1951-03-30 第10回国会 衆議院 厚生委員会 第21号
よつて深き人道精神に立脚し又講和受入態勢の急速整備の要ある情況を勘案しここに、決意を新たにして、これら戦歿者の遺族、戦傷病者皮び留守家族に対し、国家保障を断乎として早急に確立することを期する。政府も又、この国民の強さ要望に応え、諸般の施政について格段の努力を払うべきである。 右決議する。
よつて深き人道精神に立脚し又講和受入態勢の急速整備の要ある情況を勘案しここに、決意を新たにして、これら戦歿者の遺族、戦傷病者皮び留守家族に対し、国家保障を断乎として早急に確立することを期する。政府も又、この国民の強さ要望に応え、諸般の施政について格段の努力を払うべきである。 右決議する。
というのは、やはりこの決議文にも載つておりますが、講和受入態勢の急速整備、こういうときになると、高度の愛国心が必要である。言葉はなるほどそのまま受入れれば、すなおにとつていいのかもしれませんが、ただ現在自由党並びに吉田内閣が考えておる講和というものは、単独講和である。そうして盛んに日本の自衛権というようなことが問題になり、また再軍備ということが問題になつている。
よつて本院は講和受入態勢の急速整備の要ある状況にかんがみ、ここに決意を新たにし、これら戰歿者の遺族、戦傷病者及び留守家族に対し、新たなる見地から早急に国家補償を確立し断固として実施することを期する。 政府もまた、この国民の強き要望に答え、諸般の施政につき格段の努力を拂うべきである。 右決議する。
よつて講和受入態勢の急速整備の要ある状況に鑑み、ここに決意を新たにし、これら戦没者の遺族戦傷病者及び留守家族に対し、新たなる見地から国家補償を断乎として早急に確立実施することを期する。 政府も又この国民の強き要望に応え、諸般の施政につき格段の努力を払うべきである。 右決議する。
本予算案に対して我々の最も危惧するところは、第一に、国際情勢の緊迫化によるところの政治的要請並びに講和受入態勢等に果してよく適合し得るか否かという点であります。第二は、国際政局の激変による国外物価の騰貴、及びこれに基く国内物価の上昇等が、この予算案編成成当時の予算単価との間に相当大幅な開きを生じ、それがために施行上重大な支障を来さないかといろ点であります。