2000-10-12 第150回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第5号
しかも、衆議院の組織法というのは、これは諸国で言えばいわゆる下院に相当するものでございまして、議会制度そのもののいわば公理、アキシオンといいますか、これ自体としては認めざるを得ないというような要素がありまして、当然に、したがって広く国民によって選出される直接選挙制でなくてはならないということがありますし、さらにその議員の数というのも相当数以上あるということがやっぱり予定されているように思います。
しかも、衆議院の組織法というのは、これは諸国で言えばいわゆる下院に相当するものでございまして、議会制度そのもののいわば公理、アキシオンといいますか、これ自体としては認めざるを得ないというような要素がありまして、当然に、したがって広く国民によって選出される直接選挙制でなくてはならないということがありますし、さらにその議員の数というのも相当数以上あるということがやっぱり予定されているように思います。
これは保守だとか革新だとかという次元を超えて、もはや議会制度そのものが問われているのではないだろうかなという気持ちを実は私は持っているわけでございます。 そのときに一番機能したのは、住民でございました。情報公開という制度を駆使しながら、一銭にもならないこと、行政と余りいい関係にならないという、得にもならないことをやった。これこそ自治の精神だ。
議会制度は、外交であれ、内政であれ、異なった立場の存在を当然前提とするものであり、総理の見解は議会制度そのものの否定につながる危険なものと指摘しなければなりません。自衛隊の本格的な海外派兵がたくらまれている今日、憲法第九条を 擁護することが切実に求められている今まさにそのとき、自衛隊合憲論を打ち出したことはまことに重大と言わなければなりません。
しかし、その出てくるべき議会そのものが、議会制度そのものが今もう大変な危機に瀕しておる、その根幹が中選挙区制にあるということは、お互いに国会に籍を置く者として既に私は理解に達していると思うわけでございます。
しかし、今中選挙区制そのものがもうまさに危機に瀕しているという状況であることは、貴党を除きましてはみんなそういう大変な危機感、それは議会制度そのものに対する危機感として身の震える思いでみんな見ているんじゃないでしょうか。
○国務大臣(後藤田正晴君) 今大蔵大臣がお答えしましたように、もともと議会制度そのものが封建領主からの苛斂誅求を議会の承認なくしては税は取っちゃいかぬということで発足したので、議会制度というものの発生の淵源をたどってみましても、国会の御意見、これらは十分反映させなければならぬ、かように考えております。
無党派の個人は比例代表制になじまないのだが、そもそも一匹狼的な議員は議会制度そのものに有意義な存在であるのかどうかが問題になる。」こういう御見解を述べておられるわけであります。
そこで、お聞きしたいことはそれとまた別なんですけれども、その文章の中で、これは中山先生なり青島先生にはちょっと当てはまらないのですけれども、しかし無所属であるということでは当てはまるんですが、「一匹狼的な議員は」——だから決してお二人を一匹オオカミだとは申しませんが、「一匹狼的な議員は議会制度そのものに有意義な存在であるのかどうかが問題」であるという御指摘をなさっておられる。
これは本当に深刻に考えなければ議会制度そのものが私は崩壊するんじゃないのだろうか。そして官僚行政という言葉もあって、私も余り好きな言葉じゃありませんが、上級職の汚職によって公務員一般が何か悪いことをされているような錯覚になっちゃう。そして公務員一般に対する通達で物事が処理されてしまう。起こしたのは上司なんです。たかが二、三人ぐらいの処分でこの問題が終えられちゃう。
議会制度そのもの、憲法に定められたところの自治体そのものの基本に触れる問題だと私は思うのです。そういう理解でこの問題に取り組んでもらわなければ困ると思うのであります。役人が議会に入って議会を指揮するなら——結果において指揮された、指揮されないということは別です。そういうことをやっておるなら、議会なんて不要になってしまう。
