1954-03-26 第19回国会 衆議院 法務委員会 第28号 かような状況下にあつたため、さすがに正義感よりして黙止することができないとして、心ある有志が期せずして集まり、まず実情を関係方面に陳情せんことを決定し、また青年団長である申告者鶴蒔清は、昭和二十九年一月十五日の成人式に列席し、小川町におけるボスの不法な暴力と権力を排して、町の民主化の必要性を強調したところ、被申告者等の憤激を買い、同人等より宇都宮地方裁判所大田原支部に謝罪広告文掲載及び金六十万円の慰藉料請求訴訟 戸田正直