1971-01-29 第65回国会 衆議院 予算委員会 第2号
この中で西村熊雄さん——西村熊雄さんとは、サンフランシスコ平和条約当時の条約局長で、講和全権の随員をなさっておった。このサンフランシスコ平和条約の吉田さんのブレーンだったともいわれておるような方だというように私は聞いております。この方が一九六一年に、この日中国交回復という問題が、いまから十年前でございますが、非常に高まってきたそのときに論文を載せているんですがね。
この中で西村熊雄さん——西村熊雄さんとは、サンフランシスコ平和条約当時の条約局長で、講和全権の随員をなさっておった。このサンフランシスコ平和条約の吉田さんのブレーンだったともいわれておるような方だというように私は聞いております。この方が一九六一年に、この日中国交回復という問題が、いまから十年前でございますが、非常に高まってきたそのときに論文を載せているんですがね。
○成瀬幡治君 講和全権大使の吉田茂さんにひとつ来てもらって、なぜこうなったか聞いてみたい。この問題に対して、国民として一度ぐらい意思表示を国会を通してされる必要があると思う。そういう機会を与えなければいかぬと思うのですが、委員長、ひとつ計らって下さい。
同君は去る第十回国会以来数回に及び本経済安定委員会の委員であられ、昨年九月には米国、サンフランシスコにおきまして開催されました対日平和会議に、講和全権代理として大いに活躍されましたことは、諸君も御承知の通りであります。
(拍手) 昨年九月、講和全権委員代理として晴れの舞台に列し、その政治生活に光彩を加えら九たことは御承知の通りてありまして、日本の将来について深く思いをいたすところのあつた君の胸中、まことに感慨無量なるものがあつたと存するのであります。今や独立の日を目前に整え、しかも国事のますます多端なるときに際し、なお将来に期待するところあつた君の計報に接しましたことは、まことに痛恨にたえません。
講和全権として参つたのであります。
○佐々木良作君 私は、昨年の夏、吉田総理大臣が講和全権としてサンフランシスコ会議に乗込むに当りまして、当時予想されました平和、安保両條約の内容から、條約締結後日本の置かれるべき運命につきまして、特に次の二つの点を強調してその善処を要望しておきました。即ちその第一は、将来日本が西欧諸国のアジアにおける防波堤となりまして、いわゆるアジアの孤兒になるかも知れないという危険についてでありました。
この経過につきましては、第十一臨時国会、講和全権に関連する国会におまして、総理の演説の中にもその趣旨をお述べになつておられます。御記憶のことと存じます。
というわけは、先般講和全権として池田さんその他が行かれましたときの日本経済自立計画というものを見まするに、電源開発に対する外資導入のための一つの経済自立計画といたしまして、二十九年度までに鉱工業生産一九六・二%と私が記憶する総合計画をお持ちになつたと見ておるのであります。
また第十一国会におきまして、詳しい討論はなかつたようでありますけれども、講和全権の承認を受けるための国会におきまして、大蔵大臣等の発言がこの点に若干及んだものだと、私は記憶いたしております。
私は講和全権が出発されるに先だちまして、漁業協定について水産議員連盟を代表いたしまして、吉田全権に書面を出してあります。この書面の要項は時間の関係上省きまするが、政府においては十分参酌をしていただいて、そうして善処されることを特に望むものであります。また公海の漁業権に対しては平等でなければならぬ、片務的な協約であつてはいかぬということを特に私は要望するものであります。
○長島銀藏君 遺族援護の問題につきましては、この間ラジオのニュースに乗つて来まして講和全権の英国のモリソン氏から、戦歿者並びにその遺族に対しては深甚な敬意を払わなければならないというようなことをまあ私ども聞きまして、非常に講和会議におきましても、ああいつた問題が取上げられておる、かように考えまして心嬉しく思つたわけでありますが、又この九月十日には文部次官並びに援護庁次長の書簡によりまして、戦歿者の葬祭
昭和二十六年八月十八日(土曜日) 議事日程 第三号 午後一時開議 第一 講和全権委員任命につき国会法第三十九條の規定により議決を求めるの件 第二 運輸審議会委員任命につき事後承認の件 第三 商品取引所審議会委員任命につき事後承認の件 第四 日本銀行政策委員会委員任命につき同意の件 第五 公正取引委員会委員任命につき同意の件 第六 鉄道建設審議会委員指名の件 ——————
○議長(林讓治君) 内閣から、講和全権委員代理に衆議員議員松本六太郎君、同吉武惠市君、参議院議員大野木秀次郎君、同伊達源一郎君、同鬼丸義齊君を任命するため議決を得たいとの申出がありました。右申出の通り決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
