1947-07-30 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第7号
從いまして今後政府全體といたしまして、政府の行政遂行の上における諮問機關といつたような形のものに衆議院、參議院の方々に御參畫を願うかどうかということは、議會對政府の問題で、いずれ決定されることだらうと思つております。ただ現在の鐵道會議におきましては、御承知のごとく鐵道敷設法によりまして、新線の建設、路線の變更は鐵道會議の諮詢を受くべしという敷設法の條項がございます。
從いまして今後政府全體といたしまして、政府の行政遂行の上における諮問機關といつたような形のものに衆議院、參議院の方々に御參畫を願うかどうかということは、議會對政府の問題で、いずれ決定されることだらうと思つております。ただ現在の鐵道會議におきましては、御承知のごとく鐵道敷設法によりまして、新線の建設、路線の變更は鐵道會議の諮詢を受くべしという敷設法の條項がございます。
○田中(源)政府委員 鐵道の行政はなかなかむづかしゆうございまして、現在におきましては日本のエキスパートに集まつていただいて、そうして一つの運輸行政の上におきまする諮問機關として、これにいろいろのサジエストを得てやつていくということが適當であろう。現在の鐵道會議と言いますものは、私は日本の鐵道行政の上において相當貢獻されてきておる、こう考える。
鐵道敷設法第四條によりますと、鐵道會議の議にかけて云々とありますが、これは法律を改正すればいいのでありますから、ぜひ鐵道會議という官制によるいわゆる諮問機關はこれをやめていただきたい。つまり官制による諮問機關はやめていただいて鐵道當局が事務的の専門委員會を非公式におつくりになつた方が民主主義的であろう。かように考えている一人であります。