1952-11-27 第15回国会 参議院 外務委員会 第2号
○高良とみ君 これは講和批准の問題とどういう関係にあるのか、従つてこれはインドネシアにおいても、講和批准に先んじてそれがこちら側は予定しても、実行できる可能性はあるのかどうか。
○高良とみ君 これは講和批准の問題とどういう関係にあるのか、従つてこれはインドネシアにおいても、講和批准に先んじてそれがこちら側は予定しても、実行できる可能性はあるのかどうか。
講和の批准につきましても、現在の極東の諸国というものは、講和批准に対して好意を持つていない。日本は今極東の孤児になりつつあるということは、もはや明らかな事実であります。
(拍手)現にブラッドレーは、行政協定が対日講和批准より遅れるならば朝鮮の作戦に重大な支障を来すであろうと、アメリカ上院において証言しておるではありませんか。すなわち、今日の行政協定は、アメリカ帝国主義のアジア侵略計画の一環として、吉田政府が日本をアメリカに売り渡した身売り証文であると断ぜざるを得ないと思うのであります。(拍手)この点に対する政府の見解を求めます。
あなたを前にして変な質問をするようですが、外為委員会というのは、大体占領下において、向うの方が外貨を掌握するためにあつた制度であつて、講和批准後はもうなくなつてもよいのではないかと思いますが、その辺はどうですか。
池田大蔵大臣も最初は楽観論を言つていましたが、講和批准後において、日本経済はこれは重大である、こういうことを言い出している。(「だましておる」と呼ぶ者あり)そうしてドツジさんが訪日し、ラスクさんが参り、或いは又バークレー副大領が来朝し、そうしてダレスさんもやがて参る。そのたびに、これまで行われた楽観論がだんだんに覆えされておる。
新聞に伝えられているように先生が講和批准の日にこういうものを発表する、而も、個人の意見として発表するとおつしやつておられるようでありますが、これはそれだけのことを伺いますとどうも純粋の個人の意見でありながら、同時に直ぐに相当な指導的効果を持つような方法をとられるようであります。
が、特に又千島と相対しておる根室地方の人たちが、これは自分たちの死活に関するような大問題として非常な熱意を持つてこれを望んでおるような次第でありますからして、勿論条約においては何ともこれは今のところ手は付けられんことを皆承知しておるのでありますけれども、とにかくこれは御承知のように歴史的にも千島の南のほうは我が国に属しておつたということは明らかなことでありますので、何とかして政府におきましても、講和批准後
それは講和批准発効後、例えば二月にお説のように発効されるだろうという推定であるならば、二月以降、通常国会のまだ期日は一カ月余りもあるのでありまして、そういつた場合においても是非組もうという熱意があるのかどうか。
從つて今回の補正予算の性格を先ず判断し、その目途とするところをお質しするについては、やはり講和批准発効というものに目安を大蔵大臣はどのように置いて、そうしてその見解の下に補正予算を組んだのかどうかということをお尋ねしたいのであります。
マ・ラインは講和批准後撤廃されるが、北洋への進出はソ連の関係で、日ソの協定に属することだ。またアメリカはソ連の公海十二海里説は承認しない」。こうなつておる。それから冨永委員長の帰国談には、「資材豊富に感心」という題で、「国会を代表して米水産事情を視察中だつた富永衆院水産委員長は、六日深更羽田着で帰国、七日から日米加漁業会議の顧問として加わつたが、米水産界の事情を次のように語つた。
しかしながら冒頭に申し上げましたように、今や平和回復、講和批准後において、外国の大使も、あるいはそれ以上の使臣も迎えねばならないわが国が、宮内庁の古庁舎の一部を修理補修して間に合せるというようなことは、これは一を知つて二を知らざるものである。
講和批准を前にいたしまして、日本漁業が特にとやかくの批判を受けているときにおきまして、このような違反は簡単に片づけてしまうべき問題ではないと考えるものであります。