内閣から、講和全権委員に衆議院議員星島二郎君、参議院議員徳川宗敬君、衆議院議員苫米地義三君を任命するため議決を得たいとの申出がありました。右申出の通り決するに賛成の諸君の起立を求めます。(発言する者多し) 〔賛成者起立〕
先ず講和全権委員の任命につき国会の議決を求めるの件(二件)を問題に供します。衆議院議員星島二郎君、同苫米地義三君、参議院議員徳川宗敬君が講和全権委員に就くことに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立者多数〕
○議長(佐藤尚武君) 次に、講和全権委員代理の任命につき国会の議決を求めるの件(二件)を問題に供します。衆議院議員松本六太郎君、同吉武惠市君、参議院議員大野木秀次郎君、同伊達源一郎君、同鬼丸義齊君が講和全権委員代理に就くことに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立者多数〕
○議長(佐藤尚武君) この際、日程に追加して、講和全権委員の任命につき国会の議決を求めるの件(二件)及び講和全権委員代理の任命につき国会の議決を求めるの件(二件)、以上四件を一括して議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
先ず講和全権委員の任命につき国会の議決を求めるの件、昨日に引続きまして質疑をいたします。先ず通告順によりまして許可いたします。吉田法晴君。
昭和二十六年八月十八日(土曜日) 午後三時三十三分開会 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○講和全権委員の任命につき国会の議 決を求めるの件 —————————————
それで国会法三十九条の講和全権委員の任命を議決するかどうかという問題になるのであります。そこで講和全権委員の定義は何かということになります。今のあなたのお話では、講和全権委員というのは、講和条約に調印する全権であるというふうに考えておられますが、講和全権委員というのは、講和条約に関連のある事項についての文書に調印ができる建前になつておる。
それでは講和全権委員の任命につき国会の議決を求めるの件、並びに講和全権委員代理の任命につき国会の議決を求めるの件、右二件について採決をいたします。 内閣総理大臣の要求通り議決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 (挙手者多数〕
○事務総長(近藤英明君) 只今内閣総理大臣から本院議長に対しまして、講和全権委員として苫米地義三君、それから講和全権委員代理といたしまして鬼丸義齊君、右両名をおのおの任命につき追加承認を求めて参られました。よつて本件につきまして御審議を願います。
○鈴木恭一君 自由党といたしましては、只今提案せられました講和全権委員並びに講和全権委員代理の任命について国会の承認議決を求めるの件、提案せられました方々を承認議決することに異議ございません。
○委員長(山田佐一君) 次に講和全権委員の任命につき国会の議決を求むる件の取扱に関する件を議題に供します。 只今理事会を開きまして、議長のほうから仰せになれば、この審議の主体は当運営委員会でやるということで理事会の意見は一致しました。
例えば講和全権委員の任命承認等がありますが、そういうようなものが終りまして、そしてすべて終了した後にこれをやつてもらう、こういうようなやり方をしたほうがい六と思います。
○委員長(山田佐一君) 次に講和全権委員の任命でありまするが、まだ只今のところ合同審査の申入れも何も正式にありませんが、幸いに官房長官がお見えになつておりまするから、そういうことを聞いて見まするか、もう少し経つてあとで聞いて見まするか、どちらにいたしましようか。
これでは私は本当の講和全権として送り或いは講和会議に臨むところの日本人の資格について、若し疑われた場合に、答える術がないような気がするわけであります。この臨時国会を通じて、或いはこの段階におきまして、今の講和論議に対するところの政府の態度について十分に一つお考えを願いたい。これに対する政府の、総理の御所見を伺いたいと思います。
(拍手) さらに第六点は、講和全権選任にあたつて政府のとりました態度であります。従来吉田内閣は、講和会議はわが自由党内閣の手で、ということをスローガンとして対処して参つたのであります。それは昨年、参議院議員の選挙当時、苫米地民主党最高委員長が東北地方遊説中、超党派外交を提唱したところが、吉田総理は、苫米地氏に何がわかるか、勉強して来いと放言をされたのであります。
まして今度の講和問題が起りまして、講和全権が行かれたのちは直ちにこの日本の経済というものが一番重点的に大きな問題が起つて来るのじやないか。