えられております。當局といたしまして、目下のところ建設工事は全面的に中止の状態になつておりまして、ここ一兩年は工事に着手いたすことは困難であろうと考えます。
本請願の要旨は、福島縣石城郡石川町、湯本町間は國營バス運輸實施の豫定線に決定されましたが、湯本町に東隣する小名濱町、江名町及び豐間町は本縣最大の漁港でありまして、小名濱港は目下商港としてその装備を整えつつあり、各町間の交流は逐日激増しつつある。しかるに現在の交通機關は民營バスと私鐵のみで、とうてい地方の交通需要に應じ得ないのであります。
○小森説明員 まず日程二一二の請願の區間のうち、中込、下仁田間は鐵道敷設法豫定線になつて居りません。線路延長は約三十七キロありまして、經過地は一貫して山間部でありまして、線路は馬蹄形あるいは螺旋形を畫いても千分の三十となり、内山峠には約五キロのトンネルができる豫定であります。次に下仁田、高崎間の延長は約三十四キロあり、上信電氣鐵道が開業しています。
○小森説明員 日程二一八の請願は、第六十九帝國議會において資源開發のため建設豫定線に掲上された青森、五所川原間鐵道の一部でありまして、青森、蟹田間の路盤工事は竣工しております。蟹田、三厩間も相當路盤工事はできておりますが、資材等の關係で一時中止しております。二十二年度は青森、蟹田間の土工工事を施行しておりますが、二十三年度は資金、資材の關係から開業は困難であります。
しかし八戸から宮城、釜石に至りまする太平洋沿岸の三陸豫定線というものを考えてみまする場合に、また日本の交通網を考えてみまして、海陸の一貫したる輸送力の状況でなければならぬと思うのであります。
○田中(源)政府委員 苫前、瀧ノ上間鐵敷設の點、ただいま請願要旨としてお述べになつたような經過をたどつてきている實態でございまして、昭和四年三月には、第五十六議會においてこれが追加豫定線として士別、似峡間を出したのでございますが、審議未了となつたような關係もございます。
○坂東幸太郎君 日程三一の請願の要旨は北海道苫前郡羽幌町築別より同郡山別村を經て天鹽郡遠別村に至る鐵道豫定線は、昭和十二年より五箇年計畫で完成の豫定であつただ、未完成のまま今日に及んでいる。ついては同地方の炭田の開發、その他の資源開發上重要な路線であるから、速やかに該線を完成されたいというのであります。何とぞ御採擇を願います。政府側の意見を聽取させていただきます。
この路線は大部分鐵道の建設豫定線に該當しておりまして、非常に重要な路線と存じますので、鐵道に先行いたします國營自動車の運行につきましては、しばしば考慮研究いたしたのでありますが、豫算の關係上今まで實施ができなかつたような次第でございます。
本路線中一戸、小鳥谷間を除きましては、全線鐵道敷設豫定線に該當いたしております。目下小本線延長の鐵道建設工事も進捗中であります。
本区間は昭和八年に開業いたしました美濃白鳥、牧戸間の國營自動車の延長の計畫でございまして、國營自動車の實施豫定線として、多年懸案のものであります。最近道路の改修も一應進行いたしまして、近く實施する準備を進めておりますが、關係方面との折衝に若干のまだまとまりつかぬ面がありますので、この交渉がつきました際には急速に實施するような運びになつております。
最後の久慈、岩泉間の國營バスの件でございますが、これにつきましては、本路線は鐵道敷設法の豫定線でもございますし、地方交通竝びに沿岸開發上非常に重要な路線と考えておりますが、何分現在の豫算資材等の關係から見て實現が相當困難でなかろうかと考えております。いずれ實情調査の上とくと調査いたしまして、實施に努力したいと思つております。
羽咋、氷見間の鐵道敷設の請願でありまするが、これは絵圖面でごらんのごとく、當局におきましてはすでに豫定線にはいつております。
別段に鐵道豫定線にはなつておりませんが、林産、鑛物資源が多數あることは認めます。しかしながら本路線は非常に山間部で、特に大きな隧道、その他の隧道を二十數箇所もつくらなければ、豫定の經過地をうまく行くことはできないような地形になつておりまして、多くの工費、資材を要するような状態でございます。從つて今日本鐵道を敷設するということを考えておらないわけであります。
政府におきましてもすでに鐵道豫定線に入れまして、これが建設費を豫算に計上いたしたのでありますが、その後財政の都合で削除されたようなわけであります。今後政府は財政竝びに資材が許される時期が參りますならば、請願の要旨に副つていきたいと思うのであります。現在におきましては、あらゆる新線は遺憾ながら今日建設をいたしかねておるような財政でございますので、この點とくと御了承願いたいと存ずるのであります。
次に、請願第百八號、五條驛、新宮市間の鐵道速成に關する請願、同じく第二百九十八號、靜岡縣磐田郡二俟町、佐久間村間に鐵道を敷設することに關する請願、同じく第三百二十六號、大糸線全通促進に關する請願、同じく第三百五十三號、濱原、十日市兩驛間に鐵道を敷設することに關する請願、同じく第三百七十三號、栃木縣今市、福島縣田島兩町間に鐵道を敷設することに關する請願は、何れも重要な豫定線でありまして、その沿線は人口
