1959-03-27 第31回国会 衆議院 本会議 第31号
しかるに、自動車業者等の負担する揮発油税等は、年年増税して、高率な負担と化しているにもかかわらず、今回、さらに財政上の一方的な考え方から大幅な増税を行うことは、減税公約、あるいは中小企業育成等の諾政策に矛盾するもはなはだしいものであって、私は、恥知らずの増税というよりほかはないと痛感をいたすのであります。
しかるに、自動車業者等の負担する揮発油税等は、年年増税して、高率な負担と化しているにもかかわらず、今回、さらに財政上の一方的な考え方から大幅な増税を行うことは、減税公約、あるいは中小企業育成等の諾政策に矛盾するもはなはだしいものであって、私は、恥知らずの増税というよりほかはないと痛感をいたすのであります。
これは、ことごとくが一貫したる政府の憲法を無視して再軍備を強行せんとする反動諾政策の合法化と、アメリカの合法的内政干渉の道を開くための立法以外の何ものでもありません。(拍手) しかるに、政府は、これはあくまで今回アメリカから供与される武器の秘密を保持するための最小限度の必要悪であると言つております。
従いまして今の中小企業のままで、このまま無制限に拡大して行くような形におけるところの金融処置も、あるいは政府当局の諾政策におきましても、中小企業には計画的な、ある一定の統制を持した中小企業の安定化をはかることは困難かと存ずるのであります。