1982-03-11 第96回国会 衆議院 災害対策特別委員会災害対策の基本問題に関する小委員会 第1号
これは豪雪地帯住民の切実な願いでもあります。 こうした最小限の改善について、本委員会においても今後とも十分検討され、実現する方向で議論を進められるよう、改めて提案するものであります。 最後に、本改正案に対する最終的な態度でありますが、補助かさ上げの一部縮減は大変遺憾でありますが、十四条、十五条に定める期限の十年間延長は、豪雪対策の上から欠かせないものであります。
これは豪雪地帯住民の切実な願いでもあります。 こうした最小限の改善について、本委員会においても今後とも十分検討され、実現する方向で議論を進められるよう、改めて提案するものであります。 最後に、本改正案に対する最終的な態度でありますが、補助かさ上げの一部縮減は大変遺憾でありますが、十四条、十五条に定める期限の十年間延長は、豪雪対策の上から欠かせないものであります。
同時に、この豪雪地帯住民は、連日にわたって屋根の雪おろしや住宅の周辺及び道路の除雪作業に貴重なる時間を割いてその生活権を確保いたしているのであります。その費用たるや大変な額に達しております。 ところで、勤労者の場合は、この豪雪との闘いの中で、交通渋滞や除雪のために遅刻や早退をいたしますれば、それは直ちに賃金カットとなり収入減となって生活に直接響いてくるのであります。
かかる豪雪による大被害は、随時週期的に襲来するものであるが、雪にとじ込められて、暗たんたる生活環境は平常であって、豪雪地帯住民のみが知る苦悩であります。これは無雪地帯の人々の知るところでないのみならず、年々投下する防雪防寒対策に要する心労と経費は決して僅少なものではないのであります。