2006-05-30 第164回国会 衆議院 環境委員会 第16号
○富田委員 これからもぜひしっかり取り組んでいただきたいと思うんですが、先ほど、谷津のセンターの方からファクスをいただきまして、ことしの谷津干潟は、冬季から春にかけて、昨年まで発生したアオサがほとんど発生しなかったと。このせいなのかははっきりはしないけれども、春の渡りの期間、三月から五月の時期にこれまでになく多くの水鳥を見ることができたというようなファクスをセンターの方で流してくれました。
○富田委員 これからもぜひしっかり取り組んでいただきたいと思うんですが、先ほど、谷津のセンターの方からファクスをいただきまして、ことしの谷津干潟は、冬季から春にかけて、昨年まで発生したアオサがほとんど発生しなかったと。このせいなのかははっきりはしないけれども、春の渡りの期間、三月から五月の時期にこれまでになく多くの水鳥を見ることができたというようなファクスをセンターの方で流してくれました。
というふうに書いて、その後に、「例えば、千葉県習志野市の谷津干潟は、国指定鳥獣保護区に指定されているが、アオサの繁茂、腐敗による貝類やゴカイ等底生生物の死滅により餌資源が減少し、シギ・チドリ類の飛来数が平成十五年は同二年に比べると半分以下にまで減少しており、有効な対策が求められている。」というふうに指摘をしていただいております。
私どもはポンチ絵によく使いますけれども、千葉県の習志野では、せっかくつくった谷津干潟、守るようにした谷津干潟が、結局のところ水が汚くなって従前に比べてシギ、チドリの数が半減してしまったというようなことで、ラムサール条約に指定して特別保護地域に指定したにもかかわらず非常に逆に環境が悪くなってしまっているというようなところでは、藻を取り除くとか、そういう地道なことでございますけれども、そういう保全事業もしたいと
ちなみに、千葉県の谷津干潟と沖縄県の漫湖だそうですね、この二つ、それに今回の藤前干潟と。三つの干潟が、水質浄化能力が非常に高い干潟がこのたび一つ追加をされて、三か所となったわけでございます。
そうした中で、都市公園事業の取り組みにつきまして、自然再生との関係で幾つか具体的に申し上げますと、例えば、ラムサール条約がございますが、ここに登録されております日本の十一カ所の湖沼がございますが、その中で、例えば千葉県の谷津干潟など五カ所が都市公園として整備、管理されております。
一方、人間以外の動植物、考えてみましたら、私は、藤前干潟とか三番瀬とか谷津干潟とか、いろんな干潟がありますけれども、その干潟の中に生息しておる動物がたくさんおるわけです。私も現場を見まして、シギ、チドリなんかが採餌場にしたり、そしてまた休息場にして、そこを根拠に飛び回っておるわけです。その生涯をそこで羽ばたいておるわけであります。
近くでは上尾市の中心部が実は谷津というのでありますし、千葉県には谷津遊園とか谷津干潟とかというふうにありますが、ああいうようなことでかなり多くのところにあります。
近くの谷津干潟、これはラムサール条約に登録されております。もう皆さん行かれていると思いますが、とても鳥が多いところです。鳥は、砂干潟の三番瀬と泥干潟の谷津干潟、最近は泥ばかりではなくて少し砂もまじってきていますよという現地の話でしたが、泥干潟といわれる谷津干潟、ここを行き来しているんですね。状況に応じて選択して利用しているということだそうです。
谷津干潟とセットにされたこの干潟が今守られるかどうかの瀬戸際に来ているときに、六月にボールを投げていながら、もうやがて半年たとうとしているのにまだ返っていません、こうしゃらっと言われてしまったら、環境のことを本当に考え、我々の将来のことを考えている人たちに一体どういう申し開きができるんですか。
例えば、これから流通港湾整備あるいは都市計画道路はアセスを実施すべきだけれども、今のところ県としてはその辺があいまいだということ、建設省の第十堰建設と絡めて、この河口干潟、シギ・チドリのネットワークとしては谷津干潟とここだけという登録地でありますので、こうしたばらばらの事業が、アセスがなかったり全く独立してアセスを終えてしまったりではなくて、一体となったアセスメントをすべきだと思いますが、これについてはいかがでしょうか
二月の十二日に長官はNGOの方々と会われて、ラムサール条約の登録地に指定されるように、そうした御発言もあったということで、ぜひとも、この三番瀬と、そしてそのすぐ近くにあります盤洲干潟あるいは谷津干潟、そうした一帯のものを保全していけるように期待をするところであります。 それから、環境庁長官は二月の二十日に和歌山県の雑賀崎に行かれた。ここも、万葉集でも歌われて非常に風光明媚。
谷津干潟ぐらいしかないんです。とても不思議だと思います。もしかしたら湿地というか干潟のそういった生態系における機能を余りよくわかっておられないのかしらと、そういうふうにも思えるわけです。 我が国の歴史は、国土面積が小さな国ですから面積を広げて農地などに利用するための埋め立ての歴史だったと言ってもいいかもしれないですね。オランダではそれほどでもありませんが。
干潟を利用するシギ、チドリの一万羽以上が記録されております大規模渡来地は、東京湾では谷津干潟、三番瀬、伊勢湾、三河湾では藤前干潟、汐川干潟、有明海では諌早湾、こういった調査が出ております。早急に干潟登録をしていただきたい。できないのなら、その理由をラムサール条約国に向かって説明する必要が当然あると思いますが、どうですか。
