1997-11-12 第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号
こうした状況の中で現在の財政構造を放置した場合、将来財政赤字を含めました国民負担率が七〇%にもなる、そうした試算も示されておりますように、我が国の経済、国民生活が大変厳しいというよりもう破綻に近い状態を迎えることは明らかである、これは数字の上でも議員ごらんのとおりの状況であります。
こうした状況の中で現在の財政構造を放置した場合、将来財政赤字を含めました国民負担率が七〇%にもなる、そうした試算も示されておりますように、我が国の経済、国民生活が大変厳しいというよりもう破綻に近い状態を迎えることは明らかである、これは数字の上でも議員ごらんのとおりの状況であります。
そういうことで、原議員ごらんになっても、相当苦労しておるわけでございます。やはり政治が国民の期待にこたえないということになれば、日本の議会制民主主義というものは国民から離れてきてしまって、国民から離れた議会というものはありませんよ、国民の理解と支持を受けなければ議会政治というものは続いていくものでない。そういうことで執念を燃やしたものでございます。
○三木内閣総理大臣 まあ原議員ごらんになっても、各国とも、大きな世界的な転換ですから、各国の政権を担当しておる者は非常な苦労をしておるのですよ。私の苦労なんかは、まだそういう苦労に比べたら、そんなに大きな苦労だと思ってないぐらいですよ。大変な苦労を、ヨーロッパを見てもアメリカをごらんになってもそうでしょう、大きな転換期。これはやはり政権を担当する者が当然受ける試練ですよ。
皆大抵私か見ましても——実物、上田議員ごらんになりましたか。もう皆やっぱり個人の写真が載って、投票依頼してあるのもありますよ、中には。また投票依頼までいかないまでも、この候補者はいろんな意味で、これは非常に熱心な人であって、非常にすぐれた候補者であるというふうに結びついたようなビラが、私が見たビラではもうほとんどと言っていいですね。
御承知のように、政党の機関紙のビラは、峯山議員ごらんになっても、私ももう全国のを見てみた。これはやはり個人の候補者の写真と、そうして、まあ中には投票の依頼もあって、まさしくこれは政党の機関紙の号外といっても、個人用の選挙文書であると言われても私は仕方がないと思うのでございます。
政治資金規正法でも、浅井議員ごらんになっても、政治資金規正法というものは、これは公開の原則というものを貫きたいというわけですから。いままでは会費制度というものになっておったのです。だから、しばしば不透明であるという指摘を受けたのはやはり会費制度、これは全部寄付になったわけですからね。
ビラについては、津金議員ごらんくださればわかるけれども、こうやって公害という言葉を使っているのですからね、世間も少し度が過ぎているという批判を持っていることは事実ですから、だから、あなたが言われるように政党政治で政党が政策をもって争うというならば、法定ビラなんかは届け出さえすれば何枚でもいいのですから、また今度の改正でも三段で相当なスペースを新聞に、何回かにわたって政党の政策を、国の費用において政党
機関紙の号外という形で発行される選挙用文書、林議員ごらんになったでしょう、あの号外というものの内容、あれは政党の政策の宣伝というよりかは、その地区における特定の候補者に焦点を合わせたやはり選挙用の文書ですね。政党の政策の宣伝普及なら、政党で幾らでも出していいのがあるのですよ。法定ビラ、あれは三種類の制限はあっても枚数制限はない。
土橋議員ごらんになってもわかりますように、物価安定というものを第一義に置いて、あらゆる施策をこれに集中して、総需要抑制政策には摩擦の面も相当ありますけれども、何はさておいても、物価は安定しなければならぬということを第一義に置いて努力しておることは、おわかりのとおりでございます。