1975-03-20 第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号
最近いろいろの経済論策を私も目を通しておりますけれども、このくらいまとまって御提案をいただいておるものは余りない、そういう点は私は党派を超えて、またイデオロギーを超えて評価をいたしております。
最近いろいろの経済論策を私も目を通しておりますけれども、このくらいまとまって御提案をいただいておるものは余りない、そういう点は私は党派を超えて、またイデオロギーを超えて評価をいたしております。
それでこの問題につきまして、皆さんの見解と全く対蹠的な食糧、人口問題の展望が提起されておるという事情について、これは大臣は読まれてないかもしれないが、下河辺君は読んでおられるかもしれないので、そういうような提案が現実に科学者の中から、しかも天下に公開して、中央公論やその他に論策を出しておるということについて、どういうこれを打ち消す根拠——これは人口問題研究所がこういっておるとかなんとかではなしに、この
いろいろそれぞれと論策があるようでありまするけれども、大体いまの姿勢の方向だけでも明らかにしておきたいと思うのですが、これはいかがでありましょう。この二点。
こういうことになると、立法考査局内部でいろいろ問題があるし、その辺の、私もまあさっき申しましたように、栄達と昇進の機会が少いのですから、大いに力量のある人は著作もよかろうし、論策を発表されるのもいいと思いますが、仕事の繁閑によって、一方は国会の要請によって答えなければならぬし、一方は比較的ひまで原稿料の入る、主として、出版、寄稿等がやれるというようなことになったりすると、なかなかここでいろいろな不満
○戸叶武君 ここで議論をしようとは思いませんがとにかく国民経済再建の中における自立経済は、食糧増産に重点を置かなければならないということは敗戦国の政治家はだれでも考えることで、第一次欧州大戦後におけるフォン・ゼークトのドイツ再建に対する論策もそれが重点であったと思いますが、吉田内閣すらもやはり食糧増産というものに重点を相当置いたと思います。
大臣などの答弁を見てみましても、ほとんど総理大臣以下事務的な論議ばかりで、国の全体の方向づけをするような大論策が近年はほとんど聞かれなくなつてしまつた。議員もそうだし、受身に立つ行政部門の首脳部も大論策をやらなくなつて、事務的な専門的な論議ばかりが行われる。戦争前の代議士は、大風の日に砂をまくような実に空漠たる論議をしている人もあつたのです。