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39件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2004-04-21 第159回国会 衆議院 法務委員会 第17号

辻委員 ただ、諏訪メモは、そういう存在は全くわからなかったわけです。検察の方が隠していたわけじゃないですか。死刑判決が出た後にようやく何かの拍子であらわれて、それが日の目を見て、それで命が救われたという案件なんですよ。  だから、今おっしゃったように、まず、この三百十六条の十五の一号の「証拠物」にメモは当たるというふうに言えるかもしれない。

辻惠

2004-04-21 第159回国会 衆議院 法務委員会 第17号

松川事件は、結局のところ、死刑判決が出たけれども、最終的に最高裁判所でひっくり返って無罪になったわけでありますが、その重要なターニングポイントになったのが諏訪メモだと言われております。  つまり、諏訪メモと言われるようなものが今回の刑事訴訟法の改正の三百十六条の十五の類型に当たるということで出てくる余地があるのかどうなのか、この点はどうですか。

辻惠

2004-04-14 第159回国会 衆議院 法務委員会 第14号

それで、今例示的に挙げられた、後で証拠が出てきたような場合とおっしゃったけれども、例えばこれは、松川裁判諏訪メモが後で出てきて、死刑判決がひっくり返ったということがありますけれども、例えばそういうような事例以外に、後で証拠が見つかった以外に、どういう場合がこのやむを得ない事由だというふうに現時点でお考えなんですか。

辻惠

2004-03-19 第159回国会 参議院 予算委員会 第13号

例えば諏訪メモといった被告人アリバイ証明する第三者のメモ帳検察側によって秘匿されていたと、それが証拠が出てきたと。いずれ四つのケースも隠されていた証拠が出てきたことによって無罪となっています。証拠が出てこなければ無罪証明ができない、ここがポイントです。  諸外国の立法例ですと、たくさんの誤判事件を契機に改善をしています。

福島瑞穂

2004-02-19 第159回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第1号

○辻小委員 冤罪事件でつとに有名な松川裁判なんかを見ますと、結局諏訪メモというのが最後に出てきて、それで死刑判決が覆ったということがあると思います。そういう意味におきまして、準備手続の中ですべて証拠を出さなければ、後は原則として認めないというのは、非常に問題があるのではないかというふうに考えているということを述べさせていただきたいと思います。  

辻惠

1988-03-29 第112回国会 衆議院 法務委員会 第6号

松川事件諏訪メモなんかは一番有名であります。  私は、時間がありませんので特に申し上げたいのは、国家賠償法によって刑事補償で足りない点を補うことができるから云々という議論をなす人がありますが、それは事実上、全く誤っているということなのであります。国家賠償法は、実際の適用において正当に機能しておりません。無罪になった人々の多くは、今や国家賠償法による補償を求めようとしないのです。なぜか。

後藤昌次郎

1978-03-22 第84回国会 衆議院 法務委員会 第9号

○正森委員 証人を隠すなどというようなことはあり得るはずがない、こういうことを河上公安課長が言いますので、それは言葉どおり信じたいのですけれども、しかし、言葉はいけませんが、警察検察には前科がありまして、松川事件のときに諏訪メモを長い間お隠しになって、そのために被告側がえらい困ったということがあります。

正森成二

1978-02-17 第84回国会 衆議院 法務委員会 第4号

検察官諏訪メモを持っておった、出さなかったじゃないですか。そうでしょう。公益を守り、真実を追求するはずの検察官の方で諏訪メモを持っておったけれども出さなかった、そして死刑を含む有罪判決がやられた。しかし、弁護人の活動でそれが発見され、そしてついにあれは無罪——、単に証拠不十分というのじゃなくて、むしろあれは犯人でない人が犯人につくり上げられてきた権力犯罪だったということにまでなった。

東中光雄

1976-05-19 第77回国会 衆議院 法務委員会 第13号

いま言われた諏訪メモもその一つでありますが、そういうことが言えると私は思うのです。松川事件につきましても、諏訪メモなり田中メモなり、あるいは木村泰司小尾史子の各供述書調書とか、あるいはレールの継ぎ目板とか東芝松川工場事故後の原簿だとか、こういう証拠検察側によって出されておらなかったのを、後で提出されて、そして最終審決の結論になっておるというように私は思うわけです。

和田貞夫

1976-05-19 第77回国会 衆議院 法務委員会 第13号

とか、そういうふうにその各号に当てはまるかどうかということを、それを確かめるためにある程度の事実の取り調べということはあり得るわけでございまして、よく言われている松川事件諏訪メモなんかを法廷へ顕出したというふうなああいう形の事実の取り調べはございます。しかし、検証だとか証人尋問だとかそういうことは、現在の訴訟法は予定していないと思います。

岡垣勲

1976-05-19 第77回国会 衆議院 法務委員会 第13号

ただし、たとえば有名な例は、例の松川事件などで諏訪メモというのが出ましたけれども、ああいうふうに、どういう事実があったかということを認定するためではなくて、その控訴審判決というものに問題があるかないかという点を考え程度で、そういうものを法廷に顕出する、要するに法廷に出す、そういう程度の事実調べ、それを事実審理と言えば、そういうことをする場合はあるわけでございます。

