2000-11-09 第150回国会 参議院 外交・防衛委員会 第1号
それで、我が国の駐中国の谷野大使が相当激しく抗議をして、そして交渉をされて相当努力をされまして、例えば中国側が日本側に懇請をしております中西部の開発に対するODAの協力とか、それから中国に対するODA全般に対して、こんな状況を放置しておけば悪影響が生じるということで警告を発して、やっと重慶市が二億円のリース代金の半分を支払うということで和解といいますか、決着がついたというふうな現状でございまして、ですからまだ
それで、我が国の駐中国の谷野大使が相当激しく抗議をして、そして交渉をされて相当努力をされまして、例えば中国側が日本側に懇請をしております中西部の開発に対するODAの協力とか、それから中国に対するODA全般に対して、こんな状況を放置しておけば悪影響が生じるということで警告を発して、やっと重慶市が二億円のリース代金の半分を支払うということで和解といいますか、決着がついたというふうな現状でございまして、ですからまだ
この辺の疑念が非常に今回、谷野大使によって表明をされて話題になっているわけでございます。二十九日も二十七日に引き続いて、九億四千万円の無償援助の調印式が北京で行われていたんです。この際、谷野大使は同じようなコメントをされている。 これは外務大臣にお伺いしたいんですが、結局どういう内容のコメントを大使が中国側の代表に対しておっしゃっているのかというと、二十七日のコメントと同じことなんですね。
そういう事態について私は懸念をしておるわけでありますけれども、この調印式のときにも、現地で谷野大使から中国側に対しても同様な趣旨から懸念が表明されたと聞いておりますけれども、その内容についての御説明をしていただけますでしょうか。
アジア局長は中国語も堪能でいらっしゃるので、よく中国語の言葉の意味の違いということも御理解いただけていると思いますけれども、この谷野大使の意見表明に対して楊外交部副部長が答えた中では、中国の経済建設に果たした対中円借款の役割というものを高く評価するという、そういう表現になっているというふうに伺っております。
谷野大使がちょうど帰国しておられますからもう報告は聞いておられると思いますが、私は非常に厳しいという印象を受けております。 後で日本やアメリカに対する問題に触れるとして、中国全体、特に江沢民主席を中心にした一種の引き締め、国内での引き締めの政策をとっていると感じましたのは、外務大臣、三講という運動が今中国で始まっているのを御存じでしょうか。アジア局長、どうですか。
また、東京そして北京で外交ルートを通じ、私が在京中国大使館の臨時代理大使を呼んで即時中止、撤退を申し入れ、またその翌日には北京で谷野大使から唐家セン外交部長に対しても同様の申し入れを行ったという経緯がございます。
私は、多分五十三年ごろだと思うんですが、谷野大使が中国課長をやっておられるときに現役の自衛官としてお目にかかって、ああこういう腹の据わった人が外務省におられるんだといってもう感動したことを覚えておりまして、きょう質問させていただくことを大変光栄に思います。
谷野大使は、一九六〇年外務省入省、中国語を研修され、中国課長、総理大臣秘書官、在韓国大使館公使、本省でアジア局長、また内閣外政審議室長等を歴任された後、一九九五年から駐インド大使として在勤をされて、このたび野中国大使として赴任されることとなっております。 最近の日中関係について簡潔に御説明を申し上げます。
○田英夫君 谷野大使並びにアジア局長、どちらでもいいんですがお答えいただければと思いますのは、最近ある新聞で、一紙だけなんですけれども、北朝鮮の金正日総書記がこの秋中国を訪問するという記事が出ておりまして、これを外務省は承知しておられるのかどうか。