環境庁といたしましては、鳥類の渡来地や生息地等の観点から、谷津干潟や蒲生干潟等を国設鳥獣保護区に指定するなど、これまでも干潟の保全に努めてきているところでございます。また、今年度から新たに、海の自然環境保全の基礎的資料を整備するという目的で、全国の代表的なサンゴ礁、干潟、藻場等を対象とした海域自然環境保全基礎調査を始めております。
谷津干潟、これは三番瀬からほんの近くにあるんですね、習志野ですから二、三キロのところだと思いますけれども。一九九三年にこの谷津干潟がラムサール条約の登録地に決定をされました。現地でもお話を聞いたんですが、この谷津干潟と三番瀬というのは、野鳥も行き交いしているんですね、これは一体のものとして考えなければいけないというのが多くの皆さんの話であります。
○志位委員 これは日本野鳥の会の専門委員の志村英雄さんという方が、満潮時になると谷津干潟から三番瀬に鳥が移動するということを報告しておりますから、ぜひその調査を環境庁としてやっていただきたい。これはどうですか。
ではもう一つ、私、お聞きしたいのですが、矛盾はもう一つありまして、この三番瀬の隣に谷津干潟というのがあります。こちらの方は大体四十ヘクタールですけれども、ラムサールの指定地域にされました。
今お尋ねの谷津干潟と三番瀬の関係でございますが、環境庁が実施しております鳥類調査によりますと、谷津干潟とそれから三番瀬では幾つか同じ種類のシギ、チドリの鳥の仲間でございますが、観察されております。
谷津干潟のような場合は、逆にまた鳥獣保護区ということがコアでございまして、その鳥獣保護区としての管理そのものについては、先ほど申しましたように、それほど多額を要するということではございませんが、ただその周辺地域における騒音であるとかなんとかという問題について影響があるということはそれは事実でございましょうし、それについては例えばそういう湿地に指定するときに地元自治体等ともそういう点も含めてよく御相談
○横尾和伸君 この管理の面なんですけれども、例えば谷津干潟について私が地元で聞いてきたお話の一部は、例えば管理委託について非常勤の県嘱託の職員を二名置いている、月に二回回るという程度のものだそうでございます。実際これは谷津干潟が登録されますと、首都圏に近いということもあります、またすばらしい施設の整備もなされているところでございます。そうなりますと、大変な混雑が予想される。
今局長の方から谷津干潟という名前が出ておりますが、これは千葉県でございます。千葉県の場合ですと、千葉県もそれから地元の習志野市もそれについては異存がなさそうでございますので、唯一の干潟かなという感じがいたしますが、あとは局長の答弁したとおりでございます。
確かに従来、干潟の持つ自然環境上のみならず大きな価値というものを、あるいは日本国民はやや低く見過ぎてきたのかもしれませんし、このラムサール条約の締約国会議を開くことが、もしそういう点についての反省があるなら反省をする大きないい機会になろうかと期待もするわけでございますが、当面の湿地登録という観点で申し上げますと、先ほど申し上げましたような要件が整っておりますところは、現時点では谷津干潟一カ所でございまして
○政府委員(伊藤卓雄君) 谷津干潟は、常に干潟があるというような状態でございまして比較的シギ、千鳥類が多いということで、水の多いところにすみますカモ類は少ないというような状態でございます。
○政府委員(伊藤卓雄君) 谷津干潟につきましては、シギ、千鳥類の集団渡来地ということに着目いたしまして、昭和六十三年に国が設定する国設谷津鳥獣保護区として定められておりまして、さらに平成三年の十一月にはその大部分を特別保護地区に設定したところでございます。
それで、特にこの谷津干潟というのは四十ヘクタールぐらいですか、比較的小さいんですね。ところが、無視できないのは、お隣の船橋、行徳にかけての東京湾の一番奥にあります面積千二百ヘクタールの三番瀬というこういう浅瀬があって、潮の満ち干は谷津干潟と一時間半のずれがあるんだそうですね。ですから、水鳥は片方の干潟におって満潮になってきたらそこを飛んで今度は三番瀬の方に行く。
○岡崎委員 その風蓮湖を合わせても三つしかありませんから、あと私どもがちょっと調べたところでは北海道のサロベツ、東部のサロマ湖、下北半島の小川原湖、新潟の瓢湖、千葉では習志野の谷津干潟、木更津の小櫃川河口、近畿では泉大津、山陰では宍道湖などたくさんあるわけでございまして、外相、この条約を承認するに当たって、水鳥の保護について日本の政府ももう少し前向きの姿勢をとっていく必要があろうと思いますので、この
○野辺説明員 谷津干潟はシギ、千鳥等の飛来地として非常に重要な個所でございますので、五十二年度から実施しております第四次鳥獣保護事業計画でできるだけ早い機会に国設の鳥獣保護区に設定いたしたいと予定いたしております。ただいまは千葉県を通じまして地元の関係者の方々の意向を聞きながらできるだけ早い機会に意見を調整して保護区を設定いたしたい、そういう計画にいたしております。
○柴田(睦)分科員 この谷津干潟のあるところは大蔵省の国有地であるわけです。さらにこの周辺は湾岸道路の予定地にもなっているところであります。大蔵省は、環境庁が鳥獣保護区の指定をした段階で国有地を環境庁の国有財産として所管がえすべきであるというように私も考えておりますが、この点についてはどういうお考えかお伺いします。
次に、今度は習志野市の谷津干潟に関する国有地の処分についてお尋ねいたします。 この谷津干潟は、数多くの種類の野鳥が生息する、いわば野鳥の楽園でありまして、地元住民を初め野鳥を守る人たちから、干潟保全の強い要望が出ているものであるわけです。特に最近では、セイタカシギという全国的にもめずらしい野鳥が生息して繁殖したという実績もあるわけです。この谷津干潟の鳥獣保護区指定はいまどうなっているのか。