1958-02-17 第28回国会 衆議院 外務委員会 第4号
積み重ね云々ということをおっしゃいますが、国際情勢が有利に展開するような場合には講話会議を開いてもいいというようなこれまでの政府の答弁でありますが、その国際情勢の有利に展開するという場合、具体的にその実例を申しますと、一体どういう——われわれはどうも想像できないのでありますが、たとえばどういう場合にこの平和条約の締結を持ち出した方がいいとお考えになりますか、それを一つお伺いしたい。
積み重ね云々ということをおっしゃいますが、国際情勢が有利に展開するような場合には講話会議を開いてもいいというようなこれまでの政府の答弁でありますが、その国際情勢の有利に展開するという場合、具体的にその実例を申しますと、一体どういう——われわれはどうも想像できないのでありますが、たとえばどういう場合にこの平和条約の締結を持ち出した方がいいとお考えになりますか、それを一つお伺いしたい。
その当時の原文も今回のこの講話会議の原文もクリルアイランズになつたのであります。クリルアイランズに新しくこの得撫とか国後というものは入らないと我々は考えておるのであります。国際外交上におきましてのこのクリルアイランズの問題は、あの安政の下田條約、或いは神奈川條約と申しまするか、その際の日露の国境を設定した際におきましては、択捉島と得撫島のあの水道を日本とロシアとの国境とする。
質問に入るに先立ちまして、総理大臣が老躯を提げて、みずから対日講話会議の全権といたしまして、我が国には曽て見ない積極的な前例を作られましたことに対し、感謝と敬意を表するものであります。
我々委員会としては、当然これは森崎委員の言うまでもなく、又来年三月、或いは講話会議の予備会議が進渉する以前に、この問題の審査だけでも確認して頂かないというと引揚者は待つことができないのです。
次にお尋ねしたいことは、こういうポツダム政令というものは、講話会議が済めばただちに効力を失うものだと思うのでありますが、その点について大臣はどういうふうにお考えになつておりますか。
○岩間正男君 講話会議が済めばこれはポツダム宣言によつて進駐軍はこれは日本を引揚げなくちやならないことになつておるのです。そうして講和は今世界の大勢の中で非常に促進され、それを望まれて、これは関係国の大部分の国がそれを望んでおる。こういう状態の中で十二年の期限もつくような一体住宅を建設するということが必要であるかどうか。
又講話会議を控え将来我が国が国際社会の一員となるべき立場からも、この際文明諸国共通の年号計算に従つてはどうかという問題が起つてくるというような見地から、元号に関する調査を行なつて、速かにその対策を講ずる。これが調査目的でございます。それから一、利益、「元号に関する種々の疑義を明確にし、文化国家の建設に寄與する。
人事行政に関する件地方行政委員会において 一、地方財政に関する件 二、地方自治に関する件 三、警察及び消防に関する件 四、地方税法の一部を改正する法律案経済安定委員会において 一、重要物資の需給計画、資金その他経済の総合的計画に関する件法務委員会において 一、法務行政に関する件 二、檢察行政に関する件 三、裁判所の司法行政に関する件外務委員会において 一、國際経済に関する件 二、講話会議
しかしながら、その後の國際情勢、すなわち今國会開会当初から今日までのこの期間におけるその後の情勢というものは、あるいはドイツの封鎖解除の問題、あるいは対日賠償取立中止という報道等によつて、講話会議の見通しというものがやや明るくなつて來たのではないか、予想された当時よりも、さらに講話会議へ一歩前進したという信念を首相においてお持ちになるようになつたのではないか、こういう点を私感じますので、この際國会が
しかし諸君、講話会議促進の運動は断じて一党一派の問題ではございません。國民全体の問題であります。これが完成のためには、もちろん日本の民主化が徹底をされて参らなければなりません、経済の自立が行われて來なければならぬのであります。しかしそれと同時に一日も早く講話会議が促進されるよう努力することは、日本の國民に與えられたる務めであるといつても過言ではありません。
また対日講話会議につきましても、最近連合國側の内部において新しい動きが出てきておる。 以上のような変化する外國の事情に依存することができるかどうかということを、私は総理大臣にお聽きしたい。このように不安であり、われわれの手にどうも負えないような、こういうような外國の事情に、今日の日本の経済の再建や、あるいは目前の予算の基礎をおくというところに、私は非常な危險があると思う。
(拍手) 次に芦田外相に対しまして、繰返して言いますように、現在のような不明朗な政治情勢を背景として、私は敢て弱体内閣と言いますが、このような弱体内閣において、國民外交を提唱されておる外相は、言われるごとき講話会議に対して、民族的な全般の大きな準備が本当にできるとお考えになつておられるかどうか。講話会議を迎えるに当つて我々がなさねばならないところの問題は沢山あるわけであります。
第一点は、現在のごとき弱体内閣を以て果して來るべき講話会議に臨み得るかというお尋ねであります。
講話会議の終了によつて、われわれは一日も早く独立の國になりたい。政府はこれに向つていろいろな御努力をなさつておらるることとは思いますけれども、その時期、その場所等についてのお見透しがあるかどうか、願わくばこれをお聽かせ願いたい。 以上をもちまして、私は政府に対する質問並びに私の希望を申し述べた次第であります。(拍手) 〔國務大臣片山哲君登壇〕
かくのごとく、あらゆる方面に対する食糧増産の必要な手段と対策を推進しまして、できるだけ輸入食糧を最小限度に食い止めると同時に、いま一つ、われわれはかくのごとき大きな不足は來しますけれども、しかしながら、われわれの國内体制の整備いかんによつて講話会議が開かれますし、講和会議が開かれた後における世界の食糧事情とにらみ合わして、少くともわれわれは南方の米を内地に輸入するような対策を考えてみる。
最後に申上げたいことは、今日の日本の現状において、この経済を建て直し、この窮迫せるどん底の欠乏状態の中から起ち上り、新しき講話会議を控え、來るべき激化していく國際情勢を考えて、すなわち講和会議と経済危局からの脱却と、來るべき國際情勢の変化に備えて、この難局を切抜けるためには、全國民一致の協力的態勢が必要であると信ずるのであります。わが國の現状は、未だ労農独裁革命が完成いたしておりません。