1996-12-11 第139回国会 参議院 予算委員会 第2号
地区名ということでございますが、このうち完了いたしました地区は、岡山県笠岡地区、大分県豊肥地区、北海道十勝西部地区、岐阜県飛騨地区の四地区でございます。
地区名ということでございますが、このうち完了いたしました地区は、岡山県笠岡地区、大分県豊肥地区、北海道十勝西部地区、岐阜県飛騨地区の四地区でございます。
ちょっと大分県のこの数年の被害状況を申し上げますと、平成二年七月には大分県の北西部にある豊肥地区におきまして、梅雨前線豪雨によるすさまじい大水害がもたらされまして、五名のとうとい人命を失いました。JR豊肥線が寸断されるなど大変な被害を受けました。
また、五十三年度から受託実施しました大規模深部地熱発電所環境保全調査は、五十三年度から熊本県と大分県にまたがる豊肥地区において各種調査を行い、現在は千五百メートル級ボーリングを四本掘削しておりまして、今後目指すところの三千ないし四千メートルの深さのボーリングによる調査のための諸データを収集しております。 次に、サンシャイン事業以外の技術開発に触れたいと思います。
そういうことで、豊肥地区で現在研究開発中の大深度熱水系の技術というものは、浅部熱水系にも応用できるものでございまして、そういったことから考えますと、発電出力規模は、サンシャインでこの間出されました数字は十分に達成できるというふうに私どもは信じております。
せんだって地熱をめぐっての漫画論争みたいな話がここの委員会でもございましたが、それとは別に、たとえばすでに三千ないし五千メートルといったような深部にボーリングをする、こういう研究が大分県境の豊肥地区などで進められているわけですね。したがって私は、そういう進んだ技術というものをどう吸収していくか、これは非常に重要なことだと思うのです。
それからさらに深い場所、大深度熱水系と呼んでおりますけれども、深さで三キロメーターから五キロメーターぐらいの深いところの蒸気、熱水を取りますことにつきまして、現在、豊肥地区で実験をやり研究開発中でございますが、これができ上がりますと、深いだけありまして温度も二百五十度から三百五十度ぐらい恐らくあるだろうと推定されておりますが、エネルギー賦存量としまして六千万キロワット分ぐらい、これは蒸気でございますが