1951-10-22 第12回国会 衆議院 電気通信委員会 第1号
最後に、先般サンフランシスコで開催されました対日講和会議関係の国際通信につきましては、施設及び運用面におきまして、慎重な準備を行いました結果、取扱い数量が多数に上つたのでありましたが、円滑に疏通できましたことを御報告いたします。
最後に、先般サンフランシスコで開催されました対日講和会議関係の国際通信につきましては、施設及び運用面におきまして、慎重な準備を行いました結果、取扱い数量が多数に上つたのでありましたが、円滑に疏通できましたことを御報告いたします。
またもとより講和会議関係その他の関係については、共産党は別として、ほかの政党においては、そう見解の相違はないというふうに私どもは考えておりますから、レフェレンダムとか、あるいは特別な総選挙を用いなくてもよろしいということを、吉田兼攝外務大臣は申しておる次第でありまして、しいて反対するほどのことはございませんが、政府の所見は今申した通りであります。
従いまして問題の内容は大体二つに分れまして、一つは講和会議関係の問題を議する場合に、総理は直ぐ軽々にこれを言うて呉れるな、こういうふうにお話になるわけです。ところがこの軽々にということは、これは主観的な問題です。軽いか、重いかということは主観的な問題です。むしろその又逆に、講和会議が始まつても、我々はポツダム宣言に基いて無條件降服したんだから、こつちから或る條件を云々するということはできない。