岡垣勲

1974-04-24 第72回国会 衆議院 法務委員会 第26号

どうもいよいよ無罪証拠が出てきそうになると、自分の手元にあるのをいい幸いに隠匿してしまうというような例はもういろいろの事件で暴露されておりますけれども、松川事件諏訪メモなどもその中の一つであったと思いますが、いずれにしても、一方の当事者が隠してしまうというようなことは、これは民事でもアンフェアだと思いますけれども、刑事事件で、権力を握っている国の代表者がそういうことをやっていいのかどうか、この点

青柳盛雄

1973-07-17 第71回国会 参議院 法務委員会 第16号

検察官によるこの種の証拠隠匿というものは、松川事件諏訪メモにもございました。先ほど佐々木委員からもお話がございましたけれども、この松川事件諏訪メモをはじめとして、全く枚挙にいとまがないといっても差しつかえないのであります。弁護人に対する検察官手持ち証拠開示を明確に保障すべきだろうと思うのでありますが、この点については、法務省最高裁、並びに佐々木委員にも意見を聞きたいと思います。

塚田大願

1973-07-17 第71回国会 参議院 法務委員会 第16号

なお、松川事件の場合におきましても、さような立場から証拠申請がなされたのでございまして、御指摘諏訪メモの関係でございますが、これにつきましては、弁護側は、諏訪メモを提出することをしたならば、被告人の一人でありました佐藤氏のアリバイが成立したであろうということを御主張なさっておるのでありまするが、検察官側は、諏訪メモを出さなくても、会社側証人の証言によりまして佐藤氏のアリバイは成立しないということが

安原美穂

1973-06-14 第71回国会 衆議院 決算委員会 第16号

つまり諏訪メモを隠しておったわけですね。あるいは白鳥事件における、幌見峠におけるぴかっと光ったたま、これはもう一年半も雪の土砂の中に埋まっておったたまがぴかぴかしておった。そういうものを要するに取り上げて、これは村上国治氏がここで鉄砲の試射をしたのだ、こういうでたらめな基礎の上に判決をした。この刑事裁判と同じようなのがこの日本文化住宅協会民事裁判の内容であります。

土橋一吉

1968-12-17 第60回国会 衆議院 法務委員会 第1号

いままでも、松川事件でも諏訪メモ問題がありました。青梅事件でも国鉄の事故点検簿というものがありまして、いずれも弁護団物的証拠として出されたものであります。無罪のための大きなきめ手となるような証拠となっておる。こういうような被告に有利な証拠、そういうものが、検察官の手によって確定されるまで隠されておる。こういう問題について、やはり考えなくちゃいかぬのではないか

松本善明

1968-12-17 第60回国会 衆議院 法務委員会 第1号

ただ、具体的な案件におきまして、ただいまおあげになりましたように、諏訪メモでありますとか、あるいは白鳥事件におけるいまの鑑定のお話なんかが出ましたけれども、具体的な案件の、その場合に出たものが、はたしてほんとうに担当検察官被告人に有利だと思われるものを故意に隠しておった、こういうふうに事実の認定がなされた、いまそういうふうな御主張があったように思いまするけれども、私はそういう認定については多少意見

川井英良

1968-04-05 第58回国会 衆議院 法務委員会 第18号

もう一つは、諏訪メモなる新しい証拠検事が隠しておった。それが最高裁で発見せられまして、それがきっかけで全証拠がくずれてきた。相手がいずれも共産党員であり、労働組合員、非常に共通な点があります。青梅事件もまた、相手共産党員社会党員労働組合員、しかも一人の人間の自白をもとにして大検挙が行なわれ、そしてしかも運転日誌という鉄道に備えつけている重要な日誌が、故意か過失かそのまま埋もれておった。

猪俣浩三

1968-04-05 第58回国会 衆議院 法務委員会 第18号

それからもう一つ検事証拠開示の問題がありますが、これも今回、さっき言ったように諏訪メモが出なかったと同じように有力な証拠を出さなかった、運転日誌というものを出さなかった、こういうところにも、この事件全体がぐらつく根底をなしておる。これはいつも問題になっておるのですが、検事自分手持ち都合のいいものは出し、自分都合の悪いものは隠してしまう。検事公益代表者なんです。

猪俣浩三

1966-02-26 第51回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号

下山事件出したこと、松川事件出したこと、こういうことはその証明として、もう時効にかかった過去のことだから、差しつかえなく大臣がお考えをお述べになることができると思って、わざわざ下山事件松川事件とこの事実を——一つは、たった諏訪メモが出たことによって、二十何人かの人が全員無罪になる、こういうような、まるでどんでん返しのようなことが、たった一本の諏訪メモそのときに東芝委員長が合議に出ていない、そういうようなことが

神近市子

1964-04-10 第46回国会 衆議院 法務委員会 第25号

検察官の態度として、たとえば松川事件における諏訪メモの問題のごとく、その後もしばしばあらわれることでありますが、一体検察官のあり方として、こういうかえ玉証人までこしらえて証拠を提出するという、手段を選ばぬというようなことについて、法務省としてはいかがお考えでございますか。また将来に対する指導方針なんかについてもいかがお考えになりますか。

細迫兼光

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