2017-02-22 第193回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
先ほども伺いましたけれども、需要があるということはやはりもう明らかでして、先ほど大臣も御答弁ございました、公立ではないけれども、自主的な夜間中学は識字学級も含めて全国に三百カ所以上、それから、夜間中学の四倍に当たる七千四百人が通っているというこの事実。
先ほども伺いましたけれども、需要があるということはやはりもう明らかでして、先ほど大臣も御答弁ございました、公立ではないけれども、自主的な夜間中学は識字学級も含めて全国に三百カ所以上、それから、夜間中学の四倍に当たる七千四百人が通っているというこの事実。
女性たちは、家事、育児、農作業をしながら、夜に識字学級に通い、休日に野菜畑を開き、学んだ裁縫技術で商いを始めています。このNGOは、日本の政府あるいは各財団からあるいは寄附から集めたわずかな資金と簡単な技術によって人々の暮らしを大きく変えたと言えると思います。こうした例は無数の成功例の一つにすぎません。これは、NGOの中にもODAの中にもあります。
○政府委員(坂元弘直君) 先ほど申し上げましたとおりに、私どもとしましては、同和問題につきまして毎年その差別事象についての調査を行っているほかに、例えば昭和六十二年度では指導者研修の実施状況、同和教育に関する教材の作成状況、識字学級の実施状況について調査を実施し、都道府県、それから指定都市教育委員会における同和教育に関する施策についても把握しているところでございます。
○内田(弘)政府委員 御指摘の識字学級の一学級当たりの受講者数というのは、特に何人というふうに限って編制するかを定めているわけじゃありませんが、受講者や指導者の状況等地域の実情に応じて指導が行き届く適切な人数で編制すべきであると考えております。現状ではおおむね二十人ぐらいで編制されるところが多いようでございますが、特別の場合は事情に応じて対処できるように配慮いたしているところでございます。
○内田(弘)政府委員 それから、今識字学級における講師の補助者の件でございますが、これは場合によって効果的な学級運営に必要な場合もあると考えて光ります。現状では、講師とともにその補助者の協力を得て実施されている例も幾つかございまして、講師、補助者ともに、これらの指導者に対して謝金を支払っておりまして、その費用は国が委嘱事業として措置しているところでございます。
○内田(弘)政府委員 文部省におきましても、識字のために識字学級の開設等について補助をいたしております。また地域においても、それぞれの地域の実情に応じた識字運動を行っているというふうに考えております。それぞれの努力を通じまして、この識字問題の解決に向かっているというふうに認識しているところでございます。
そういうことで、識字学級の問題、特に日本だけじゃなしに世界的な規模で識字というものが大きく取り上げられたわけでございますが、被差別部落のそういう識字学級というのですか、識字運動というものも非常に歴史があるわけでございます。
そこで、聞いてほしいと思うのは、識字学級の講師。ところが、文字を知らないわけですから、非識字者を指導するということになりますと、補助がどうしても必要なのですね。そして、何人かを単位にして指導していくというような格好にならないと、これは十分ではありません。したがって、これからは講師と同時に補助者をどうするかという点を考えていく必要があると思います。きょうは、答弁要りません。
四枚ありますから、この四枚をごらんになって、簡単に説明しますと、一番上の右から二番目が昭和五十年三月に開校した識字学級で字を覚えた人です。その次が四十五年八月に覚えた人です。それからその隣が、一番左側が五十年三月に識字学級に入りまして卒業なさった方です。年齢は右から六十二歳、六十歳、六十五歳です。
○福田政府委員 まず、国が委嘱しておる識字学級でございますが、その後漸次学級数がふえまして、昭和五十七年度には六十八学級でございましたが、平成二年度では百四十九学級でございます。 それで、今先生がおっしゃいましたいわゆるそういう国が直接識字学級として委嘱している以外に、他の委嘱事業で集会所指導事業あるいは諸集会、団体育成などでも一部行われておるわけでございますが、それが百九学級。
