1981-08-19 第94回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第2号
また、江別市豊幌地区では、天井まで水につかった福祉施設恵明園を視察しましたが、どろ水に洗われた内部は足の踏み場もない状態で、多くのボランティアの人たちが、どろ水の除去と家具類の搬出に懸命の活動を続けておりました。ただ幸いにも、関係者の適切な避難誘導により、目の不自由な二百五十名のお年寄り全員が無事であったということは、何よりの明るいニュースでありました。
また、江別市豊幌地区では、天井まで水につかった福祉施設恵明園を視察しましたが、どろ水に洗われた内部は足の踏み場もない状態で、多くのボランティアの人たちが、どろ水の除去と家具類の搬出に懸命の活動を続けておりました。ただ幸いにも、関係者の適切な避難誘導により、目の不自由な二百五十名のお年寄り全員が無事であったということは、何よりの明るいニュースでありました。
○和田(正)政府委員 豊幌地区の対策についてのお尋ねでございますが、先ほどの御質問の際にもお答え申し上げましたように、やはり、開拓行政が戦後緊急に就業の機会を与えるといういわゆる緊急開拓事業として実施をされましたことから、この地区の入植者につきましても、当時開墾をいたしまして畑で仕事をしていくという営農計画を考えたのでございますが、その後の営農の実情あるいは経済事情の変化等に対応いたしまして、入植者
その中でも、豊幌地区という地区がございますが、これは約六十戸の開拓農家がございます。篠津のほうは約四百二十戸。ところが、全部がものすごい膨大な借金があるわけです。多い人では八百万円、少ない人でも二百五、六十万円というものをかかえているわけです。では一体どうしてそういうふうに借金になったのだ、多額な負債があるのだ。御承知のように、この地区は国営の開拓地として国の責任でこれは始められたわけです。