1978-04-07 第84回国会 参議院 決算委員会 第9号
このことは、私は今日の議院制内閣の中におけるこの制度の中で、国権の最高機関である当委員会が、その論議の過程を通じて、しかも理事会の決議によって行った申し入れ、全体の警告決議等の経過を踏まえるならば、私は今日廃川処分の措置をとったときの建設省の態度というのは納得をすることはできないのであります。
このことは、私は今日の議院制内閣の中におけるこの制度の中で、国権の最高機関である当委員会が、その論議の過程を通じて、しかも理事会の決議によって行った申し入れ、全体の警告決議等の経過を踏まえるならば、私は今日廃川処分の措置をとったときの建設省の態度というのは納得をすることはできないのであります。
もちろんこれはいまの憲法が議院制内閣でありまするから、与党と政府は一体の関係にあることは申すまでもありません。しかし与党の個々の議員とか、あるいは一部の与党が政府を動かすということはとんでもないことであります。これは政府への干渉であります。政府への干渉で三権分立の趣旨に重大な侵犯であります。でありますから、やはりとの点は厳に重大な問題点として指摘しなければならぬ。
議院制内閣である、そんなことをここで一々申し上げるまでもない。幸いに予算委員会が開かれ、総理の出席があるわけですから、いまの御答弁を聞きますと、新聞の報道は否定もせず肯定もせず、まだきめていない、計数云々、こういうことなんです。それではことばを変えて聞きますが、三十日、いま報道されているこの日に開くことについては、計数整理が間に合わないのですか、間に合うのですか。