1947-07-05 第1回国会 参議院 本会議 第12号
そのプラツトホオームに実際において誤りがなかつたならば、私の過去の経験から言いまして、いささか世界の労働運動に関係しておつた私の体驗から言いまして、これは日本の労働者がその教養を昂める上においても、その識見を高く持ち、その限界を廣くする意味において、私はこれは決して惡いことじやない、望ましいことだと考えておるのでございます。
そのプラツトホオームに実際において誤りがなかつたならば、私の過去の経験から言いまして、いささか世界の労働運動に関係しておつた私の体驗から言いまして、これは日本の労働者がその教養を昂める上においても、その識見を高く持ち、その限界を廣くする意味において、私はこれは決して惡いことじやない、望ましいことだと考えておるのでございます。
國民全体の力によつて婦人の地位がうんと上つて、男子と同等の能力或いは識見を持つて我が國の政治を改革するように、國民運動を展開して戴きたいと私は思うのであります。(「そうだ」と呼ぶ者あり)そういうふうにして初めてここに婦人の立場が一般に十分に認めて來るようになると思います。政府も勿論これに対して努力を拂つておるのであります。
申すまでもなく、両君はその人格、その識見、共に優秀な方でございまして、議事を宰するに当り、公平無私、從つてよき典例を残されることと存じます。今や國家再建のときに当りまして、新憲法の下において、國会が國家の最高機関であつて、その一院たる参議院の使命の重かつ大なるを思うとき、両君の聲望と手腕に待つべきものが多いと存ずるのであります。ここに両君の御自重と御自愛を切に望むものでございます。