1962-03-14 第40回国会 参議院 本会議 第12号
わが国政府も、母国としての立場から、すでに技術、医療、教育についての協力などの面で、不十分ながら援助を行なってきているのでありますが、来年度はさらに土地改良、道路整備、護岸港湾施設、消防気象施設などに対し、本年度に倍加して総額十億円余の財政援助を与えることになっているのであります。
わが国政府も、母国としての立場から、すでに技術、医療、教育についての協力などの面で、不十分ながら援助を行なってきているのでありますが、来年度はさらに土地改良、道路整備、護岸港湾施設、消防気象施設などに対し、本年度に倍加して総額十億円余の財政援助を与えることになっているのであります。
被害の状況はきわめて惨たるものでありまして、海岸線一帯の護岸、港湾施設は壊滅に瀕し、海岸線に沿つて走る観光道路は寸断され、部落間の交通が杜絶する状態が長期にわたり、われわれもジープに便乗してやつと視察を行うことができたような状態であります。