1955-06-09 第22回国会 衆議院 決算委員会 第14号
「梨」を購入をし、改造をしたいというのはこれまた主計官の言われましたように、二十九年度の米国よりの供与がこうしたいわゆる駆逐艦と申しますか、警備船甲、乙というところが著しく減りましたので、何とかこれをできるだけ埋めたいという考えで——幸いに若干の建造費の節約余裕ができましたので、大蔵省の承認を得て買うようにいたしたいと考えたのであります。
「梨」を購入をし、改造をしたいというのはこれまた主計官の言われましたように、二十九年度の米国よりの供与がこうしたいわゆる駆逐艦と申しますか、警備船甲、乙というところが著しく減りましたので、何とかこれをできるだけ埋めたいという考えで——幸いに若干の建造費の節約余裕ができましたので、大蔵省の承認を得て買うようにいたしたいと考えたのであります。
ただ繰り越しておりまするそれ以外の項目につきましては、たとえば二十八年度の計画にかかりまする千六百トンの警備船甲、これの残りの分が幾らであるか、あるいは駆潜艇の分が幾らであるか、こういう内訳が一応ございます。
今繰り返して申しましたごとくに、二十八年度の建造計画というものは、警備船甲型千六百トン以下十六隻なんであります。この中には千五百トンの「なし」は入っておらぬのです。二十九年度の建造計画は、三百トン型の駆船艇以下十四隻なんであります。これにも「なし」は入っておらぬのであります。
警備船甲という一千六百トン型のものが四隻で六千四百トン、以下中型掃海船三ばい、雑船で三ばい、古い昔の駆逐艦の「梨」というのが上って参りまして、引き上げられまして、これを改装いたしまして使います。そのトン数を含めまして九千二百四十トン、アメリカからは、先ほど長官がおっしゃいましたSSと申しますのは潜水艦であります。
この日本側建造分のまず第一の項目の警備船甲でございまするが、これは千六百トンクラス、御承知の二十八年度予算をもちまして二隻建造することにつきましての議決をいただいておりまして、昨年秋以来契約をいたしまして、現在建造中であります。
二十九年度中に一応竣工を予定いたしておりまするという御質問でありますが、二十八年度に御承知の予算で着工いたしましたもの、これは合計十六隻、九千百二十トン、御承知だろうと思いますが、内訳は警備船甲と申しまする千六百トン級のものが二はい、乙と申しまする千トン級のものが三ばい、それから丙と申しまする、これは小型の晴海用のもの、それが六十トンのものが六ぱい、千トンの補給工作船が一ぱい、六百トンのやや大型の掃海船
警備船甲型千六百トン二隻、予算価格におきまして単価二十四億二隻で四十八億。警備船乙型一千トン三隻、単価十六億、三ばいで四十八億。警備船丙型、これは大体五十トン型でありますが、これが六ぱい、単価一億五千万円で九億円。補給工作船の一千トン型一隻八億円。掃海船の大型六百トン一隻三億五千万円掃海船の中型三百二十トン、単価二億五千万円、三隻で七億五千万円、合計いたしまして百二十四億円であります。