2020-02-12 第201回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
これを日本がアメリカと妥協して、議長提案という形で、行使せずと約束しちゃったわけですよ。一役人がこういう、条約というのは国会を経て決めることを、こういうことをやっちゃ駄目なはずなんですよね。 それから、モラトリアム条項があるんですね。日本は、我々も、諸先輩の米澤さんだとか島さんも、これを廃止するために歴代のコミッショナーが汗水流してやってきたことを、十年間延長を認めるという妥協をしたわけです。
これを日本がアメリカと妥協して、議長提案という形で、行使せずと約束しちゃったわけですよ。一役人がこういう、条約というのは国会を経て決めることを、こういうことをやっちゃ駄目なはずなんですよね。 それから、モラトリアム条項があるんですね。日本は、我々も、諸先輩の米澤さんだとか島さんも、これを廃止するために歴代のコミッショナーが汗水流してやってきたことを、十年間延長を認めるという妥協をしたわけです。
国家戦略諮問会議の議長、提案が通ればそれを請け負う予定の事業者、食事やゴルフをこれだけの回数重ねても国民の疑惑を招くような行為ではないと、大臣、思われますか。
そして、アフリカ始め途上国の皆さんも同じようにそれぞれ国の事情がある中で譲歩、妥協を重ねながらまとまりかけましたけれども、二十八日まで、もう夜中の零時までまとまりませんでしたから、議長提案をその後出すということを全体会議で報告をし、議長提案を最終日に出すに至りました。
議長提案につきましては大変厳しかったです。もう最終日の朝の八時からそれぞれ議長提案を皆さんに渡してまいりました。私は、あえて皆さんに言ったのは、この議長提案は完璧ではありませんと言いました。というのは、やっぱりそれぞれがみんな完璧ではないと思っておられるわけですから、これ完璧な議長提案ですと言うわけにはいきません。
ここで一つだけ御報告をいたしたいことがあるんですが、すばらしかったのは、議長提案を出して、各七地域の人、全世界の人に渡したときに、議長提案の中で変わったのは一つの単語だけです。マテリアルという言葉がリソースに変わった、これだけです。 つまり、いろいろなことがあるのに、先進国も途上国もたくさん文句があるのに、何一つ言わなかった。何一つ、ここだけ変えてほしいということを一つも言わなかった。
ベネフィットシェアリングはそういうものじゃないかなと逆に思いましたけれども、まさに真ん中にそういう世界各国の人たちの思いが集まって、議長提案ということ、これは完璧ではないと私は各国の人に三度ぐらい言いましたけれども、それぞれ自分の思いを抑えて議長提案に乗っていただいた。
代表的な国ですけれども、私どもは捕鯨国のまた代表的な国ということで、お互いに歩み寄って、旧来の調査だ商業だというカテゴリーをなくして、資源管理ということと、それから私どもとしては、特に日本沿岸での捕鯨を再開したい、この思いが両方ともが実現できないかということでいろいろと今やっているということで、とりあえず、議長国は反捕鯨、副議長は捕鯨承認国、この議長、副議長が間をとってこの間が出たというのが一つの議長提案
その話と、それから、日本政府としてもちろんこの議長提案については反対をする、そういう意向であることを改めて確認をしたいと思います。
そのためには、自分の要求が一〇〇%通らなければというんじゃ何も進みませんので、お互いにそのあたりは折り合って、どこか全体で合意できる点はないだろうかということで、この間、日本とアメリカが中心になりながら、関係の何カ国かでずっと非公式に会談を続けてきたということで、先日、議長提案みたいな形で、それぞれ一つの方向が出されたわけです。
○小川勝也君 議長提案が少し触れられましたけれども、ゆるがせにできないような話があったというふうに承知をいたしております。すなわち、日本の沿岸捕鯨の重要性については理解をするけれども、調査捕鯨については段階的に減らして最終的にゼロだよという提案もあったと。これはいわゆるところの、簡単な言葉で言いますと調査捕鯨と沿岸捕鯨の分断策、こういう言い方もなされました。
そういった中で、前回の議長提案をベースとすることなく、ゼロベースから国内生産体制強化の必要性を訴え、それを前提としてWTO交渉のあり方を主張していくべきと考えます。 農林水産大臣の見解、決意をお伺いいたします。
その日本提案の中に、輸出、輸入国の両サイドのバランスが確保されなければならない、そういう意味ではルールを定めなきゃいけないということを主張をしておりまして、実は議長の改訂案ではそのような我が国の主張も一部取り入れまして、ルールを決めていこうということに今なってきているわけでありますが、議長提案のその内容ではなお我々は不十分だというふうに思っておりまして、四月の三十日の農業交渉の全体会合の中で、スイス
そういう中にあって、我々は米について国内の生産力、生産性というのを考えて、どの辺まで下げられるのかということを一方腹の中に置きながら、輸入量については今議長提案がございますけれども、我々はそれ自身をのんでいるわけじゃないんです。