○鬼島説明員 ただいまの御質問の中に、六百ほどの学級が開設されているというお話でございましたが、先ほどちょっと説明不足でございまして、全国に識字学級として開設されているのは約六百学級ございます。
私ども文部省といたしましては、子供のころから家庭の経済的な事情など、いろいろな事情から読み書きに問題を抱えた人々がおられるわけでございまして、この問題につきましては、市町村において従来から社会教育の一環として、基礎的な読み書き能力を身につけ、生活水準の向上を図るということで識字学級を開設しているところでございまして、文部省におきましても、昭和五十七年度からその助成、援助を開始して、拡充に努めてきているところでございます
現在、六百の識字学級で約一万五千人の人たちが学んでいるわけでございますけれども、今の御回答では、約三千人を対象にしたものに助成を行っているということでございましたが、この被差別部落の識字学級についての今後の方針等はどのようにお考えでいらっしゃいますでしょうか。
また、平和教育学級、人権尊重学級、識字学級など、人が人として生きていくのに欠かせない基本的人権の観点に立った学級もあります。地域の生活課題をメーンとした地域セミナーや、青少年地域活動促進事業などもあります。当然、学社連携の諸施策もございます。このほか、各種文化、スポーツなどの行事や講座等も数多くあります。
それから他方、社会教育面におきましても、識字学級を開設している地域におきまして助成制度を設けこれの補助に努めている、こういう状況でございます。
○須永分科員 先ほど識字学級の部分で、いわゆる地対財特法、その指定地区においてはほとんどされているというような中身のお話がございましたが、今その指定地区が四千幾つ、そしてまた未指定、事業未実施のところが約千あるというふうに言われているわけであります。
そういう点から考えますと、これは昨日の群馬県の上毛新聞なんですが、実はこれだけ大きく識字学級の問題が取り上げられました。
そういう意味で、先ほど識字学級のことを申し上げたわけでございますけれども、今先生から御指摘がございましたのは、一つは、多分総務庁が実施した地域改善対策の対象地域となっている地域での非識字人口を押さえてみる。そうすると、例えば読むことでいいますと、調査対象になった十五歳以上の方の中で普通に読めるという人が八四・五%いるけれども、逆に言えば、それ以外の人は非常にそこにトラブルがあるわけでございます。
六百学級を超える被差別部落の識字学級、また在日朝鮮、韓国人の識字学級あるいは夜間中学や日雇い労働者のための識字運動というのが現実にありまして、こういう方々のお話では恐らく日本で三百万人程度の非識字者が存在するというふうに言っております。こういう非識字者にとっては、社会生活を営む上で、情報あるいは文化から疎外されてしまって社会的な差別を受けてしまうということがあろうかと思うんですね。
ただ、学力促進学級につきましては、例えば成人学級に対する識字学級というようなイメージを持って私どもは臨んでいるわけでございまして、実際に学校の学習活動のおくれがちな子供たちに対してその促進を図っていくということが基本の学習活動であるというふうに理解しております。
この集会所におきましては、読み書きの不自由な大人のための識字学級でありますとか、あるいは学業におくれがちな子供に対します補習教育でありますとか、その他地域の人々の学習要求に基づきましてさまざまな学習活動が展開されているわけでございます。今後ともそういうソフト面につきましての充実策を講じてまいりたいというふうに考えております。
それから、答弁をしていただいておりますと時間がありませんが、識字学級というのが非常に効果を上げています。僕は涙ぐましいと思うのですよ。四十過ぎて五十ぐらいの人が夜行っては小学校の一年や二年のやることをやっておるのです、書いておるのですよ。僕はそういう涙ぐましい感じを受ける。こういう点は、教育ですからひとつ推進していただきたい。
○中西(績)分科員 そこで、私は大臣にぜひお答えいただきたいと思いますけれども、先ほどからわずかの時間でありましたので十分な討論ができませんでしたけれども、識字学級なんかの問題にいたしましても、本当に実態調査をすればするほど、やはり手を施さなければならぬということがだんだん強まるばかりですね。
