1947-08-28 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第16号
○石原(登)委員 最近非常に遺憾なことは、衆議院の審議がきわめて粗漏でありまして、本日の本會議においても、すでに勞働省の問題に對して參議院から全面的な修正をこうむつた。こういう事情もございます。そういふことで本案の審議が未了でありながら、しかも三百億圓という金を簡單にのんでしまうことに決定する。こういうことに對しては、私自身としてはとうてい認許できないのであります。
○石原(登)委員 最近非常に遺憾なことは、衆議院の審議がきわめて粗漏でありまして、本日の本會議においても、すでに勞働省の問題に對して參議院から全面的な修正をこうむつた。こういう事情もございます。そういふことで本案の審議が未了でありながら、しかも三百億圓という金を簡單にのんでしまうことに決定する。こういうことに對しては、私自身としてはとうてい認許できないのであります。
○後藤委員 私も復興金融金庫の構成については、いろいろ意見があるのでございますが、先ほどの議事進行に關する動議が出ておりますように、私どもが承知いたしております範圍では、參議院においても、この分だけ切り離して委員會は承認された由でございまして、必ずしも參議院に同調のみをしようというのではありませんけれども、一應私は本案を委員會において承認いしまして、先刻來の動議の通り審議を繼續する形を殘されたい。
○委員長(楠見義男君) それから先般生鮮食料品の生産及び統制状況の調査のために岡山、廣島、山口、福岡の四縣に佐々木委員が御出張になつたのでありますが、私の手許まで調査報告書が届いておりますが、相當厖大なものでございますし、委員會で特別に御説明を伺う前に印刷に附して各委員のお手許にお配りいたし、然る後成期に議院に報告する手續を取りたいと思いますので、その點御了承願いたいと思います。
○委員長(楠見義男君) 島村さんに委員長からお答えいたしますが、大藏省の方の出席要求でありますが、實は先日大藏省の方に連絡を取りまして、本日この委員會に銀行局長、それから大藏大臣の御出席を要求しておつたのでありますが、會期はどうなるかわかりませんが、この一兩日の間に復興金融金庫の改正法律案をあげないと資金面で非常に困るというので、その法律案を現在衆議院と參議院の方でやつておるような状態であります。
これは參議院規制の第二百十一條に「何人も、參考のためにするものの外は、議事中、新聞紙或は書籍の類を閲讀してはならない。」これは議員も勿論入つておる、議員の規律になつておるわけであります。從いまして閲讀してはいかん。併し持つて入るのはいい、こういうことになつておるわけであります。
○木下盛雄君 實はちよつとここで申上げて置きたいことがあるのですが、今日新聞記者團の幹部の方が私の所に見えられまして、昨日の議院運營委員會の席上、天田君の發言がありました時に、新聞記者室も云々という言葉が出た。我々新聞記者團は今まで曾てこの部屋が狭いとも言つたこともなければ、狭いとも感じたこともない。
要するに二週間休んで五十日間延期するというのであるならば、本來參議院の立場としては、この際一應會議を打切つて、十月に改めて議會を開會するという行き方がどう考えても妥當であると思うが、併し與黨その他の大方の各位が御賛成になつておるならば、その問題に對して別に反對するものではないが、參議院の考え方として、やはり純理論で考えると、そういうふうに考えられることを申上げて、皆さんに御賛成いたします。
○土井委員 これは日をはつきりして、要するに衆議院の方の議院運營委員會としては五十日延長すべしというのと、延長してはいかぬというのとあるのですから、參議院の方と議長が協議いたしまして、その問題についてさらに諮問された場合に、この委員會がさらに考慮する餘地があるなら考慮しても不思議はない。だから日時をはつきりしてこの際採決をしていただきたい。
本日御協議願います案件は、勞働省設置法案の取扱に關する件、會期延長に關する件、兩院の議院運營委員會の合同審査會付議事件に關する件等でありますが、まず兩院の議院運營委員會の合同審査會付議事件に關する件を議題といたします。事務總長の御説明を願います。
それは參議院の修正案に同調するというような説に相なつておりましたが、わが黨といたしましてはいろいろ協議いたしました結果、現下の諸般の情勢から見まして、いろいろの議論はありますけれども、一應參議院の修正に同調しようということに決定をみた次第であります。
それから本院規則第七十二條によりまして、委員長が議院に提出する報告書に多數意見書の署名を附することになつておりますから、本案を可とする方は順次御署名を願います。 〔多數意見者署名〕
特に私がここで當局に御注意申し上げておきたいことは、同じ療養所でありましても、結核療養所とか、あるいは傷痍軍人の療養所というものは外へ出られるから、議院とかあるいは厚生委員會に陳情に參ることもできるのですが、癩療養所においては、おそらくこれは監禁されておりまして、外へ出られませんから、他の療養所以上に悲慘な状態におかれておるのではないかと考えられる。
