2005-04-12 第162回国会 参議院 環境委員会 第7号
しかしながら、ヨシ原等の水質浄化機能に着目した取組といたしましては、例えば琵琶湖や議員御地元の霞ケ浦、あるいは諏訪湖等におきまして水生植物群落の保護、修復や復元等の取組がなされているところでございます。先ほどの対象植物の省令指定の検討の際にも、このような事例を参考にしつつ検討してまいりたいというふうに考えております。
しかしながら、ヨシ原等の水質浄化機能に着目した取組といたしましては、例えば琵琶湖や議員御地元の霞ケ浦、あるいは諏訪湖等におきまして水生植物群落の保護、修復や復元等の取組がなされているところでございます。先ほどの対象植物の省令指定の検討の際にも、このような事例を参考にしつつ検討してまいりたいというふうに考えております。
それから、都道府県知事が指定を行う分でございますが、これは湖沼の全窒素、全燐にかかる環境基準が策定されました五十七年十二月以降、印旛沼、手賀沼、諏訪湖等十二湖沼についてただいまのところ類型指定が行われているところでございます。
全面施行されますと、今後は、まず第一に必要になりますのは、湖沼法に基づく湖沼の指定でございますが、この指定につきましては、琵琶湖、霞ケ浦、諏訪湖等十湖沼を一応念頭に置いていることは国会で御答弁申し上げたとおりでございまして、各府県ごとに取り組みの準備に若干早い遅いがございますので、指定は大体六十年度と六十一年度、二カ年にわたって行いたいというふうに考えております。
○佐竹政府委員 大体先生御指摘のとおりの運びになっていくわけでございますが、一応琵琶湖、霞ケ浦、諏訪湖等十湖沼を挙げておりまして、児島湖もその中に入っているわけでございますが、湖沼ごとに、各都道府県で従来の蓄積等に差があるわけでございまして、準備の手続に若干遅い早いがございますが、児島湖につきましては、岡山県も、当然のことでございますが指定を申し出る意向を持っておるというふうに聞いておりまして、現在必要
ちなみに、諏訪湖等では下水道普及率が、流域下水道が既に稼動いたしまして普及率がたしか三〇%強まで進んでいるかと思いますが、その効果といたしましては、諏訪湖については近時少しずつではございますけれども、浄化の効果があらわれてきているというふうな報告を聞いておるわけでございます。
それから手賀沼は五十六ございまして、これも、し尿浄化槽が三二・九%、それから環境衛生業二一・四%、製造業二〇%、同じく諏訪湖等をとってみますと、今度はこれは五十トン以上排水しますのが百六十九ございますが、旅館業が四九・四、食品業が二〇・二ということでございまして、総じて申せますことは、旅館業、湖沼の周辺でございますのである程度御納得いただけるかと思いますが、あるいは食品業、食品は御案内のように中小企業
○竹内(勝)委員 琵琶湖、霞ヶ浦あるいは諏訪湖等で特定事業場に当たるもの、五十トン・パー・デー以上のものが幾つあるのか、それぞれの湖沼に出る排水の汚濁負荷量はどれくらいになるのか、そして、それはそれぞれ湖沼全体の何%になるのか、これをお答えください。
○国務大臣(原文兵衛君) 私は中海、宍道湖、その前に琵琶湖にも行きましたし、またその後諏訪湖等も視察に行きましたが、それはやっぱり日本の水質問題について、何といっても湖沼が一番汚濁が進み、ほかの水質の方は、水域の方はわりあいに少しずつは改善されてきているのだけれども、湖沼はむしろ改善されないで汚濁が進むと、このまま行ったらいま委員も言われるように湖沼が死んでしまうのじゃないかということに私ども非常にやっぱり
そこで、御質問の三次処理問題でございますが、この諏訪湖等の閉鎖性水域の富栄養化を防止するためには、窒素、燐等の富栄養塩を除去しなければならぬわけでございます。当諏訪湖に流入する富栄養塩の発生源は、生活排水、工場排水、農業排水あるいはこの諏訪湖の湖底の堆積物等多数考えられるわけでございまして、まずこれらの発生源別の負荷量を把握することが先決問題であるわけでございます。
このような実質的な総量規制の実施というものにつきましては、昭和五十年度には瀬戸内海のほか東京湾、伊勢湾、それから内陸部におきましては琵琶湖、霞ケ浦、諏訪湖等の主要な水域につきましては、実質的な総量規制を実施いたしたいというふうに考えております。
したがいまして、現在のままで放置しておきますると取り返しのつかないことになりまするから、私は琵琶湖は、全体の日本の湖としては、たとえば諏訪湖等に比べればそう悪くはないのでございますが、ああいうふうに、諏訪湖のようになってくると、もう収拾がつかないようになっておるのが現状でございます。
○岡安政府委員 おっしゃるとおり、湖につきましては、放置すれば富栄養化が進行いたしまして死の湖になるということはいわれておりますし、現に、琵琶湖ではなしに諏訪湖等につきましては非常に富栄養化が進んで、このまま放置すればまさに死の湖になるというような現状でございます。
特に霞ケ浦、諏訪湖等においても非常に富栄養化というものがやはり進んでいるわけです。こういう点、おもなところを、もちろん全部を調査するわけですが、もう早急に全力をあげてやっていただかないと、一千万の人が水を飲んでいるわけですよ。瀬戸内海もこれはもう最大に重点の問題です。私はあのレポートにさっと目を通しましたけれども、正直に申し上げてまだまだ原因究明において甘いように思います。
これに対して現在私どもがやっておりますのは、たとえば最近、印旛沼、手賀沼、あるいは諏訪湖等について基準を定めましたが、要するに、こういう湖に燐、窒素等を含む排水を、食品工業とか、あるいは一般家庭汚水、これは下水でございますが、屎尿処理施設、こういうものについての排水の規制をいたしまして、そうして汚濁の進行を防止し、さらに規制をしていく、減少さしていく、こういう措置をやっておるわけでございます。
たとえば、先般も、諏訪湖等におきまして、これは別に水質保全法の指定地域ではございませんが、行く行くこれに準ずる地域というようなことで、その対象にもなるというふうな質疑が国会でもなされておるわけでございます。