本路線は國鐵の豫定線に相なつておりまするが、末だその實現に至りませんので、本請願に及んだのであります。延長は七十五キロ、そ 關係町村は十一箇町村にまたがつております。うち六箇町村が常磐炭鑛の採掘地點に相なつており、きわめて重要なる路線であります。
そういうことで一應これによつてこの地方の請願の御趣旨におこたえをいたし、國家財政が許す、あるいは資材が許す時期に至りましたならば、これらの資源の豐富なる地域の開發をいたすためには、ぜひともこの豫定線を實行いたしていきたいと考えておるようなわけでございますから、まことに地元民の方々の御要望に對してはお氣の毒とは存じまするけれども、右ようの點を御了察願いまして、當分の間は政府の代行機關によるものをもつて
○田中(源)政府委員 大體省營自動車の原則といたしまして、鐵道豫定線の未著手その他の線路に對してできるだけ省營を開通いたし。將來鐵道が開通いたしました場合にはこれを撤去するという方針は今でも變つておりません。
この路線は運輸省の豫定線になつているのでありまして、もうすでに早く省營になるようになつていたのでありますけれども、いろいろな事情のために遲れているのであります。しかしながらこれが豫定線になつておりましたために、現在私營で經營せられておりますが、これがすでに省營になるということが豫定になり、しかも運輸省においては、これには百萬圓を超えるところの金を出されていると聞くのであります。
○郷野政府委員 嬉野、川棚間の自動車路線につきましては、省營自動車の豫定線でありまする佐世保、嬉野、祐徳間の路線に大半が該當しておるのでございまするが、現在の計畫では川棚に結びつくことにまだなつておりません。
○郷野政府委員 この路線については、すでにたびたび請願もありまして、調査もいたしておりますが、鐵道敷設法豫定線に該當もいたしておりますし、地方交通上及藏王山麓の開發の上において重要な路線であると考えております。しかしながら現在におきまして、この路線の大部分については、すでに民間の自動車が運營されております。
鐵道の未成線との關係は、高須、川北附近の鐵道線に該當しておるものがありますが、そのほかは豫定線に該當しておりません。地方鐵道軌道との關係もございません。
○前田(郁)議員 この請願を御説明申し上げます前に、日本の最南端ございます九州の鐵道豫定線の地圖をごらんを願いたいと思います。古江という所から川北附近、ここは鐵道豫定線になつておる所であります。それから國營自動車の線でありますが、鹿兒島の右側の大隅の所をごらん願います。鹿兒島は薩摩、大隅にわかれておりますが、この際は各線とも大隅を貫通する線でございます。
○小委員外委員(丹羽五郎君) 今政府委員の御説明で、電化の非常に有效なことは十分聽かして頂きましたが、ポーレー大使の賠償という問題におきまして、日本の火力發電所約三十を二十取るというようなことになり、恐らく日本の發電所というものは相當賠償の對象になるべきものであるというように私共は考えておりますが、さようなことは將來この豫定線を拵えるという意味におきまして、十分勘案いたしておられるのでありますか。
そこで鐵道の方から考えてみまするならば、まずもつて鐵道敷設豫定線が、しかもそこにレールを敷設さえすれば運轉ができるというような條件にある路線が、多數に放置されてあります。
たとえば從來の豫定線、未成線こういうふうなものについて建設が行われるのであるか。豫定線、未成線にしましても、鐵道の營業上の有望に所、また地方開發のために國家的にはぜひやらねばならない所がありますが、これらについても、この五箇年計畫の中に考慮が拂われるだろうかということが知たいのであります。
運 輸 大 臣 苫米地義三君 出席政府委員 運輸政務次官 田中源三郎君 運輸事務官 伊能繁次郎君 運輸事務官 有田 喜一君 ――――――――――――― 七月二十八日 海運經營方式竝びに船員管理に關する陳情書 小運送復數制反對の陳情書 高崎、熊谷間鐵道電化に關する陳情書 鐵道運賃値上反對等に關する陳情書 野岩羽鐵道延長工事豫定線變更竝
國全體の今後の方針といたしまして、こういう開拓路線をどういうふうに取扱うかというお話でございまするが、その點につきましては、ただいま省營自動車の今後の計畫というものは、鐵道の建設豫定線のごとく、全國的に確定しました大計畫というものはございません。
これと關連をいたしまして、いわゆる鐵道には鐵道の建設豫定線がありますごとくに、現行陸運行政の上において將來この小運送の面におけるトラツク、及び鐵道の補助機關としての省營バス、こういうものとも並行した根本的なる立案をいたしまして、一應當委員會にも御審議を願つて御高見を拜聽いたしたいと考えておるような次第でございます。
なお現在今年度中に施設されまする豫定線、また現在事業計畫中の線、また今年になりまして實現いたしました線等につきましてもお伺いいたします。 次に省營自動車の問題でありますが、これは先ほど佐々木委員からお尋ねがありまして、多少重複する點は御了承願いましてお伺いいたすような次第であります。