物價引下運動促進に關する陳情(第 九號) ○製鹽事業保持對策樹立に關する陳情 (第十九號) ○織物の價格改訂に關する陳情(第二 十八號) ○少額貯金及び各種團體預金封鎖解除 に關する陳情(第五十二號) ○インフレ防止に關する陳情(第七十 一號) ○金融機關再建整備法の一部を改正す る法律案(内閣提出、衆議院送付) ○勞働者災害補償保險特別會計法の一 部を改正する法律案(内閣提出、衆 議院送付
それから本院規則第七十二條によりまして、委員長が議院に提出いたしまする報告書につきまして、多數意見者の御署名を要することになつておりまするから、本案を可とされました方は順次御署名願いたいと思います。それから尚要領書は例によりまして委員長で適宜に簡略に認めて提出したいと思いますから、これもお任せを願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
こういうことになりまするころにおいては、ただいま御指摘になりましたような、どういう方法をもつてやるかということはひとつ御相談をいたしたいと思つておりますが、農業協同組合法の精神の徹底するために、あるいは衆議院あるいは參議院等の諸君にお願いをして、この精神を普及する會、こういうものについては、私といたしましては相當いろいろ考えを今日もてております。
○假委員長(松野喜内君) それでは小泉委員からの御意見のごとくに、議院の會議に付するものとし、それを内閣に送付を要するものとして、從つて意見書案を作る、その意見書案については、請願の趣旨の大要を書く程度でいいのではないかという御意見でございました。先ずこの請願の趣旨を本委員會は採擇するかせんかをここでお決めを願いたいのであります。この請願の趣旨を採擇する方に御同意の方は御起立を願います。
○假委員長(松野喜内君) 皆さんこの意見書の纏め方について、今高良委員から仰せのようなことがありましたが、外に御意見はありませんか、高良さんの御意見は、議院の會議に付するを要するものである。從つて内閣の方に送付を要するものというわけですね。そうしますと、これは又院議に付せられて、本會議で論ぜられることになりますが、どうでしようか。
どんなふうにいたしましようか、贊否起立に問うことが……御參考に申上げますが、この議院規則によりますと、委員會は、審査の結果に從い、左の區別をして、議院に報告しなければならない。 一 議院の會議に付するを要するとするもの。 二 議院の會議に付するを要しないとするもの。
○藤井新一君 昨日法規委員會がございまして、それでその時の非公式の話ですが、申上げますが、この前の議院運營委員會で、議員の歳費旅費手當に關することが法規委員会に委託されて、そこで決定して貰うという意見が強くて、我々がそれを受けて法規委員に臨んだのですが、ところがこのことはむしろ議院運營委員會の方へ廻したら宜かろうというので、この第九條、第十條をそこで論じて貰いたいと、こういうふうに非公式ながら樋貝委員長
○木下盛雄君 今のお話は非常に參考になると思いますが、併し參議院は參議院として衆議院と最後は同調しなければならない運命にはありますが、參議院の立場からこの會期問題に對しては十分御檢討される方が望ましいと思います。
この間マル公を決められたですが、そういうのを一々追及してこれは適當であるや否やということになると、物價廳のことまで殆ど皆更に追及してやるということになると、到底參議院の力では及ばないんじやないかと私は考えるのです。それで大體の判断で以て、いずれもこの請願書通りに行くということは事實恐らく一つもないと思います。
私は一つあなたが委員長會議の時に、ここでとにかくこういうふうに決めても外の委員會で違うようではいかんから、やはり參議院としては請願なり陳情は、一律にどういうふうに取扱うかということを、委員長會議かなんかで話合いをして、一律に何とか一つ親切に、デモクラテイツクにやるようにお取計らいを願いたいとこう思います。
尚參議院規則第七十二條第一項によりまして本案の審査終了に當つて多數意見者の署名が必要でありまするから、只今から一つ御署名をお願いいたしたいと存じます。尚議長の手許に出しまする報告書につきましては、その報告書の要領を一つ委員長にお委せを願いたいと存じまするが、差支ございませんか。
○石田(一)委員 國民協同黨としては、さつきから聽いていると院議を尊重する建前からというお話が大分出ておりましたが、院議を尊重する建前から勞働省の問題は參議院に同調し、院議を尊重する立場から會期の延長には反對するという根據が私たちには一つもわからない。
こういう觀點から參議院の方で衆議院を通過した案といえども、これを反對された場合においては、衆議院としては參議院の意向を參酌して善處すべきである。この觀點から今囘參議院の議決されたことは妥當であると考えますから、參議院の意向に同調したい。
