1974-04-02 第72回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
○山中国務大臣 警備連隊構想と申しますか、そういうものが、かつて中曽根長官時代にいわれたということでありますが、そういう連隊制度をいま持っておるわけではありません。
○山中国務大臣 警備連隊構想と申しますか、そういうものが、かつて中曽根長官時代にいわれたということでありますが、そういう連隊制度をいま持っておるわけではありません。
○吉田委員 本会議でですか、中曽根防衛庁長官のときの警備連隊構想というものについて尋ねて、これは中曽根防衛庁長官のときの警備連隊構想をそのまま持っているわけではないが、現在ある自衛隊が出動した場合に、そのあとの警備力の空白に対して警備部隊あるいは軽警備部隊に充当するために予備自衛隊を使うということがいわれております。
四次防末までの予備自衛官数の目標は四万五千人となっておりまして、軽普通科連隊を二十一個つくると、こういう予定の国会答弁がさきにあったんでありますが、この軽普通科連隊構想というのは、中曽根長官時代の警備連隊構想にかわるものと思われる。四万二千七百人もの予備自衛官を集める、四十九年度あたりからこの軽普通科連隊の編成に入る予定なんでありましょうか。
これも御案内のとおり、警備連隊構想に当然つながっておるわけでございまして、この警備連隊の構想なるもの、いざというときにはたして一体どこに銃口を向ける役割りを果たすのか、いままでは少なくとも自衛隊の人員補強の面をやるのだ、こういうことに相なっておりますけれども、しかしながら、私どもは多くの疑念を持っておるわけでございます。
次に、予備自衛官を三千三百名増員することにしているが、当初のいわゆる中曽根案では、予備自衛官による警備連隊構想があったが、現在もその構想は生きていると判断してよいのか。それとも、海原前国防会議事務局長のいう、郷土防衛隊構想を防衛庁としては考えているのか。この際、予備自衛官の性格、運用、数的限界等について、いかなる構想を持っているのか、見解を承っておきたいと思うのであります。
そういう警備連隊構想の検討を含めて三十万という一応のメルクマールを置いて、そこへ向かって部隊編成、装備の問題を含めてこれまでの長い戦時型編制の考え方から、世界の潮流に合わせながら平時編制の方向を志向していくという努力をいまするのである、長官、そういうことでいいわけですね。
四十一の警備連隊構想というのが四次防構想の中に出ておりましたけれども、そういうことを頭の中に置きながら、予備自衛官の分布をできるだけ均等にしていこうということで採用しているわけでしょう。そこからこういう問題が起きるのですよ。
○横路委員 私たちは、その警備連隊構想なるものには反対なんで、あまり先ばしった議論をしてもやぶへびになると困るから、この辺でやめておきますが、結局、機能というのは治安部隊ですね。
予備自衛官による警備連隊構想がすでにつくられているように、予備自衛官はそれ自体としても漸次大きな戦力となりつつあり、国民皆予備軍化をはかる軍国主義的施策の重要な手段として重視せざるを得ません。 第三に、自衛隊離職者就職審議会の設置は自衛隊員の軍需産業への天下りを是認し、これを前提として設置されるもので、現状を改善する客観的保障はなく、一種の欺瞞的制度にすぎないのであります。