これは日本の議会制度そのものが国民の中に根をおろしてないという重大問題にもぶつかりますし、議員は、大所席所の大きな問題だけでなくて、国民生活の、切れば血の出るような切実な問題を政府に要求する。英国の議会の例などを見ますと、政府が答弁いたしましたことは、三、四カ月後には何らかの意味で国民が満足するように実現を見ている。
○国務大臣(佐藤榮作君) まあ議会制度そのものから申しまして解散というものはこれは慎重にしなければならないという本来の政治姿勢でありますから、これは一般論としては御理解がいただけるんじゃないか、かように私は思います。参議院の方と衆議院のわれわれとだいぶその感じが違っておりまして、参議院のほうは三年に一ぺんずつの選挙であります。
そうして、今日最も憂慮されておる、いわゆる民主政治をほんとうに守ることができるだろうか、また、議会制度そのものは、日本民族にはたしてほんとうに理解され、受け入れられるような制度であろうか、かような疑問を持つ方ができておるようでございますが、私は最近の審議に際しまして、特にこれらの点を心配しておるものでございます。
いずれにいたしましても、議会制度そのものは、しばしば言われますように、議会制度即政党政治だ、かようにも言われるのでありますので、そういう点もやはり考えのうちに入れておかないといけないのではなかろうか、ことに、私ども政党政治のよさは、いずれにいたしましても、国民に政策、政綱を公約しておる、そして自分たちが政権をとればその線で公約した事項を忠実に守る、こういう非常なプリミティヴな考えでありますが、非常にわかりやすい
そういう悪循環を重ねていると、最後には議会制度そのものが破壊されてしまうことになるのではないだろうか。また、業者との工事契約をめぐっていろいろのうわさも聞きますし、莫大なお金が流れたとか、いろいろそういう新聞記事も見ますが、そういうときにいつも耐えられない気持になるのがほとんど多くの国民だというふうに考えます。
ここに私は、一行を代表いたしまして今回の視察の御報告を申し上げたいと存じますが、各国の議会制度そのものや、政治経済の動きにつきましては、あるいは文献により、あるいは各種報道機関の報道等によりまして、すでに十分御承知のことでもあり、また毎年、視察議員団の派遣が行われておることでもありますので、ここには、私どもの耳目をもって直接見聞して参った印象の幾つかを申し上げまして御報告にかえさせていただきたいと存
もし皆様が勝手に小選挙区に改正なさり、自分たちさえ当選すればよろしい、そうして多数の暴力をもって、自分たちのすきなことをやっていこうというような野望を持っていらっしゃるとするならば、日本の議会制度そのものを破滅に導く第一歩ではないかと思うのでございます。 このような理由から、私は、現在政府が提案していらっしゃる小選挙区制には反対するわけでございます。
併しながら国の予算並びにその決算は、そもそも議会制度が生まれるに至つた最大の機縁となつたのみならず、議会制度そのものの中に国の財政を処理するという作業こそ、国民がその代表に負託した最大の権能であり、財政民主主義の確立こそ我々国民代表にとつて最大の義務であることに鑑みまして、この決算報告に当り、一般の世論を背景に、決算委員会が集約した結論を政府に対し国民の名においてこの際一大警告を与え、以てその実現を
高橋委員の御指摘になりましたように、国民は戦争中の過激な思想動向に懲りておりますから、議会制度そのものにはあらためて愛着を持つていると思いますが、議会の言動については多大の関心を持ち、注目を浴びせ、かつ一面において失望している点は率直に申し上げて御指摘の通りだろうと思います。
さよう意味で、三権分立の建前からできておるのですから、議会制度そのものからいえば、逮捕許諾の要求があれば、政府はその形式的な審査をしてただちにこれを国会にまわす、国会またこれを審査する。
議員の政治に対する考え方が、どうとかこうとか、あるいは今の議会制度そのものがどうとかこうとかいう議論がありましようが、いずれにしても、吉田内閣の弱体と自由党の政治力の、はなはだ失礼だが、拡充しておらぬということが直近の原因だろうと思う。