1953-07-24 第16回国会 参議院 農林委員会 第22号
ただ私は提案者代表として二十四名のうちの一人としてここべ出て来ておるわけでございまして、昨日来くどく申上げております通り、労農党までいろいろ主議政策も違う政党が一致をいたしましてここまで調和点を見付けましたので、私自由党だけの提案であれば或る程度お引受けもできるわけです。各党派の意見を調整することが如何に困難かということは御想像頂けると思います。
ただ私は提案者代表として二十四名のうちの一人としてここべ出て来ておるわけでございまして、昨日来くどく申上げております通り、労農党までいろいろ主議政策も違う政党が一致をいたしましてここまで調和点を見付けましたので、私自由党だけの提案であれば或る程度お引受けもできるわけです。各党派の意見を調整することが如何に困難かということは御想像頂けると思います。
そういたしますならば、当然與党三派の主議政策、あるいは三党政策協定に基いております政策というものを、具体的に現内閣は反映をせられておるはずであります。從いまして、政党内閣の建前から申しまして、芦田内閣は與党三派との間に十分なる連絡をとられ、そうして現段階においては、この予算案が最も適切であるという確信をもつて、私はおそらく提出せられたものであろうと思うのであります。
○中野(四)委員 主議政策の違つておるのはいたし方がない。
ほんとうに主議政策を理解した同志が一縣に百人もあれば、千人もあれば實は結構であります。しかし費用は當然負擔する。費用を投じない黨員などのあるべきはずはないと私は確信する。むしろ今日までの政友會、民政黨時代の政黨は、その名を連ねることによつて恩惠をわけられておつたのであります。そういうような數がいくら集まつたところで、その數を積んで、一國の政治を行うといつた政權爭奪の具に供すべきものではない。
議会における自由討議は、議員個人においてなさるべきものでありまして、所属政党の主議政策の線を逸脱するようなことが、もしありましても、あえてこれをとがむべきものではなく、しかも、これに対する答弁も、個人の自由質問に対してなされる答弁でなければならぬと思うものであります。