○山口(喜)委員 ただいま小島君のお話にもありましたが、結局參議院で議決があつたのですから、それに同意するか否かということが結論であると思う。なおまたいろいろ小島君からも御意見がありましたが、衆議院で決定したことを參議院でこれに反對した場合においては、また衆議院に囘付され、あるいは兩院協議會を行うという規則がある以上は、將來とも必ずしも小島君の言うようなことのみではない。
前に申し上げましたように、決算の審議方針の改むべきところは、法律その他今後政府に對して種々根本的な問題の御檢討を願いたいと思いますので、なるべく早い機會にお開きをいただいて、なお一應のお話合いの進行の模様によつて、また參議院の方と連絡をとる必要が起れば、ともに審議を願うというふうにいたしていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 —————————————
參議院といたしましては水産省設置ということについては、観念的にはなんにも變りはないのでありますが、ただ諸般の情勢と漁民大衆が一日も早く水産行政の確立をはかつて貰いたいという、この強い要望に我々が合わせんとするならば、この場合に水産廳を設置をいたしまして、將來における水産省の設置の一階段として水産廳を設置をいたしまして、一日も早くこの水産行政の確立をはかつて行くというのが即ちこの參議院の水産廳設置に對
それに對して參議院としましては積極的な方向に行くべく示唆したのでありますが、その意味において今度の水産廳設置案なるものが、大體過般我々に提示されたところの政府案なるものに、多少でも參議院の意向とするものが加えられておるかどうかという點においてはいかがですか。
○千田正君 水産省設置を打切つて水産廳とするという面におきまして、參議院としましては、そこに新らしい意味の水産廳を設置するに對して、參議院獨得の今までの水産省という理想的案を持つておつたのが、このたびの實際の面において實現困難であるから、水産廳に持つて行こう、これは非常に結構だが、その面において新らしい構想を、なにか委員長として考えておられますか。
實は本日の議院運営委員會において、松岡議長が、本國會の會期の延長をいたしまする説明のうちで、その理由の一つとして、司法委員會におきまする刑法竝びに民法の審議が遲々として進まないがために、これを終了するにはどうしても一箇月あまりの日子を要する、從つて現在議會に提案されておる民法竝びに刑法の重大法案の審議ができないので、やむを得ず議會を一箇月延長せざるを得ないのであるーー一箇月ではない、九月の末日まで延期
併し先程申しましたように、この豫算は大藏省に要求せんとする只今文部省の一つの試案でございまして、今委員長からお説にありましたような御意見、その他當參議院における文化委員會、或いは衆議院における文化委員會において更に御研究の上で、この額が少なきに失するという只今の委員長の御意見のような御意見がどしどし出て參りまするならば、私共は繼續豫算ではありまするが、當初豫算は四百萬圓を遠慮いたしまして、殊更に少なく
○來馬琢道君 先程申し上げたような私の考えでありますから、今三島委員の御發言に贊成をいたしまして、できることならば文部省の中に置かれる研究所ではなくて、内閣に直屬する即ち外交問題、又日本の歴史にも關係のありますさまざまの方面から觀た國語國字の問題を、この際大膽に決めるというような方針で、殊に我が參議院のごとく解散のない議院があつて、その中でその方面の權威者と言われる方々が集まつておられるとき、内閣の
實は文部大臣は參議院の方に委員會がありまして、非常の出席を促されておりますので、あと政務次官竝びに柴沼政府委員もおられますので一應この程度にして、委員長から委員各位に成り代わつて文部大臣に御挨拶を申し上げたいと思うのでありますが、いかがでありましようか。 〔「異議なし」という呼ぶ者あり〕
そのための議院であり、委員會でありますから、將來は最初に委員會を通してすべての行動をお願いいたしたいのであります。すでに濟んだ第二四半期の分にさかのぼつたところでどうもいたし方ないと思いますが、第三四半期、第四四半期はそういうふうにお運び願いたいと思います。
○委員長(佐々木良作君) その關係につきましては實は參議院におきましても交渉會、委員長會議その他におきまして大分檢討されておるわけですけれども、今のところ正式に政府の方から會期を延長したいという申出のあるまで待とう、申出があつた時に正式に延長するかどうするか決定しようという恰好になつて來るのであります。
○小川久義君 この法案を檢討するに當りまして、丁度私調査に出ておりまして、このことで缺席しておりましたが、何か衆議院の方と參議院の考えとが食い違いのあるようなことをちよつと耳に挾んでおりますが、若しあるとしますと、將來我々審議するに當りまして、それをお聽きする必要があると思います。