1948-03-22 第2回国会 参議院 治安及び地方制度委員会 第3号 第三に言つておりますことは、教育制度及び警察度制の改革のごとき、地方財政に對する致命的大變革が、何らの財政措置を講ぜずして實施せられる結果、地方當局者は殆んど財政運用に關する自信を失つてしまつて、中央依存の態度が強くなりつつあるということを愬えております。 第四には、誤まれる國家財政第一主義に禍いされて、國の財政の健全化が地方財政の犠牲によつて行われておるということ。 吉川末次郎