○齊藤(尚)政府委員 識字学級につきまして御説明を申し上げたいと思います。 このことにつきましては二回にわたりまして調査を行いました。一回目は昭和五十六年七月に昭和五十五年度間の実情を調査したものでございます。
○齊藤(尚)政府委員 ただいま先生から御指摘ございましたように、識字学級の学級数の増を図るべきであるという観点から、昭和六十年度から今まで年間の学習時間数を、百時間程度を国庫の委嘱の対象としておりましたのを、先生ただいま御指摘ございましたように、七十時間以上、百時間程度に改めることといたしておるわけでございます。そういうことで、対象の識字学級の数がふえていくように努めているところでございます。
最後になりますけれども、識字学級の問題でお聞きしたいと思います。 識字学級問題は私がここで多くを申し上げる必要はございませんけれども、私がなおこのことについてここで申し上げますのも、これは大阪で調査をした結果いろいろなものが出ています。
ですから、今お答えいただきましたように、年齢別を見ましても四十歳から五十歳くらいがたくさん識字学級に参加をしておる。そして、かつ六十歳以上になると未就学者がなおふえてくるわけですけれども、そうしたこと等ずっと考え合わせていきますと、何としてもこうした識字学級というものを私たちはやはり拡大をする。
○宮野政府委員 識字学級について何遍かお答えしたことがございますが、昭和五十六年度に調査しました調査の内容は、昭和五十五年度間の識字学級の調査をしたところでございます。
質疑の主なものは、文部省関係では、幼保の一元化、幼児教育のあり方、青少年の非行対策、有害図書の規制、学習塾過熱化への対応、教育委員の準公選についての見解、教育改革の進め方、私学助成の拡充、義務教育年限九年間の年度区分のあり方、教科書無償制度の存続、家庭科教育のあり方、学校給食の教育効果、豪雪地帯での通学道路の確保、過大規模校の解消努力、盲学校寄宿舎の給食職員の処遇改善、識字学級の実態と対策及び子供会
そこで、現実に識字学級につきましての委嘱の要件の改定等の問題につきましては、識字学級、例えば先ほどの百時間でございますが、これは五十七年度から始まりまして五十八年度が二年目で来年が三年目になるわけでございますが、そうした実施の推移を見ながら将来の課題として検討していく必要があろうかと思っております。
○宮野政府委員 私ども、識字学級の基準は年間百時間程度で、これは識字の学習内容を百時間以上というのを求めているわけでございます。
先生の御指摘の分はどちらに該当するのかがちょっとわかりませんが、五十七年度の新しい実態調査の結果によりますと、全国で識字学級が多い十県について調査したところ、国委嘱の識字学級が六十八学級、それからその他の識字学級が四百七十七学級というふうに出ております。
私どものいま申し上げました識字学級の事業につきましては、読み書きの能力、識字を身につけることを主たる学習内容とする学級、講座等の事業というふうに定義づけまして、実際の実施に当たりましては年間百時間程度。
それから、先ほど御説明落としましたが、五十七年度から識字学級として取り出してやり出したものは、一学級につきまして四十六万円、これは識字学級のその一学級だけで四十六万円というふうになっております。
文部省といたしましては、その後、社会教育の一環といたしまして、識字教育学級、識字学級と呼んでおりますが、昭和五十七年度から新たに読み書きの能力を身につけることを主たる学習内容といたします識字学級ができるように行政措置を行いまして、昭和五十七年度から識字学級の推進を図っているわけでございます。
これはまた後に質問する識字学級の問題からいろいろな問題、たくさんあります。しかし、教育という問題は、これを無視してはならないというのが私の主張です。一番最重要点として教育を置く。その際になぜ——じゃ、このことによってどれだけの金額が浮くんですか。
そこで、私はもう一つだけ識字学級をやりたかったのですけれども、できませんでした。このことだけちょっと。 かつて文部大臣が国会答弁で、字を知らない人の存在は国の恥であり、早急になくすように努力する、こういうことを言ったのですね。これはあったかどうか、この点の確認だけして終わります。あとはまた別のところで……。