そういう面で、今までの協定上は、輸出制限を輸出国側がやることについて実質的には何ら制約になるような条項がなかったということは委員の御指摘のとおりでございますけれども、実は、その日本提案を受けまして、ファルコナーが既に出しましたファルコナーの議長改訂案というのがございまして、現行の農業協定の内容を前進させるような議長提案になっております。
そのことが、ファルコナーも一応認識をいたしまして、それでファルコナー提案の中には、議長提案として、輸出規制についてファルコナーは今の提案の中に書き込んでいるわけでございます。それは、通報の義務を強化しますと。九十日以内に通報して、これは毎年更新しなきゃいけないと。それから、現行にある措置は、輸出規制のですね、これはもう撤廃してもらって、新規の措置は原則一年以内に撤廃すると。最長は十八か月。
この間、中断、決裂、さらにはこの間、閣僚宣言、それから枠組み合意、そしてモダリティーに関する議長提案さらには改訂版、それから新聞等の報道によりますと再改訂版が出てくると、こうした事態になっているところであります。
しかし、これを盛り込んだ議長提案になっている。これは全く理解できないものであります。このことだけを取ってみても、到底このルールの分野では合意できないというふうに考えていいですね。
日本のメディアは、削減の数値目標がバリ・ロードマップの中に入るか、入らないかということに大変注目というか、非常に大きな報道の主たる目的があったように感じていますが、現実問題としては、残念ながら、交渉の結果、バリ・ロードマップの前文の中の議長提案でありました一九九〇年度比で先進国二五から四〇%削減という文言は削除をされました。
実は、議長提案で、二〇二〇年までに先進国は二五から四〇%削減をしろという議長提案が出てまいりました。 総理は、十月の十六日の私の質問で、国内の排出目標を作るべきかと言ったら、当然そのとおりだと思いますと、大変御勇断をいただきました。
そのときには明らかに金利変更の議長提案はしておりませんでした。そういうことでございますので、提案を行う前の報道という意味では、私は憶測に基づく報道ではないかというふうに申し上げているわけであります。
ただし、議長提案、議長が採決を提案した後に一時中断があります。これは恐らく一時ぐらいです。その段階ではお付きの方に内容を話をしたと、こういう理解でよろしいでしょうか。確認します。
それから、私と随行の者が控え室におりましたけれども、私どもは、議長提案がなされた後、政府側から中断を求め、議長の御了解を得た上で経済財政担当大臣に連絡を行ったという事実はございます。
ただ、政策委員会決定会合というのがあって、これは私どもの目から見ますと、これは事前に確認したんです、議長提案というのは政策委員会の多数意見を集約したものだと、議長がその話をして多数意見を集約してこれでどうですかといった場合に、九人の委員のうち三人反対というのは相当なものだと私は思うんです。
実際に、ハービンソン議長提案を日本政府はけっています。交渉に乗らないということもお話しされました。実際にハービンソン議長提案なるものを国民の何割の人が知っているか。知らないですよ。私も、統一自治体選挙のときにずっと回ってこのことを言い続けました。初めて聞いた人たちばかりなんです。
○菅野委員 農業分野では、ハービンソン議長提案をめぐって今交渉が展開されていると理解しているんです。ただ、この議長提案なるものがそのまま本当に採択されていく、進んでいくならば、壊滅的な打撃を受けるというのは、これはみんな周知の事実だというふうに思っています。そして、大臣が今言ったように、まだ溝が埋まっていない。
そういう意味では、WTO交渉について多くの関心を持っていますが、この二〇〇五年一月の一括合意に向けて、ハービンソン議長提案あるいはジラール議長提案なるもので今議論なされておりますけれども、WTO体制の中で日本の国内の第一次産業が現状としてどうなっているのか、このことのしっかりとした総括を行っておくことこそ、今求められていることじゃないのかなというふうに思うんです。
このジラール議長提案について、先ほど聞かせていただいたと思いますが、まず評価について確認をしておきたいと思いますので、さらに具体的な意見があれば追加の意見をお聞かせいただきたいと思いますし、鉱工業分野との連携について、今後どのように交渉の中で連携して取り組んでいくかというような考えがあればお示しをいただきたいというふうにお願いします。宮田参考人……(発言する者あり)失礼しました、植村参考人です。
これまでの農業交渉におきまして、政府は、日本提案の実現に向けて力強い交渉を行っていただいておりますが、三月に出されましたハービンソン議長提案の内容は、輸入国の主張に全く耳を傾けず、輸出国の主張に偏重した内容であると言わざるを得ません。我々は、その議長提案が今後の土台になりはしないかと大いに危惧をいたしております。
したがって、ハービンソン議長提案の途上国部分をすべて支持するということではなくて、あるいは評価するということではなくて、ある一定の配慮をしている。