1947-11-14 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第24号 しかるに戦時中舞鶴市は御存じの通り軍港の所在地でありましたので、周圍の諸山連峯における山林を伐採し、多數の軍治施設の急造等により、山の様相は悪化し、降雨ごとに沿岸の洗堀浸蝕はなはだしく、河状再び荒廢を來し、殊に昭和二十年、二十一年の出水によりまして、河状さらに荒廢致しました。一度豪雨に際會せんか、山崩れとともに大洪水を惹起して慘禍の及ぶところ甚大にして、まことに憂慮にたえない現状であります。 大石ヨシエ