2000-11-09 第150回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第2号
国民の警察に対する信頼を確保し、安全に安心して暮らせる社会を実現するため、断固たる決意を持って改革要綱の実現を初めとする警察万般の改革に全力を尽くしてまいる所存でございます。
国民の警察に対する信頼を確保し、安全に安心して暮らせる社会を実現するため、断固たる決意を持って改革要綱の実現を初めとする警察万般の改革に全力を尽くしてまいる所存でございます。
それと同時に、機動隊は警察万般にわたりまして多角的に使用しておるという状況でございます。特に、最近の暴走族の取り締まりあたりにつきましては、もう機動隊の取り締まり体制がなければとても執行ができない、こういう状況になっておりますので、非常に多角的に使用しておるということをひとつ御理解をいただきたいと存じます。
これらの問題について科学的な研究をすべきではないかというので、今回の国会に予算、あるいは警察法の一部改正をお願いいたしまして、警察法は改正いたされたのでありますが、それは科学捜査研究所というような名前を、そういう研究機関がございますが、これを科学警察研究所というような形で改めまして、捜査だけの科学的な面の推進でなしに、警察万般にわたって科学的な研究、あるいは実験、あるいは対策を推進していくというので
事いやしくも大事な事件と取り組んで仕事をいたします場合には、全精神を打ち込んで真剣に事と取り組み、最善を尽さなければならぬことは申すまでもないところでございますので、今後捜査に当る者はもとよりのこと、警察万般の日ごろの仕事を担当する者につきましても、常に細心の注意、周到な用意をもって警察官としての職責を全うするのに最善を尽すように、一層戒めていきたいと考えております、決して警察はくさいものにふたをするということは
そこで警察万般につきましては、特に内閣に担当大臣を設けられまして、制度上ではありませんけれども、あるいは総理の全体の責任の中にあるかもしれません、そういう意味で、広い意味で警察問題について政府のなすべき事柄があるとすれば、それは事実上国務大臣の担当大臣でやつていただく、こういうことになつておるわけであります。
従来の警察組織が大きくは国家地方警察と自治体警察にわかれ、さらに自治体警察は多数の市町村にわかれ、そのために警察の効率を阻害されることが多かつたのみならず、国家地方警察は地方自治の色彩に欠け、自治体警察は国家的性格を欠除し、いずれも警察本来の性質に適合しない点にかんがみ、国家地方警察、市町村警察ともにこれを廃止して新たに都道府県に警察を置き、この都道府郡警察が警察万般の責めに任ずるごとといたしたのであります
いわゆる第二条の各項目についてすべて責任を持つのではなくて、第二条の事柄は、警察万般がやるわけでありますけれども、しかし普通の状態においては都道府県警察を指揮監督はしないんだ、しかし治安確保という見地からのみ指揮監督をする、かように制限をいたしたつもりであるのでありまして、第二条の範疇を離れて、あるいはこれとは別個にさような権限を第六条に書いたのでは毛頭ございませんので御了承願いたいと思います。
従来の警察組織が大きくは国家地方警察と自治体警察にわかれ、さらに自治体警察は多数の市町村にわかれ、そのために警察の効率を阻害されることが多かつたのみならず、国家地方警察は地方自治の色彩に欠け自治体警察は国家的性格を欠除しいずれも警察本来の性質に適合しない点にかんがみ、国家地方警察、市町村警察ともにこれを廃止して新たに都道府県に警察を置き、この都道府県警察が警察万般の責に任ずることといたしたのであります
しかし警察万般の事務の中には、治安確保を広く読めば、全部が全部ということに相なるかもしれないというお話でございますが、これにはおのずから限度があるのであります。法律におきましても、またこれを十分限定をいたしたいと考えておるのであります。交通の整理であるとかあるいは普通の犯罪の予防とか、また犯罪の捜査であるとか、そういうような事柄につきましては、これは地方にまかせてしかるべきである。