1990-03-29 第118回国会 参議院 法務委員会 第1号
先生お尋ねの件は警察庁指定事件制度ということについてだと存じますので、これにつきまして御説明をさせていただきたいと思います。
先生お尋ねの件は警察庁指定事件制度ということについてだと存じますので、これにつきまして御説明をさせていただきたいと思います。
○政府委員(仁平圀雄君) 一連の朝日新聞社襲撃事件につきましては、警察庁指定事件といたしまして、関係都府県警察に警察本部長を長とする異例の特別捜査本部を設置しまして全国警察を挙げて懸命に捜査しているところでございますが、御指摘のようにいまだ犯人を特定するに至っておらず、捜査が長期化しているところでございます。
また、警察庁指定事件といたしまして、全国警察を挙げて捜査を推進中のものでございます。 現在推進しております主な捜査事項を申し上げますと、発生現場を中心とした地取り、聞き込み捜査、犯行に使用した散弾銃及び実包の捜査、犯行声明文作成に使用したワープロの捜査、静岡事件における遺留品の捜査、それと赤報隊の捜査等をいたしておるわけでございます。
一連の事件につきましては、それぞれ関係府県に刑事、警備両部門から成ります特別捜査本部を設置いたしますとともに、警察庁指定事件といたしまして全国警察の組織を挙げて捜査中でございます。
○説明員(金澤昭雄君) グリコ・森永事件の捜査の概況でございますが、今お話ありましたように、三月十八日に江崎グリコ社長を誘拐をするというところから始まったわけでございますが、その後一連の事件がグリコについて行われまして、警察庁といたしましては、この犯罪の各府県にまたがります広域性、重要性、こういったことにかんがみまして、警察庁指定事件ということで指定をいたしまして、大量の捜査員を動員をして捜査をやってまいったわけでございます
私ども警察の方といたしましては、そういった事件の社会的な重要性を十分に認識いたしまして、警察庁指定事件ということで大阪府警、兵庫県警、それに九月に入りまして京都府警、こういったところを中心として現在鋭意捜査をやっているところでございます。 途中で終戦の宣言というようなことも犯人の側から出てまいりましたけれども、ああいった終戦宣言というものを私どもはうのみにしたわけではございません。